40代からの介護転職│未経験も可能？失敗しない転職の秘訣を詳しく解説！

介護業界は人手不足かつ、年々需要が高まっているため、40代で未経験の人でも転職しやすいです。

とはいえ、40代で未経験となると、20代と比べると難易度が高いのは事実。

内定を獲得するために注意すべき点や、役立つ資格などをチェックしておくのがおすすめです。

今回は40代未経験からの介護転職も可能かについて、失敗しない転職の秘訣を含めご紹介します。

40代でも介護業界に転職しやすい理由

40代でも介護業界に転職しやすい理由は、以下の3つです。

• 介護業界は慢性的な人手不足を抱えているため
• 働き方を選びやすいため
• 介護業界には将来性があるため

介護業界は慢性的な人手不足を抱えているため

介護業界は慢性的な人手不足を抱えているため、40代でも転職しやすいです。

公益財団法人介護労働安定センターが行った令和2年度の「介護労働実態調査」によると、人手不足を感じている事業所は訪問介護員で80.1%、介護職員で66.2%にのぼります。

2人に1人以上の事業所で人材が足りていないと答えている点で、40代の人でも転職を実現しやすいといえます。

働き方を選びやすいため

介護業界は働き方を選びやすいため、40代でも転職しやすいです。

介護事業所は職員が働きやすい環境を整えているところが多い傾向にあります。

例えば、子どもがいる人なら、時短勤務や夜勤なしで働ける求人がおすすめ。

自分の生活スタイルに合わせた働き方を選びやすいので、40代の人でも転職しやすいのがポイントです。

介護業界には将来性があるため

介護業界には将来性があるため、40代でも転職しやすいです。

日本は既に少子高齢化が進んでいて、今後さらに加速していくことが予想されています。

介護職員はさらに人手不足が深刻となり、需要増加による求人増加・待遇の改善も期待できます。

介護業界は将来性があるため、40代の人でも転職するチャンスが多いです。

40代で介護士に転職するなら管理職を狙おう！

40代の介護士が転職するなら、管理職を狙うのがおすすめです。

近年の介護事業所は、40代以上の職員が多い現場もあります。

そこでは、40代未経験で転職しても、数年後には主任などのポジションが与えられる可能性もあるでしょう。

40代で介護士に転職するなら、長期的に勤務する前提で管理職などのポジションを狙えます。

40代未経験から介護職への転職を成功させる秘訣

40代未経験から介護職への転職を成功させる秘訣は、以下の4つです。

• エントリーする求人の数を増やす
• 介護職への志望動機を固めておく
• 介護の仕事で役立つ資格を取得しておく
• 介護転職に特化した転職エージェントを活用する

エントリーする求人の数を増やす

40代未経験から介護職への転職を成功させるには、エントリーする求人の数を増やすのがポイントです。

複数の企業へ同時にエントリーすることで、さまざまな企業を比較できます。

加えて、面接や選考回数を重ねていくことで、転職活動に慣れていけるのも重要な点です。

エントリーする求人を増やしていくことで、自分が本当に合っている企業を見つけられる可能性も上がります。

少しでも興味を持った求人をみつけたら、積極的にエントリーしましょう。

介護職への志望動機を固めておく

40代未経験から介護職への転職を成功させるには、介護職への志望動機を固めておくことが重要です。

40代で未経験となると、志望動機がかなり大切なポイントとなります。

なぜ40代になって介護職を選ぶのか、自分が介護職をすることでどんなスキル・経験を活かせるのかなど、具体的にまとめておきましょう。

応募書類にも明確に記載し、選考に進んだ際の面接でもわかりやすく伝えられるように練習しておくのがおすすめです。

介護の仕事で役立つ資格を取得しておく

40代未経験から介護職への転職を成功させるには、介護の仕事で役立つ資格を取得しておくのがおすすめです。

40代で未経験となると、それに加えて何かしら目に留まるポイントが必要です。

そこで、介護関連の資格を持っていると、実務経験がなくても介護職に対するモチベーションが高いことが評価されて、転職成功に繋がるかもしれません。

40代未経験で介護職に転職する場合、時間に余裕があるなら資格を取得してから選考に臨むのもよいでしょう。

介護転職に特化した転職エージェントを活用する

40代未経験で介護士への転職を成功させるには、介護士に特化している転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントには職種ごとに特化したサービスがあります。

