20代で退職は早い?退職することのメリットやデメリット

長い就職活動を経て、ようやく入社できた希望の会社。

たくさん仕事をこなして、早く出世する!と強い気持ちを持って入ったものの、仕事を初めて見ると、想像していたよりも仕事内容が地味でやりがいを感じない…。

与えられた仕事をこなすことができずに、上司に怒られてばっかり…。

入社前にもっていたやる気はいつの間にか消えてしまって、残ったのは退職してしまおうかという気持ち。

「まだ20代だし、退職をするのは早いかな。」
「同世代の20代はどのくらい退職していっているのだろうか。」

退職を考えている方の中には、同世代の退職事情が気になりますよね。

20代の退職状況

2015年に厚生労働省が発表した調査結果によると、新卒社員の3年以内の退職率は31,8%ということになりました

ので、新卒社員の約3人に1人が辞めているという結果になりました。

この数字を見ていかがですか?ほとんどの人が、以外にも退職をしている人が多いなと感じたと思います。

一昔前では、一度入った会社には定年まで勤める「終身雇用」が当たり前の時代でしたが、現代では転職をすることが当たり前の時代になってきています。

そのため、20代の退職者は年々増えてきているのが現状です。

なぜ、20代の若者は退職してしまうのでしょうか?退職理由を見ていきたいと思います。

退職している人の理由は?

給料が低い

職種によりますが、中には、仕事の内容がハードであったり、拘束時間が長い職種があり、自分が働いた分に対して、貰える給料に不満が募り退職をする人が最も多いです。

時給に換算したら、時給1000円もいかないなんて人もいます。

やはり、生きていくうえでお金は必要不可欠なものですので、仕事をする上で給与を重視しる人は多いようです。

仕事にやりがいを感じられない

仕事をしていて良かった、仕事が楽しいと思えるやりがいは、仕事をしていくうえで重要なものになります。

想像していた仕事よりもはるかに地味な仕事を与えられたり、雑務ばかりを押し付けられて、するべき仕事に取りかかることが出来ない、などのギャップに耐えられずに、仕事を辞めていく人も多いです。

そのような人は、自分自身を過大評価しすぎている傾向があります。入社してから何年も経過していない、経験の浅い若者に需要な仕事を与えられることはかなり稀です。

それを理解せずに、早めに見切りをつけて退職してしまうようです。

現在の会社の未来に不安を感じた

会社の経営不振などによって、月収が下がったり、ボーナスを削減されたり、会社の未来に不安を感じて退職をしている人もいます。

人間関係に問題があった

上司が理不尽な要求ばかりしてきたり、パワハラに近いようなことをしてくるために、上司との関係が良好ではない人や、同期や職場仲間などとの意見が合わない、関係が悪いなどと職場での人芸関係に悩んでいる20代も多いです。

仕事をしていく中で、職場内の人間関係は非常に大切なものです。

人間関係が構築できないと、社内の居心地が悪くなってしまいますし、それによってストレスが溜まってしまうこともあります。

20代で退職するメリット3つ

次に、20代で退職することにメリットはあるのか?説明していきます。

第二新卒扱いで第二の仕事をスタート出来る。

第二新卒とは、学校を卒業してから1~3年の内に転職活動をしている人を指す言葉で、25歳くらいまでが対象になり、新卒採用と変わらない待遇で採用をしてくれることが出来ます。

第二新卒者は、経験や職歴よりも、人柄や成長率を企業側は重要視します。

新しい職種でスキルや知識を身に付けることが出来る。

早期の転職であれば、前の職場にはなかった新しいスキルや知識を習得することが出来ます。

転職をする年齢が遅くなれば遅くなるほど、知識の吸収率は低くなり、成長速度も遅くなります。

現在の職種では、将来的に活かすことの出来る技術を身に付けることが出来ないという思いを抱えており、新しいスキルを身に付けたいという思いがある人には、思い切って退職してしまうのも一つの手かもしれません。

