高卒で営業職への就職はきつい？年収や向いている人の特徴も紹介

「高卒で営業職はきつい？」
「高卒営業職に向いている人の特徴は？」
「高卒でも営業職で稼げる？」

このように営業職に関する疑問を持っている高卒者も多いのではないでしょうか。

営業職と聞くと大卒の人がやっているイメージが強いかもしれませんが、高卒からでも就職できる仕事です。

また企業によっては「インセンティブ」を設けていることも多いため、稼ぎやすい職種でもあります。

今回の記事では、営業職の種類や平均年収、営業に向いている人の特徴など高卒で営業職を目指す人が知っておくべきことを紹介します。

営業職に興味がある人は、ぜひ参考にして下さい。

営業職におすすめの転職サイト・転職エージェント19選！成功させる秘訣とおすすめの業界

20代におすすめの転職サイト・エージェントランキング28選｜未経験・女性向けや選び方も解説

ハタラクティブ

• 自己診断サポートや業界情報提供でやりたいことを見つけられる
• マンツーマンで書類選考・面接のカウンセリングを受講可能
• 未経験OKの求人2,300件以上！

職種

販売

公開求人数

3,000件程度

対応地域

全国各所

おすすめ年代

20代30代※制限は無し

無料登録はこちら

高卒でも営業職に就職できる

冒頭で述べた通り、営業職は学歴に関わらず高卒からでも始められる仕事です。

基本的に営業職は、学歴よりも実力が求められる職種です。

そのため入社にあたり、学歴やスキル・経験を求められることはほとんどありません。

インセンティブ手当てが付くため学歴関係なく稼げる

企業によっては営業職にインセンティブ手当てを設けていることも多いです。

インセンティブ手当が付くことで、「中卒」「高卒」「大卒」など学歴関係なく稼げるチャンスがあります。

死ぬほど稼げる営業になるための秘訣│1000万円超えプレイヤーの営業を目指すコツ

高卒営業職の平均年収

厚生労働省が発表した「平成26年賃金構造基本統計調査結果」（初任給）によると高卒営業職の年収は203万～224万となっています。

なお、下記は営業に関係性の高い「卸売業・小売業」「金融業・保険業」「サービス業」を参照しています。

参照元：「平成26年賃金構造基本統計調査結果」

高卒の平均年収

厚生労働省、国税庁によると、令和4年の高卒者の平均年収は約329万円、日本全体の平均年収は458万円となっています。

参照元：
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」
国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査結果について」