介護士に特化したエージェントサービスを使えば、多くの介護士の転職をサポートした実績のあるコンサルタントからのサポートを受けることできます。

業界ならではの悩みや傾向も理解しているため、相談しやすいのもポイントです。

介護の仕事で役立つ資格

介護の仕事で役立つ資格は、以下の3つです。

• 介護職員初任者研修
• 認知症介護基礎研修
• ガイドヘルパー

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修とは、これから介護職員を始める人におすすめの資格です。

介護の基礎から応用まで学べて、家族介護をする人にも役立ちます。

資格を取得することで、介護の専門家としてフルタイムの正社員やアルバイトで活躍することが可能です。

介護職員初任者研修のカリキュラムは全部で130時間。

全課程修了後、試験を受けて合格する必要があります。

難易度が高そうにみえますが、現職を続けながらでも取得できる資格です。

土日コースや夜間コースなどもあるため、生活スタイルに合わせて取得を目指せます。

認知症介護基礎研修

認知症介護基礎研修は、認知症に関する知識やケアに必要な技術を習得するための介護従事者向けの研修です。

2021年4月から介護報酬改定に伴い、無資格の介護職に受講が義務化された研修です。

2023年までは経過措置期間ですが、これから介護職として働くなら取得が必要となるでしょう。

ガイドヘルパー

ガイドヘルパー（移動介護従事者）は、何らかの障害によりひとりで移動が難しい人をサポートする仕事です。

ガイドヘルパーになるには、以下3つの資格がそれぞれ必要となります。

• 全身性障害者ガイドヘルパー（全身性障害者過程研修）
• 視覚障害者ガイドヘルパー（同行援護従業者養成研修）
• 知的・精神障害ガイドヘルパー（知的・精神障害者行動援護従業者養成研修）

このうち、介護従事者にメジャーとなるのが、全身性障害者ガイドヘルパーです。

全身性障害者ガイドヘルパーは、対象者が安全に移動できるように誘導や解除するための資格。

車椅子で移動する人のサポート方法や、抱きかかえ方など実践的な内容まで学べます。

誰でも受講できる資格ですが、介護福祉士や介護職員実践者研修の資格を持っている場合は科目が免除されます。

介護業界への転職に強い！おすすめの転職エージェント

介護業界への転職に強いおすすめの転職エージェントは、以下の3つです。

• 看護roo!
• マイナビ介護職
• きらケア介護

看護roo!

看護roo!は、希望条件に合致する求人を自分の代わりに探してくれるサービスです。

最初に10分程度の電話で条件を相談したら、それ以降は希望した条件に合う求人を自動で紹介。

求人情報は基本情報に加えて、良い点や悪い点・内部情報が記載されているのでエントリーをするか検討しやすくなっています。

また、迷ったときは転職のプロにメールやLINEでの相談も可能。

紹介されても相談した上で、エントリーするかどうかを決められるので、比較的気軽に始められます。

マイナビ介護職

マイナビ介護職は、大手転職サイトマイナビの介護職専門転職サービスです。

マイナビ介護職は、業界専門のアドバイザーによるサポートが魅力です。

自身の経歴や希望職種、職場の人間関係なども考慮した職場を提案してくれます。

また、マイナビ介護職では、エントリーシートの添削や面接対策まで行ってくれます。

さらに、Web上での面談も可能なので、アドバイザーと気軽に相談できる環境が整っているのもポイント。

マイナビ介護職は、アドバイザーによる充実したサポートを受けながら、転職を進めたい人におすすめです。

きらケア介護

きらケア介護求人は、年間80万人が利用する介護に特化した転職エージェントです。

専門のアドバイザーは10万件以上の施設求人から、職場の雰囲気を含めて提供してくれます。

さらに、勤務後のギャップを感じさせないためにも職場の良い情報以外も共有してくれるので、転職エージェントとして信頼度も高いです。

また、未経験、無資格でも応募ができる求人もあり、コンサルタントは面接対策や面接同行まで対応可能。

きらケア介護求人は、転職が初めての人におすすめです。

40代未経験からでも介護職へ転職できる！

今回は40代未経験からの介護転職も可能かについて、失敗しない転職の秘訣を含めご紹介しました。

介護業界は人手不足かつ、年々需要が高まっているため、40代で未経験の人でも転職しやすいです。

とはいえ、40代で未経験となると、20代と比べると難易度が高いのは事実。内定を獲得するために注意すべき点や、役立つ資格などをチェックしておくのがおすすめです。

ぜひこの記事を参考に40代未経験で介護職への転職を目指してみてください。