中小企業に転職するならリスクを知っておくべき!転職してはいけない中小企業の特徴も解説

「裁量権が大きく与えられる」
「経営者に近いポジションでビジネスが学べる」
「成果を感じやすく評価されやすい」
「人間関係が大企業のようにドライじゃない」
中小企業にもたくさんのメリットがあります。
一方で、安定性がないことや倒産のリスク、社長によるワンマン経営も懸念されているのが中小企業。
大企業から中小企業へ転職するとき、どんなリスクがあるのでしょうか?
今回の記事では、中小企業へ転職するメリットやデメリットについて解説していきます。

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大企業から中小企業に転職する5つのメリット
中小企業に転職するメリットは下記の5つです。
- 経営陣との距離が近く風通しが良い
- 意思決定のスピードが速く仕事がスピーディー
- 従業員数が少ないため人間関係を構築しやすい
- 仕事量が落ちついており残業が少ない傾向がある
- 裁量権を持って仕事を進められる
それぞれのメリットについて、詳しくみていきましょう。
経営陣との距離が近く風通しが良い
大企業の場合は幹部や社長などの経営陣と接する機会が極端に少ないです。
しかし、中小企業の場合は社長を含めた幹部陣と同じフロアで仕事をしているケースがほとんどなので、非常に距離が近いです。
仕事をしている中でも気軽に話せる機会が多いので、自分のアイデアやスキルを提案しやすい環境と言えます。
経営陣にアピールできれば、昇給や昇進につながる可能性もあがります。
意思決定のスピードが速く仕事がスピーディー
社員数が多い大企業の場合、一つのものごとが決定するまでに様々な人の常任を得なければなりません。
しかし、中小企業の場合は経営陣との距離が近く、ものごとが決まり始まるまでの速度が日以上に早いのが特徴です。
仕事が進むスピードも速いので、臨場感を味わいつつ仕事がしたいと考えている人にとてもおすすめです。
従業員数が少ないため人間関係を構築しやすい
中小企業という名前の通り、会社規模が小さいので、働いている従業員数も少ないです。
そのため。従業員数が多い大企業と比べて人間関係が構築しやすいのが大きなメリットです。
アットホームな雰囲気もあり、社員同士のつながりも強いので、仕事だけではなくプライベートの仲になることも。
いい雰囲気で人間関係に悩まずに仕事ができるのは嬉しいポイントですね。
仕事量が落ちついており残業が少ない傾向がある
全ての中小企業に当てはまることではありませんが、中小企業は大企業と比べて比較的仕事量が少ない傾向があります。
そのため、残業も少なくライフワークバランスを保てるのがメリットです。
プライベートを大切にしたいという思いが強い人は、大企業ではなく中小企業がおすすめです。
裁量権を持って仕事を進められる
中小企業は一人一人の仕事の区分が明確にされていないため、ある程度裁量権を持って自由に仕事を進められます。
上司から指示を受けずに自分のペースで自由に仕事をしたいと考えている人にピッタリです。
大企業の場合は仕事の区分けが明確なので、人によっては働きずらさを感じることもあります。
管理されている方が仕事がしやすいのか・自由に仕事をしたいのか、自分の適正とどちらが合っているのか考えてみましょう。
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ノーリスクで中小企業に転職したい人におすすめなのが、大手転職サービスであるハタラクティブがおすすめです。
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大企業から中小企業に転職する10のデメリット
ここからは大企業から中小企業に転職した際に考えられるデメリットをご紹介します。
デメリットを事前に把握しておけば、対策も考えることができます。
- 大企業に比べて一人一人の業務幅が広い
- ボーナス・昇給が低い
- 手当や休日などの福利厚生が微妙
- 経営者のワンマン企業
- ブラック企業の可能性がある
- 倒産する可能性がある
- 大企業出身への嫉妬
- 機器が古く業務がしづらい
- ハラスメントの横行
- 見て覚えろのスタンス
大企業に比べて一人一人の業務幅が広い
大企業は、業務の効率化のため、一人一人が自分の仕事に集中できるように業務が専門的に振り分けられています。
しかし中小企業では、社員が自分の業務だけをやっていては会社が回りません。
受付対応や電話番など、大企業ではなかった様々な業務を兼任しなくてはならず、必然的に自分の業務に割ける時間は減少します。
ボーナス・昇給が低い
契約内容によって変わりますが、一般的に中小企業のボーナス・昇給額は、大手に比べてかなり低いです。
ヘッドハンティングされて好条件で迎えられる立場なら別です。
しかし転職サイトや転職エージェントを利用して能動的に転職した場合、大手時代よりも年収は下がると考えましょう。
手当や休日などの福利厚生が微妙
各種手当や休日日数など福利厚生面で中小企業に期待しない方がいいでしょう。
中小企業でも大企業のグループ会社の場合であれば、福利厚生も期待できます。
しかし一般的な中小企業であれば、休日日数や各種手当など大手企業時代よりも大幅に下がると考えておいた方がいいです。
新卒から大手企業に入社している人は、休日日数が多いことが当然になりがち。
中小企業に転職して休日日数の少なさに落胆する人は珍しくないです。
経営者のワンマン企業
裁量とやりがいを仕事に求めて中小企業に転職してきた。
しかし実際にほとんどの仕事の方向性を決めるのは、経営者の独断。
自分には何も決定権がない。
大手企業と違って経営者と距離が近いのが中小企業の特徴でもあります。
しかし同時に経営に関わる人間が少ないため、ワンマン経営者が多いのも特徴になります。
ワンマン経営者の中小企業に転職してしまうと、やりがいや裁量を持てません。
ブラック企業の可能性がある
大手企業は、業界や職種にもよりますが、コンプライアンスを重視します。
そのため、ブラック企業であることは少ないです。
大手と呼ばれるほど企業が社員に厳しいブラック企業だと、現代ではインターネットの口コミですぐに広がり、企業イメージダウンにつながります。
しかし中小企業は、利益も少なく経営をしていくためにコンプライアンスを気にしている余裕のない会社もあります。
そのため、ブラック企業の割合が大手企業に比べて圧倒的に多いです。
ハタラクティブならブラック企業に転職するリスクを防げる!

