20代は転職フェア・説明会に参加する意味はない?メリット・デメリットも解説

転職活動の強い味方『転職フェア』。
多数の企業に出会える貴重な機会で、イベント会場は常にたくさんの転職希望者たちであふれています。
イベント参加者の多くは20代の若手。
企業側も将来に期待を込め、未経験者を募集しているケースがほとんどです。
そんな転職フェアですが、20代の転職希望者たちが通常の転職活動ではなくイベントに参加する意味とは何なのでしょうか。
今回は転職フェアに参加するメリットなども含め、解説していきます。
20代におすすめの転職サイト・エージェントランキング28選|未経験・女性向けや選び方も解説
- 職種
- 全職種
- 公開求人数
- 200,000件以上
- 対応地域
- 全国
- おすすめ年代
- 20代から50代以上
様々な企業の説明を受けられるのが転職フェア!
参加したことがある方も多いかとは思いますが、大きな会場を貸し切り、複数の企業が自社ブースを設け、企業説明などを行います。
転職希望者は興味がある企業のブースを訪問し、説明を聞いたり、簡単な選考を受けたりすることも可能です。
転職フェアは、転職サイトや転職エージェントを運営している企業が実施していることが多く、都市部だけでなく全国各地で毎月のように何かしらのイベントが開催されています。
ほとんどのイベントは、申し込みさえすれば無料で参加可能です。
イベントごとに特色があります。
- メーカーや食品など業界を絞った転職フェア
- U・Iターン希望者限定の転職フェア
- 20代の未経験者限定の転職フェアなど
ぜひまずは興味を持てるものを探してみましょう。
様々な企業の担当者から直接説明を受けられる
転職フェアの最大のメリットは、一度参加すれば、様々な企業から直接説明を受けられるという点です。
通常の転職活動では、企業の説明を聞くためにはその企業が主催する会社説明会や面接などに足を運ばなければなりません。情報収集にも手間や労力が掛かってしまいます。
転職フェアのように複数企業から情報を得られる機会は、転職希望者にとっては貴重。
有効活用することで、転職をよりスムーズに進めることが出来ます。
20代が転職フェアに参加するメリット
まずはメリットについて、4つご紹介します。
無料で参加できるイベントなので、基本的にはメリットのほうが大きいといえるでしょう。
- 採用担当者と直接話せる
- 書類選考が免除になる場合がある
- 様々な企業の説明が受けられる
- 転職活動に活かせる情報や知識を得られる
採用担当者と直接話せる
面接や会社説明会に参加せずに、企業の採用担当者と直接話せる機会はあまりありません。
それを考えると、転職フェアは大きなチャンス。
転職先を探す際、転職サイトや企業のWebサイトなどから得られる情報には限りがあります。
実際に採用担当者に会って直接話すことで、よりリアルで詳細な情報を得ることが出来ます。
書類選考が免除になる場合がある
企業によっては、転職フェアでブースに来た転職希望者限定で、書類選考を免除にするケースもあります。
そもそも転職フェアなどのイベントに来場してブースに足を運んでくれるということは、転職への意欲が高いということ。
企業側もそれを分かっているため、書類選考をせずに面接に呼ぶケースが多々あります。
また、一次面接を免除にする企業や、ブースでそのまま一次面接を行う企業などもあるようです。
ただ、全ての企業がこのような特例を導入しているわけではありませんので、各企業に問い合わせをお願いします。
様々な企業の説明が受けられる
上手にブースを回れば、1日に10社以上の説明を聞くことも可能です。
それだけ転職先の幅も広がり、内定につながる可能性も高くなります。
ちなみに各ブースでの説明内容やプログラムは企業によって様々。
単に資料を渡して簡単な説明をするだけの企業もあれば、椅子やプロジェクターを用意して映像コンテンツを見せてくれる企業もあります。
総じて説明時間は10~15分程度と考えておけば問題ありません。
転職活動に活かせる情報や知識を得られる
実は転職フェアでは、企業ブース以外のイベントも開催されています。
イベント会場の一角をセミナースペースとして使い、転職に役立つ講座が開かれています。
内容はイベントごとに違い、例えばビジネスマナーや社会人としての心構え、転職活動の上手な進め方、企業・業界研究の仕方など様々です。
こうしたセミナーもほとんどが無料で参加可能ですが、中には事前予約が必要なものもあります。