20代後半であれば経験を活かすことが出来る

20代の前半に比べて、20代の後半になると、社会人としてのスキルや、今までの経歴を生かして転職活動をすることができ、「即戦力」として迎えてくれる企業も多いです。

しかし、企業の求める「即戦力」のレベルは高いですので、上手くアピールをすることが需要です。

抽象的な表現でアピールをするよりも、売り上げ達成数や達成金額など、具体的な数字を挙げてアピールすると、企業側の目に留まりやすいです。

20代で退職をするデメリット4つ

ここからはデメリットを挙げていきたいと思います

知識やスキルを身に付けられない

現在の仕事と退職して、次に就こうと思っている職種が同業種であればあまり問題はありあませんが、異業種となると、今まで培ってきた能力が、次の仕事では活かすことが出来ません。

嫌なことや大変な仕事でも我慢して、忍耐強く仕事を続けている人に比べると、退職をしてしまう人は、仕事上の能力を身に付けづらいです。

収入や昇進が遅れてしまう可能性がある

まだ年が若く、経験が浅い社会人であれば、役職についていることはないかもしれませんが、20代の後半となると出世が早い人は、何かしらの役職を与えられている人が多いです。

現在の職を退職するとなると、今の役職を失うことになります。

また、退職をして新しい職に就いたとしても、今の職場でもらっている給与よりももらえるかというと、一概には言い切れません。

在籍期間が短すぎると企業からの印象が良くない

あなたが面接をする立場だとして、面接をする相手の履歴書に前の職場での在籍期間が、2か月間とか5か月間と書かれていたらどう思いますか?

「忍耐力が無いかもしれないので、すぐに辞めてしまうだろう。」

「人間性に何かしらの問題があるかもしれない。」などと疑問を持つと思います。

あなたが疑問を持つということは、採用のプロである面接官は100%疑問を持ちます。

退職理由に明確な理由があれば、問題はありませんが、退職理由が不明瞭であると企業側はあなたに対して良い印象を持ちません。

在籍期間が短い人は、しっかりとした理由を考えましょう。

退職金を貰えない

仕事を対処すると、通常であれば退職金を受け取ることが出来ます。

しかし、退職金を受け取るには条件があり、会社によって条件は異なりますが、大まかに3年以上会社に在籍することが条件の会社が比較的多いです。

退職を考えている方、ちょっと待って!

今現在で退職を考えている人がいたら、退職に踏み切らず少し冷静になって考えてみてください。

継続は力なり!という言葉もあるように我慢して続けることは能力です

仕事をしている人であれば、ほぼすべての人が退職を考えます。

誰にでも、つらい時期や辞めたい時期が存在して、その時期を耐え忍んでいる人がたくさんいます。

「継続は力なり」という言葉があるように、辛くてやめたい時期が訪れても、ぐっと堪えて継続することは、あなたにとってこれからの力になります。

入社から3年未満の方は、仕事内容の半分も理解できていません!

入社してから3年も経たずに仕事内容に不満があり退職してしまう方は、まだ仕事の半分も理解できずに、辞めてしまっているのと同様です。

「そんなことはない!ほとんど仕事は覚えたはず!」と思う方は、錯覚しているだけです。

会社の上司にあたる人たちを想像してみてください。

上司の中に歴が3年以内の人がいますか?恐らくいないはずです。

会社で出世するには、それなりの期間が必要なのです。

冷静になって今までを振り返ってみましょう

本当に今の会社が、自分にとってふさわしい会社ではないのか、退職をした方が自分にとってプラスと言えるのか、冷静になってもう一度考えてみてください。

退職ということに執着しすぎてしまい、会社の嫌な面ばかりに注目しすぎてしまっているかもしれません。

少し視野を広げてみると、会社の良い面も見えてくるはずです。

やる気に満ち溢れていた入社前の初心に帰ってみると見えてくるものも変わってくるはずです。それでも決心が変わらないようであれば、退職もひとつの手段かもしれません。