公開求人数 | 約2,000件 |
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非公開求人数 | 不明 |
対応地域 | 全国 |
対応年代 | 20代~30代 |
主な職種 | 営業・IT関連・接客・事務など |
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倒産する可能性がある
中小企業が大手企業ではない理由は、扱っている商品やサービスが事業を拡大するほど売れていないからです。
もちろんなかには、ニッチな需要を狙った優良な中小企業や成長途中の中小企業も存在します。
しかし多くの中小企業は、大手企業よりも圧倒的に倒産のリスクが高いです。
あなたがいくら仕事を頑張っていても、会社が倒産すれば無職です。
大企業出身への嫉妬
中小企業でしか勤めたことのない人は、大企業への憧れやコンプレックスを抱えている可能性があります。
また高卒や大学中退などで大企業への就職に失敗した人もいるかもしれません。
そんな人たちから羨望の眼差しで見られる反面、嫉妬や妬みなどの反感を向けられることもあるようです。
視線に気をつけて、大企業を妬んでいる雰囲気のある人には、前職の話はしない方がいいでしょう。
機器が古く業務がしづらい
中小企業は大企業のように最新の設備を整えておらず、古いパソコンや電子機器を使用していることが多いです。
いまだにフロッピーディスクを使っている会社もあり、使い方を聞くと「そんなことも知らないの?」というような視線をあびるかもしれません。
「まだこんなの使っているんですか?」なんて絶対口にしてはいけませんよ。
ハラスメントの横行
大企業に比べ、中小企業のハラスメント対策は遅れています。
従業員が多い大企業のハラスメント対策は進んでいて、相談室を設けたり、何らかの対策が取られたりしているのが一般的です。
しかし中小企業ではハラスメントが行われていたとしても、相談できる人がおらず周りも見てみぬフリということも多いのが実態です。
しかし令和4年4月から、中小企業でもハラスメント防止対策が義務化されることになりました。
どのくらいの効果が期待できるか不明ですが、法の執行により環境が改善されればと思います。
見て覚えろのスタンス
中小企業では教育制度や研修などがあまり充実していません。
大企業のような環境を想像していると痛い目に合います。
新卒に関しては多少の教育はあるものの、一部の企業では中途採用者は「仕事は見て覚えてね」スタンスの文化もあると心に留めておきましょう。
しかし近年は人材不足に悩んでいる中小企業が多く、中途入社の社員を大切に育ててくれる企業もあるようです。
面接では、どのような手順で仕事を覚えていくのかを聞いておくといいかもしれません。
転職しない方がいい中小企業の特徴
中小企業は手に入る情報が少ないため、大企業のようにどんな事業をしているのかが掴みにくいというデメリットがあります。
さらに労働環境が整備されていないため、「入社してビックリ!」ということも少なくありません。
そこで面接や職場見学で会社に訪れた際、「ここをよくよく見ておいて!」というチェック事項を紹介していきたいと思います。
連絡手段が電話とファックス
面接のやりとりや条件確認、履歴書の送付なので担当者とやりとりをするかと思います。
その際の手段が電話のみ、たまにファックスなどという会社は注意した方がいいです。
メールが使えない人がいる会社って、意外と多いんですよ。
またメールの書き方がわかっていない人もいます。
件名がブランクだったり、いきなり本題に入る文章を書くようなメールマナーがなっていない会社は、今後の成長が危ういでしょう。
パソコンを共有している
IT化が遅れている会社も要チェックです。今どき会社にパソコンがない会社は皆無と思いますが、一人一台用意されていない会社はあります。
自社の設備に投資しない、従業員にスムーズな業務をさせていない、そんな会社はワンマン経営者である危険性が高いです。
自分の交際費や接待費にばかり資金を使い、会社を私物化している可能性があります。
売り上げが伸びていない
新しい事業を何も展開していない会社や、何年も前のヒット商品にすがりまくっている会社も危険です。
成長が止まってしまって、社員が自社の経営状況を把握できていない会社かもしれません。
そうなると突然の倒産や給与未払いが発生する可能性もありますので、面接ではどんな事業計画があるのか、話せる範囲で説明してもらうようにしましょう。
社内に清潔感がない