各転職フェアのWebサイトなどを確認の上でご参加ください。
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20代が転職フェア・説明会に参加するデメリット
次にデメリットについて、3つご紹介します。
無料で参加できる転職フェアですが、貴重な自分の時間を使って参加するからにはデメリットも理解しておく必要があります。
- 自分の希望に合う企業に出会えない場合がある
- ライバルが多い
- 目的を持って参加しないと収穫が無い
自分の希望に合う企業に出会えない場合がある
転職フェアにどんな企業が参加するかは、毎回変わります。
場合によっては興味を持てる企業に出会えないこともあるでしょう。
ただ、あくまで転職フェアの目的は、より多くの企業に出会って情報収集をすること。
希望に合う企業に出会えなかったからと肩を落とさず、別の転職フェアにも積極的に参加してみましょう。
ライバルが多い
転職フェアには常にたくさんの転職希望者が来場しています。
そして人気企業のブースともなると、一度に10名以上が説明を聞いていたり、遠くから立ち見をすることになったりというケースも。
もしその企業に応募するとなると、それだけライバルが多いということです。
当然選考通過の倍率も高くなります。フェア参加企業に応募をする際は、この点に留意しておきましょう。
目的を持って参加しないと収穫が無い
転職フェアに参加する際は、必ず目的・目標を持って参加しましょう。
- 1日で10社の説明を聞く
- 応募する企業を3社探す
- 最低でも2つのセミナーに参加する
- 20社の資料を持って帰るなど
転職フェアは参加人数も企業数も多く、目的を持って行動しなければ、企業の説明もあまり聞けずに時間だけが過ぎてしまいます。
参加に当たって何かしらの目的・目標を決めて、それに沿って行動するようにしましょう。
20代におすすめの転職フェア・説明会の立ち回り方3選
せっかく転職フェアに足を運ぶなら、有意義な時間にしたいですよね。
そこで転職フェアを有意義なものにするための3つの方法をご紹介します。
- たくさんの人と話す
- 転職フェアに参加する意味を持つ
- たくさんの企業に興味を持つ
たくさんの人と話す
最も大切なのは、受け身ではなく能動的に転職フェアに参加するということ。
転職フェアは会社説明会と違い、待っていても誰も情報をくれません。
自らブースに足を運び、採用担当者に声をかけるところから情報収集が始まります。
できるだけ時間内にたくさんの企業の採用担当者と話すようにすることで、応募先の選択肢を広げましょう。
転職フェアに参加する意味を持つ
ただ参加するのではなく、転職フェアに参加する意味をきちんと持っておきましょう。
転職フェアは一般の面接や会社説明会と違って、企業の採用担当者と比較的ライトなコミュニケーションが取れます。
よく知らない企業にも質問が出来ますし、興味が持てれば即選考へと進むこともできます。
参加する意味をどこに据えるのかは人それぞれですが、参加後に何も成果が無かったとならないように、前もって意味を考えておきましょう。
たくさんの企業に興味を持つ
せっかく参加するのなら、1社でも多くの企業に興味を持って、話を聞いてみるように心がけましょう。
そもそも転職フェアに参加する大きなメリットは、たくさんの企業に出会えること。
であればチャンスを活かすためにより多くの企業とコミュニケーションを取ることが大切です。
そして企業とコミュニケーションを持ち、次につなげていくためには、その企業に興味を持って話を聞く姿勢が重要。
「この企業は自分の希望に合わないかもしれない」「興味のある職種じゃないからやめておこう」と消極的になるのではなく、なんとなくでも良いのでとりあえず興味を持ってみるところから始めてみましょう。
はじめはあまり興味がなくても、話を聞いてみると意外と面白い事業を運営していたり、興味を持てる仕事だったりということもあります。
20代におすすめの転職エージェント3選
ここまでは、20代が転職フェアに参加するメリット・デメリット・立ち回り方を解説しました。
20代が転職を成功させるには転職フェアへの参加もおすすめですが、転職エージェントの活用も必須です。
なぜなら、転職エージェントは転職に成功するためのコツやサポートを無料で受けられるからです。
そこでここからは、20代の高卒者におすすめの転職エージェントを3つ紹介します。
