大企業に就職するには何が必要?大企業への就職を成功させる5つのポイント

大企業に就職するには何が必要?大企業への就職を成功させる5つのポイント

「就職するなら大企業」と考えている就活生は非常に多いようです。

大企業は毎年多くの新卒者を募集しているので、「そのうちの1人に選ばれるのはさほど難しくない」と考えていませんか?

最初に伝えておきますが、大企業への入社は狭き門です。

どんなに優秀な学生でも、偏差値の高い大学に通っていても、就活方法を間違えると採用されることはありません。

この記事では、

  1. 大企業への就職がどれほど難しいか
  2. 大企業へ就職できるのはどんな人たちか
  3. 大企業への就職を成功させる5つのポイント

について解説しています。

これから就活を始める学生さん、大企業に興味がある就活生はぜひ参考にして下さい。

大企業への就職は難しいのが現状

大企業の終身雇用は崩壊に向かっていますが、日本ではまだ多くの就活生に根強い人気を誇っています。

高収入・安定性・ネームバリュー 、どれをとっても魅力が多い大企業ですが、入社するのは容易ではありません。

どの業界の大企業も倍率が非常に高い

大前提として、大企業から内定をもらうのは、非常に難関だということを理解しておかなくてはいけません。

2020年卒の大手企業の大卒求人倍率は、何と0.42倍という厳しい数字でした。

1人の学生が何社も大企業を受けるので、競争率の高さが理解できると思います。

とくに難易度が高いといわれている業界がマスコミで、放送・新聞・広告業界が上位を占めます。

ついで商社やメーカーも人気が高く、倍率は100倍を超えるほどのハイレベルです。

一方で、従業員が300人未満の中小企業の求人倍率は8.62倍となっており、就職難易度は低い数値です。

大企業と違い、中小企業には応募者が集まらないという、深刻な人手不足に悩んでいます。

大企業へ就職している人に共通している特徴

大企業に就職している人には、どんな特徴があるのでしょうか?

その共通点を探ってみましょう。

有名な大学を卒業している

「大企業は一流大学でないと入社できない」ということはありません。

しかしこれは表向きで、実際には一流大学を筆頭に、有名大学の出身者が多く採用されています。

大企業は1人の募集枠に対して、全国から100人くらいの応募があるほど競争率が高いです。

100人全員を面接するわけにはいかないので、書類選考では大学名で選別されてしまいます。

中には出身高校をチェックする企業もありますので、「あのとき勉強しておけばよかった…」と後悔しないよう、早い段階から準備が必要です。

他の人とは異なる経験をしている

企業によっては何百人、何千人と応募者がいる中、人と違った経験をしている人や、特殊なスキルを持っている人は高く評価されます。

学生時代に評価された経験を持っている人は、しっかりアピールして自分を売り出しましょう。

たとえば、今の時代に英語ができる人は多いですが、中国語やフランス語ができる人はそれほど多くありません。

大企業では海外への転勤のチャンスも多く、グローバル展開している企業がほとんど。

高い語学力があれば、採用担当者に一目置かれます。

主体的に考えてすぐに行動する能力がある

大企業では、新しい分野への挑戦や新規事業の開発が日々進められています。

このような環境では、物事を主体的に考えてやり切る力が必要不可欠です。

就活生なら会社説明会やOB訪問、インターンシップなどに積極的に参加し、企業と深く関わることで行動力をアピールできます。

また学生時代に積極的に行動したこと、リーダーを務めた経験などがあれば、履歴書に記載してアピールしましょう。

大企業への就職を成功させるためにやるべき5つのポイント

大企業から内定をもらうのは簡単ではありません。

大企業へ入社できる人は、周りより早い段階から就活の準備をはじめ、入念な対策をしてきた人たちです。

大切なのは事前対策で、ここをしっかり抑えておくことで入社の可能性を広げられます。

自己分析・企業研究

自己分析が苦手な人も多いかもしれませんが、大企業へ入社するためには、強い志望動機をアピールする必要があります。

学生時代に頑張ったことは何か、どんな成果を出したか、結果を出すために何をしたか、何を得られ学んだか、一つ一つ書き出して言語化しましょう。

経験に基づく思考や感情を整理することで、自分がどんな人間なのか、強みや弱みは何か、「どう働いていきたいか」という志向性を知ることができます。

面接でも「あなたのアピールポイントは?」「キャリアイメージは?」と質問されたとき、自分自身を的確に伝えることができるのです。

また入社後のミスマッチをなくす上では、企業研究や業界研究が欠かせません。

応募する業界の業績はどうか、今後伸びる可能性がある企業か、自分の特性を活かせるか、きちんと考えましょう。

具体的には、

  1. 扱っている商品やサービスを理解する
  2. 口コミサイトを利用して社員の声をチェックする
  3. コーポレートサイトのIR情報で財務状況を把握する
  4. 会社説明会に行く
  5. 就職四季報で離職率を確認する