社内に空のダンボールが積まれている、掃除がされた形跡がない、そのような会社は経営がうまくいっていない証拠かもしれません。
会社の業績がいいときには、外部の人間が多数訪問するものです。取引先やお客様を招くこともあるでしょう。
掃除がされていないということは、来客が少なく、社員の仕事への意識も低いことが考えられます。
会社の造りが古いというのは問題ありません。
面接で通された部屋のテーブルが古い、電話機が旧タイプというのも気にしなくて大丈夫です。問題視すべきは汚いこと。
あなたが求職者でありお客様ではないにしても、普通に考えれば汚い部屋に通すようなことはあり得ません。
社長だけがやたらリッチ
従業員は地味な人が多いのに、社長だけがやたら派手という会社もあります。
社用車は片式が古くボロボロなのに、社長は高い外車に乗っているようなケースです。
会社の利益を自分の懐にだけ入れている社長。
当然ですが、こんな経営者がいる会社は辞めておきましょう。
従業員の話し声や笑顔が少ない
面接で訪問したら、応接室などで待機することがあると思います。
そのときに従業員の声が聞こえない、対応にでた社員の顔に表情がない場合は要注意です。
社内が静かすぎる
応接室で面接官を待っているとき、社員の人たちの話し声や笑い声は聞こえましたか?
静かすぎて何も聞こえなかった会社は、社内の雰囲気が良くないかもしれません。
上司の機嫌が社内全体の雰囲気を悪くする、上層部の関係がうまくいっていない、このような会社では部下が気を使いムダ話をしないものです。
中小企業への転職リスク回避の鍵は事前リサーチ
転職のリスクを避けるためには、応募前の企業リサーチが重要です。
大企業ほどの情報は掴めないかもしれませんが、何もしないよりはマシでしょう。リサーチの方法には以下の3点が挙げられます。
企業の口コミやSNSをチェック
今の時代に口コミやSNSを利用した情報収集はあなどれません。
とくにブラック企業であれば「〇〇会社」と入力すると「〇〇会社 ブラック」と表示されることがあります。
口コミは退職者が企業の悪口を書いていることが多いので、信憑性がないものもあります。
100%鵜呑みにせず、自分の中で情報を精査して検討してみましょう。
転職エージェントのハタラクティブに相談する
転職エージェントであるハタラクティブは、各企業とのパイプがあるため、求人には掲載されていない情報を掲載しています。
そのため、転職する前に興味がある企業に相談をすれば、職場環境が整っていない中小企業に転職
するリスクを防ぐことができます。
利用料は完全無料なので、気になる人はハタラクティブに相談してみてください。

公開求人数 | 約2,000件 |
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非公開求人数 | 不明 |
対応地域 | 全国 |
対応年代 | 20代~30代 |
主な職種 | 営業・IT関連・接客・事務など |
- 未経験OKの求人多数!
- 初めて転職する人も安心の手厚いサポート!
- 利用者の内定率80.4%の実績あり!
今後の業界の動きを読む
倒産のリスクを避けるため、応募する業界が今後成長していけるのかどうかを確認しましょう。
専門誌や業界の新聞などをチェックするのがいいかもしれません。
離職率を知る
従業員のサイクルが早い会社、しょっちゅう求人をしている会社も危険です。
いい会社は人が離れませんので、離職率や定着率を確認するとどんな会社なのかみえてくるでしょう。
しかし離職率を調べるのは容易ではありません。
先述した企業の口コミサイトなどをチェックするか、転職エージェントを活用して企業情報を教えてもらうのがベターです。
中小企業への転職は社風や企業動向でリスク回避する!
中小企業にとって何よりも大切なのは「人材」です。
一人ひとりにかかる負荷も大きくなるので、みんなが生き生きと働いていることが会社を活性化させてくれます。
先細りの企業は社内の雰囲気が暗いですし、どんよりとし空気が漂っているもの。
入社するのであれば、社員が伸び伸び働いて、社長のビジョンにリスペクトできるような会社を選びたいものです。
転職では給料や待遇ばかりに目が行きがちですが、働いている社員をみて決めるのも重要なポイントです。
企業研究をしっかりと行ってから中小企業に転職しよう!
リスクの多い中小企業に転職する場合、しっかりと企業研究をすることで、リスクを回避できます。
業務内容・職場環境・福利厚生など、転職する上で大切な要素はあらかじめ調べておきましょう。
入念に企業研究を済ませて、自分にあっている企業なのかを見極めてから転職してくださいね。