- doda
- ハタラクティブ
- DYM就職
doda

- 公開求人数
- 235,428件
- サイトのタイプ
- 総合型
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- パーソルキャリア株式会社
- 求人数が業界最大
- 細かく条件を絞って求人検索できる
- 企業とのやり取りを代行してくれる
業界最大級の求人数を誇る転職エージェント「doda」。
2023年12月6日時点のdodaの求人数は、263,517件(非公開求人含む)となっています。
dodaの転職サイトは、職種や年収・勤務地はもちろん、会社の環境や福利厚生など細かく条件を絞って求人検索できます。
そのため、自分の希望に合った企業が見つけやすいです。
また、エージェントサービスでは企業とのやり取りを代行(面接日程の調整や条件交渉など)してくれます。
そのため、転職活動に集中できます。
完全無料で利用できるので、気になる方は下記からチェックしてみましょう。
運営企業名 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
求人数(2023.12.06時点) | 263,517件(非公開求人含む) |
利用可能地域 | 全国 |
利用料金 | 無料 |
dodaの評判は良い?悪い?口コミとサービスからわかるメリット・デメリット
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dodaを見てみる
ハタラクティブ
- 就職成功率80.4%・書類選考通過率96%
- 求人の5割が大企業・8割が未経験歓迎
- 利用者の8割が大企業へ転職している
20代やフリーター・ニート・既卒・第二新卒の転職に強い転職エージェント「ハタラクティブ」。
実際に、就職成功率80.4%・書類選考通過率96%と高い実績があります。
また、ハタラクティブは5割が大企業、8割が未経験歓迎求人で、利用者の8割が大企業への就職・転職に成功しています。
そのため、スキルや経験に不安がある方でも安心して利用できます。
ハタラクティブも完全無料で利用できるので、気になる方は下記からチェックしてみましょう。
運営企業名 | レバレジーズ株式会社 |
---|---|
求人数 | 非公開 |
利用可能地域 | 全国 |
利用料金 | 無料 |
ハタラクティブの評判は良い?悪い?口コミとサービスからわかるメリット・デメリット
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DYM就職
- 既卒・フリーター・ニートの就職に強い
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職できるまでサポートが受けられる
既卒・フリーター・ニートの就職に強い転職エージェント「DYM就職」。
DYM就職は、既卒・フリーター・ニートでも就職できる未経験求人が豊富です。
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またDYM就職は、担当者が就職・転職成功するまで二人三脚でサポートしてくれます。
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運営企業名 | 株式会社DYM |
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求人数 | 非公開 |
利用可能地域 | 全国 |
利用料金 | 無料 |
20代が転職フェア・説明会に参加すると採用率がアップする
転職フェアは企業を知る場であり、選考を受けることが目的ではありません。
ゆえにフェアに参加することで、すぐに選考に通過したり、内定が出たりといった成果にはつながらないでしょう。
しかし転職フェアでたくさんの企業と出会い、書類選考や面接へとつなげることができれば、確実に採用へとつながっていきます。
採用率を少しでも上げるためにも、まずは積極的に転職フェアを探して参加してみましょう。
また、転職フェアに参加して、今まで知らなかったような企業や業界、職種に出会うことで、転職活動自体の選択肢も広がるかもしれません。
イベントは常に全国各地で開催されていますので、まずは興味を持てる業界や職種のイベントを探して参加してみましょう。









