第二新卒として転職活動している人へ!再就職手当の存在を知っていますか?

第二新卒として転職活動している人へ!再就職手当の存在を知っていますか?
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「再就職手当とはどのような手当てなの?」

「どうすれば再就職手当が受けられるの?」

…など、再就職手当が何なのかよくわからずに、転職活動をしている人が多いのではないでしょうか?

再就職手当の仕組みを理解すれば、転職活動に身が入ること間違いなしです。

この記事で再就職手当が何なのか、受け取るにはどうすればいいのか、説明していきます。

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再就職手当とは早期で転職先が決まった人に支払われる手当のこと

再就職手当とは、退職者が早期に再就職をした際に、祝い金として支給されるお金のことです。

条件を満たしている転職者が内定を貰えたら、ハローワークで手続きをして支給されます。

用は、転職に成功するだけでお金が貰える夢のような手当です。

しかし、なぜこのような手当てが存在しているのでしょうか?

再就職手当は失業者の転職を促す目的がある

再就職手当の目的は、転職者の転職活動を急かしていち早く就業させるためです。

前職を退職した人の多くは、失業手当を受けるので、ある程度の期間は仕事をしなくても生活が成り立ってしまいます。

そのため、退職者の多くは失業手当を受けて、一定の期間仕事をせずに生活をする人が多いです。

そこで、退職者をいち早く転職するために、再就職手当が誕生しました。

転職に成功するだけでお金がもらえるので、少しでも早く仕事を探そうとする人が増えました。

中には再就職手当よりも、失業保険を受け取りたいと考える人もいます。

しかし、失業保険だけではすぐに限界がきて、生活が成り立たなくなってしまいます。

転職先が決まったうえで、再就職手当をもらえるほうがメリットは大きいでしょう。

第二新卒が再就職手当を貰うには8個の条件がある

正社員だけではなく、契約社員や派遣社員でも条件を満たしていれば、再就職手当を受けられます。

しかし、フリーターには再就職手当が支給されないので、注意しましょう。

再就職手当を受けるには、以下の8個の条件を満たしておかなければなりません。

  • 7日間の待機期間を終えたあとに再就職している
  • 再就職前日までの基本手当の支給残日数が、所定給付日数の3分の1以上ある
  • 離職した企業への再就職でないこと、または離職した企業と密接な関わりがないところへの入社である
  • 自己都合で退職した場合、待期期間満了後1ヶ月間は、ハローワークまたは職業紹介事業者の紹介による再就職である
  • 再就職先へ1年以上確実に勤務できること
  • 原則、雇用保険の被保険者となっていること
  • 再就職手当又は常用就職支度手当を過去3年以内に受給していないこと
  • 受給資格の決定前から採用が内定していた企業に雇用されたものでないこと

文言だけでは分かりづらい条件もあるので、一つずつ詳細に説明してきます。

7日間の待機期間を終えたあとに再就職している

失業保険受給の手続きをしたあとの、7日間の待期期間中に仕事を開始した場合は、再就職手当てを受けることができません。

失業手当の支給残日数が、所定給付日数の3分の1以上ある

失業手当に頼り切って生活を送ってしまうと、転職に成功しても再就職手当が受け取れないので注意が必要です。

再就職手当を受けるためにも、いち早く転職活動を開始しましょう。

離職した企業と関係ない企業への転職であること

前の職場への再就職や、前の職場と関連した企業へ転職しても、再就職手当を受けられません。

取引先の企業もそれに含まれているので、注意しておきましょう。

自己都合で退職した場合、待期期間満了後1ヶ月間は、ハローワークまたは職業紹介事業者の紹介による再就職である

自己都合による退職の場合、ハロワークか特定の人材紹介会社を通しての転職ではないと、手当が受けられません。

再就職先へ1年以上確実に勤務できる見込みがあること

転職した企業に確実に1年以上勤務する証拠や裏付けが無いと、手当は受け取れません。

手当を受け取るために、適当に職場を選んで転職する人が多くなったため、この条件が追加されました。

この条件に関しては、転職者が長期間の勤務をアピールしても意味が無く、あなたの経歴や職歴を基にしてハローワークの職員が決断します。

原則として雇用保険の被保険者となっていること

正社員として働いていた人は雇用保険に加入しているので問題ありませんが、派遣や契約社員として働いていた人は保険に加入していないケースがあります。

再就職手当又は常用就職支度手当を過去3年以内に受給していないこと

過去3年以内に同じような手当てを受けていたり、何かしらの就職支援手当を受給していると、再就職手当を受けられません。

第二新卒の人にとっては該当しないので、心配する条件ではありません。

受給資格の決定前から採用が内定していた企業に雇用されたものでないこと

再就職手当を支給する条件があるかどうかの最終的な判断は、ハローワークの職員が行います。

ハローワークから受給資格があると判断される前に、企業から内定を受けてしまうと、再就職手当が受けられません。

早期に転職が決まるほど支給額が高くなる

転職活動前に、あらかじめ再就職手当でもらえる額を理解しておけば、転職活動のモチベーションに繋がるでしょう。

詳しい支給額は後程紹介しますが、転職先を決めるのが早ければ早いほど、再就職手当の支給額が上がります。

計算方法は、支給残日数×基本手当日額×給付率で決まる!

再就職手当の計算方法は、「基本手当の支給残日数×基本手当日額×給付率」です。

給付率は、基本手当(失業手当)支給残日数によって変わります。

基本手当支給日数が所定給付日数の3分の1以上ある場合は、支給率60%となり、3分の2以上ある場合の支給率は70%です。

再就職手当は早期就職を支援する制度であるため、支給残日数が多いほど手当もたくさん受け取れる仕組みになっています。

また、支給額が10%変わるだけで、手当の総額が大きく変動します。

そのため、再就職してから少しでも早く安定した生活に戻りたいのであれば、給付率が高いうちに職場を見つけるのが理想的です。

再就職手当を貰って第二新卒としての生活を安定させよう

再就職手当を知っている人と知らない人とでは、転職活動の進め方に大きな差が生まれます。

転職に成功するだけで桶値がもらえるので、転職活動のモチベーションにも繋がるでしょう。

しかし、条件が多く受給するためにはあらゆる条件をクリアしていなければなりません。

再就職手当を受けて、充実した転職活動が送れるようにしましょう。
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