などがあります。

企業への理解を深め、志望動機を具体化させましょう。

応募書類作成

大企業には多くの学生が応募してくるため、その一人一人と面接することは不可能です。

また面接選考にかなりの時間をかけるので、求める人材に近い人物かを応募書類で絞り込みます。

ここで応募資格をクリアしていれば、面接へ進むことができるのです。

1件あたりの書類をチェックする時間は限られているため、採用担当者の目に止まるような、応募書類を作成する必要があります。

履歴書作成は入念に

履歴書に書く「志望動機」と「自己PR」が、書類選考を突破する重要な鍵です。

企業の求める人材に近いか、入社したあとに戦力となって活躍してくれるか、担当者は厳しくチェックしています。

大企業ほど履歴書に貼ってある写真の身だしなみや、執筆など細かいところまで評価しますので、丁寧さを意識して作成しましょう。

インターンシップ・会社訪問

インターンシップや会社訪問は、業界や企業の性質が自分に合っているかを見極めるためには欠かせません。

そこで働く社員と直接話せるチャンスもあるので、職場の雰囲気を掴みやすく、イメージと現実のギャップが埋められます。

インターシップに参加したからといって、採用に有利になるわけではありませんが、面接でのアピール材料になるのは間違いありません。

企業の採用担当者に向け、ほかの学生と差をつけることや、自分の存在を印象付けることもできます。

筆記試験

大企業は応募する人数が多いため、筆記試験で学力や教養をチェックしてふるいにかけます。

ここを通過しなければ面接までたどり着けませんので、早めに試験対策を立てましょう。

筆記試験ではSPIのような、基本的な日本語能力や数学能力をテストするものが多いです。

また性格検査も行っている企業も多く、中には時事問題や小論文なども求められることがあります。

大企業の場合、ネットで調べると、試験内容など詳細に知ることができます。

参考書を買ったりアプリを活用したりして復習し、直前で困らないようにしておきましょう。

面接対策

面接では、「どうしてその業界を選んだのか」「数ある企業の中でなぜその会社なのか」を具体的に説明しなくてはいけません。

気をつけなくてはいけないのが、志望動機が漠然としすぎて面接官に伝わらないことや、熱意だけで押し切ろうとすることです。

先述しましたが、相手に伝わる志望動機を説明するには、自己分析と企業分析が重要になってきます。

面接対策で大切なことは、

  1. 企業がどんな人材を求めているのかを知りマッチしていることを強みにする
  2. どんな風に企業に貢献していくかを説明する
  3. なぜその企業なのかを明確に答える

この3点がとくに重要です。

大手企業だけに絞らず中小企業の選考も並行して受けるべき

大企業だけに応募を絞ってしまうと、就活がうまくいかない危険性があります。

リスクヘッジのためにも、視野を広く持って就活することが重要です。

大企業から内定を貰えないと就活浪人になってしまう

大企業にこだわる学生は多いですが、100社受けて1社からも内定がもらえないという人もいます。

そうなると就活浪人になってしまい、就職先が決まらないまま卒業しなくてはなりません。

既卒になると大企業への再チャレンジも難しくなってきますから、中小企業やベンチャー企業へも目を向けて就活を進めましょう。

中小企業の中にも優良企業は多い

ネームバリューが高い企業でなくても、その業界のパイオニア的優良企業やホワイトな中小企業は数多く存在します。

大企業へのエントリーと同時進行で、中小・ベンチャー企業への応募も忘れずに行いましょう。

企業規模は小さくても、入社して早い段階から裁量権を持って働くことができます。

また経営陣との距離も近いので、経営者の視点でビジネスを学ぶこともできますし、大企業に比べて成長スピードが早いのもメリットです。

いち早く就活を意識して動き出そう!

誰もが「一度は大企業で働いてみたい」という憧れを持っています。

大企業へチャレンジすることは自分を知る上でもいい経験になり、たとえダメだったとしても人間として大きく成長できる機会です。

ただし大手にばかり目を向けて視野を狭くしてしまうと、就活がうまくいかない可能性も無視できません。仮に入社できたとしても、「社風が合わない」「仕事がつまらない」と後悔する羽目になります。

就職においては何を優先したいかを順位付けし、会社の規模だけで決めないよう注意しましょう。