第二新卒の転職にポートフォリオは必要?企業が見ているポイントとは?

第二新卒の転職にポートフォリオは必要?企業が見ているポイントとは?
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転職活動を開始すると、時折「ポートフォリオ」という言葉に出会うことがあるかも知れません。

多くの方は自分には関係ないモノと考えてスルーしているかも知れませんが、実は第二新卒で転職活動を行っている方にとっても、ポートフォリオは転職の成功を左右する大きな要素になり得るのです。

この言葉が何を意味していて何の役に立つのかを学び、必要と感じたならば自分だけの「ポートフォリオ」を作成しましょう。

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ポートフォリオとは?

ポートフォリオ(Portfolio)とは「書類を入れて運ぶための入れ物」という様な意味になります。

現在では作品集という意味で用いられることが多くなっており、転職活動においては職務履歴書だけでは伝えることのできない情報を、企業などに紹介するために活用されています。

仕事のスキル・実績をアピールするモノ

例え一流企業からの転職者であっても、それだけで高い実力を持っていると証明されるわけではありません。

しかし、ポートフォリオを作成し自分の作品を紹介することができれば、持っているスキルや積み重ねてきた実績をわかりやすくアピールすることが可能となります。

上手く利用すれば、勤務期間の短い第二新卒の方も実力を評価してもらいやすくなります。

ポートフォリオは学歴などより実力を重視する企業にとっては、職務履歴書よりも重要なモノとなり得るのです。

ポートフォリオの提出は任意の場合が多い

後ほど紹介する幾つかの職種以外では、ポートフォリオの提出は任意となっている場合がほとんどです。

一般企業で働いている方や職歴の短い第二新卒の方の多くは、「自分が作り上げた作品」を持ってはいないはずです。

また、人柄を大切にする企業などでは、実績よりも面接を重視していたりもします。

そのため、ポートフォリオが無いからと言って、転職活動で絶対に不利になるというわけではありません。

企業はポートフォリオをどう見ているのか

ポートフォリオを作成しておけば、転職活動で有利になれる可能性は実際のところ高くなります。

では、企業はポートフォリオに対してどの様な見方をしているのでしょうか?

一度、企業目線で物事を考えてみることで、自分の作品集を作る際の考え方も定まってくるはずです。

独りよがりのポートフォリオにならないように、「どう見られているのか?」も知っておきましょう。

どれくらいのスキルを持っているのか

まず第一に、ポートフォリオを通して企業は皆さんの実力をチェックします。

プロ目線で見れば提出された作品を見るだけでも、ある程度どれくらいのスキルがあるかが見抜けます。

年齢経験に応じたスキルを持っているのかや将来性を、作品を通して確認し選考の参考にしているのです。

もちろん第二新卒の方たちに対して過度の期待をしてくることは少ないはずですから、「現在の実力」をプロ目線で見てもらえる良い機会だと考えて提出することをおすすめします。

仕事に対してのモチベーション

ポートフォリオを作成するのは簡単なことではありません。

手持ちの作品の中で何を提出するかを決めるところから始まり、完成までには多くの労力と時間を消費することになるはずです。

仕事に対するモチベーションが無ければ、納得できるポートフォリオを作成することはできません。

また、作品そのものの出来栄えよりも「モチベーション」を見られていることが、第二新卒の方の場合は少なくはありません。

納得できるポートフォリオを作り上げる努力は、決して惜しまないでください。

伝える力があるか

充分なスキルを持って作り上げた作品を、努力と情熱を持って作り上げたポートフォリオで紹介したとしても、自分が伝えたいことが伝わっていなければ内定を勝ち取ることは簡単ではないはずです。

ポートフォリオは作品集であることは間違いないのですが、ただお気に入りの作品を見せるだけになってしまっては企業側には響きません。

自分の努力した点など、魅力を「伝える力」もポートフォリオを作成するのには必要であり、企業側から見られているポイントでもあります。

ポートフォリオを提出した方が良い職種

全ての職種でポートフォリオは必須ではありませんが、提出した方が良い職種は存在します。

それは職歴よりもスキルやセンスが重要視される仕事です。

もし皆さんがこれからご紹介する職種に転職しようと考えているのであれば、可能な限りポートフォリオを準備しておくことをおすすめします。

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デザイナー

デザイナーとして転職を目指しているのであればポートフォリオは紙媒体とWebサイトの両方で準備しておくのがおすすめです。

紹介するのは10作品程度に厳選しておき、ただ作品を載せるのではなくクライアント名やタイトル、掲載媒体と作品紹介などの情報も掲載しておく必要があります。

デザイナーとしてのセンスを見せるためにも、ポートフォリオの構成そのものにも拘りましょう。

ライター

ポートフォリオはライターにとっても重要です。

書いた記事をただ紹介するのではなく、どの様な規模で何を目的としたメディアに掲載されているかなど、掲載された記事に対するコンセプトなども含めて解説することで、より記事の価値を伝えることができるようになります。

また、その記事に対して自分が貢献した範囲(構成から全てなのか、編集担当が他にいたのか)なども正直に説明した方が後々のためにも良いでしょう。

可能であればですが、記事の閲覧数などのわかりやすいデータも用意しておくとさらに効果的です。

イラストレーター

実際に自分が描いたイラストを見てもらわなければ、イラストレーターとしての技量を判断してもらうことは不可能です。

その意味でもポートフォリオは必須となりますが、自分が得意とするジャンルのイラストだけでなく、老若男女含めて様々なキャラクターを書き分けれるかや背景などを書くスキルも企業側は見たいと考えています。

もちろん不得意なジャンルに敢えて挑戦する必要は無いのですが、応募先が求めているイラストを意識してポートフォリオを作り上げることが大切です。

クリエイティブ職を目指している人はポートフォリオの提出は必須!

もしデザイナーなどのクリエイティブ職を目指しているのならば、ポートフォリオの提出は必須となります。

特に第二新卒の方がクリエイティブ職への転職する場合には将来性が重要視されますので、現在のレベルやセンスを見てもらうためにも必要です。

ほとんどの方が20代前半である第二新卒は、作品自体が「未熟」なのも当然です。

企業側もそれを理解しているはずですから、気負い過ぎず気楽に今の自分を表現しましょう。

完全に未経験なら早めの行動が「吉」

実際に仕事として行っていなくても、クリエイティブな活動を行っているのであればポートフォリオの作成は可能です。

ですが憧れはあっても趣味程度で実績と呼べるものが無かったり、全くの未経験という職種にチャレンジするのであれば悩むより行動するのがおすすめです。

第二新卒の方には若さと言う武器があります。

未経験歓迎の職場であれば、ポートフォリオが無くても歓迎してもらえる可能性は低くは無いのです。

ポートフォリオ作成に悩むなら転職エージェントに頼ろう!

ポートフォリオの作り方に関しては、インターネットなどでも知識を得ることは可能です。

ですが自信がないのであれば、「転職エージェント」に頼りましょう。

転職エージェントへ登録すれば、転職のプロが求人紹介や面接対策などを行ってくれ、皆さんのポートフォリオに対してもアドバイスを行ってくれます。

適切なアドバイスを受けることができれば、きっと自分1人で作り上げるよりも質の高いポートフォリオが出来上がるはずですよ!

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