日本全体の平均年収と比較すると、高卒者の平均年収は低いと感じます。

ただし先述したように営業職には「インセンティブ」を設けている企業も多いです。

そのため、営業職で稼ぎたいという方は「インセンティブ」を設けている企業に絞って企業を探してみましょう。

高卒で年収1000万円を稼ぐには？稼げる仕事12選・資格・注意点も紹介！

営業職の種類

営業職と聞くとスーツを着て取引先に向かう姿や、新規の会社に飛び込みで営業している姿を想像する人も多いでしょう。

間違ったイメージではないものの、営業職と一括りにまとめても様々な種類の営業があります。

上記3つが代表的な営業の種類となっています。それぞれ見ていきましょう。

既存営業（ルート営業）

既存営業（ルート営業）は、すでに取引がある企業に行う営業を指します。

以前から付き合いがある分契約を結びやすくなっており、契約してもらいやすいです。

また、アポイントなしで営業を行う「飛び込み営業」をする必要もありません。

既存営業できる企業は売り上げに直結する大切な取引先になので、密接に連絡を取りコミュニケーションしていくのが大切です。

新規開拓営業

新規営業は、過去に取引のない企業・個人に行う営業を指します。

飛び込み営業は門前払いされたり、まともに話を聞いてくれない事も少なくありません。

ただし契約を結ぶのが難しい分、契約を結べた場合は実力を評価され収入アップに繋がります。

また、営業が決まった時には他の営業職よりも達成感があります。

インサイドセールス（内勤営業）

インサイドセールス（内勤営業）とは、取引先に出向かず電話一本で行う営業を指します。

このインサイドセールス（内勤営業）も、「新規営業」と同様でに付き合いのない企業・個人に営業を行います。

そのため、契約を結ぶのが難しい傾向があります。

なお、インサイドセールス（内勤営業）と勘違いされやすい言葉で「テレアポ」がありますが、目的が異なります。

顔が見えない仕事だからこそ、相手に失礼を与えないような言葉遣いを身に付け、興味を惹きつける話し方ができるよう語彙力を高めておくことが大切です。

インサイドセールスは、営業職の中でも一番コミュニケーション力が重要です。

営業の仕事内容とは？種類や必要なスキル・向いている人の特徴を解説！

高卒は「個人営業」と「法人営業」どちらがおすすめ？

営業には「個人営業」と「法人営業」があります。

下記では、「個人営業」と「法人営業」それぞれにおすすめする高卒者の特徴を紹介します。

個人営業

個人営業とは、個人や小規模企業の経営者に行う営業のことです。

個人営業は目の前の相手の悩みを聞き出し、適切な商品を紹介する能力が求められます。

そのため、コミュニケーション能力が高い高卒者におすすめです。

法人営業

法人営業とは、企業に対して行う営業のことです。

法人が相手であるため、ロジカルに伝える能力・プレゼン能力が求められます。

法人営業はきつい？激務？きついと感じる理由と落ち着いた企業を選ぶ秘訣

営業職で稼ぎたい高卒者におすすめの業界3選

一言で営業職と言っても、扱う商材によって稼げる金額が大きく異なります。

ここからは、高卒からでも就職できる収入が高い業界を紹介していくので参考にしてみて下さい。

不動産業界

営業職で稼ぎたい高卒者におすすめの業界1つ目は、不動産業界です。

扱う不動産は、一契約当たりの単価が数千万円を超えることも珍しくありません。

販売価格が大きいほど、多額のインセンティブ手当がもらえます。

不動産営業で成果を出すためには物件の知識だけでなく、顧客のニーズを深く理解し、適切な提案を行う能力が必要です。

不動産営業に転職するには？未経験から転職するコツと向いている人の特徴を紹介

保険営業

営業職で稼ぎたい高卒者におすすめの業界2つ目は、保険業界です。

個人、または法人へ向けて保険商品を提案・販売します。

保険商品は人々の生活に直結するため、顧客のライフスタイルやニーズに合った提案が重要となります。

MR・医療機器業界

営業職で稼ぎたい高卒者におすすめの業界3つ目は、MR・医療機器業界業界です。

医療機器の中にはレントゲン装置やCTスキャン装置などの超高額なものから、血圧測定器、心臓ペースメーカーといった身近なものまでさまざま。

扱う商材が高額なものほど、インセンティブも高くなります。

変化の激しい業界でもあるため、最新の医療知識や製品情報を常に勉強することが重要です。

高卒で営業職に就職するメリット

高卒としても目指せる営業職ですが、数ある仕事の中で営業に転職するメリットについて紹介します。

実力次第で稼げる

高卒で営業職に就職するメリットの1つ目は、実力次第で稼げる点です。

成果を上げた分だけの収入アップにつながる「インセンティブ手当て」を設けている企業が多いです。

そのため学歴やスキル・経験に関わらず、実力次第で青天井に稼げます。

さまざまなスキルが身につく

高卒で営業職に就職するメリットの2つ目は、さまざまなスキルが身につく点です。

営業職は商材を売るだけでなく、アポ取りや資料作りなど仕事をする中で多くのスキルが身につけられます。

これらのスキルが身につくことで、キャリアアップ・キャリアチェンジなど、様々なシーンで役立ちます。

キャリアの幅が広がる

高卒で営業職に就職するメリットの3つ目は、キャリアの幅が広がる点です。

営業の現場で得た知識やスキルは、マーケティング、プロジェクトマネジメントなど他のビジネス領域においても非常に有用です。

高卒で営業職に転職するデメリット

様々なメリットのある営業職ですが、デメリットがあるのも事実です。

ミスマッチを防ぐためにも、あらかじめ営業職のデメリットを理解しておきましょう。

売り上げへのプレッシャー

営業職は実力・成果が全てであるため、売り上げ達成へのプレッシャーが常につきまといます。

時には会社の上司・同僚などから指摘されることもあり、耐性が無い人にとってはかなりのストレスを感じてしまうことになるでしょう。

ストレスを感じたくない・マイペースに仕事をしたいと考えている人にはあまりおすすめできません。

営業の仕事はきつい！仕事がきつい時の対処法と向いている人の特徴

収入の上下が激しい

営業職は、売上に応じて収入が大きく変動することがあります。

特に実力主義の企業は、給料の大半がインセンティブとなっている場合も多いです。

そのため、売上がない時には収入が大幅に下がることもあります。

安定を求めるのであれば、固定給がしっかりある企業を選びましょう。 

営業方法によっては精神的にきついと感じる

営業職には、飛び込み営業や電話営業などきついと言われる営業方法を採用している企業もあります。

このような営業方法は断られることが多く、精神的に厳しい場合があります。

特に高卒で営業経験が少ない場合、ストレスや挫折感を感じることがあります。

また、長時間労働や過剰な社内競争も精神的な負担となることがあります。

営業職への転職を目指している人へ　ホワイトな企業の特徴と業界を紹介！

営業職に向いている高卒者の特徴

営業職は人を相手にする仕事なので、人によってかなりの向き不向きが分かれます。

そのため、営業職に向いている人の特徴を理解しておきましょう。

精神的に強い人

営業職は断られることが多く、プレッシャーも伴う職種です。

そのため、精神的に強い人に適しています。

高卒で営業職に就く場合、特に入社初期での挫折感やストレスに耐えることが重要です。

営業マンはうつ病になりやすい？事例と解消法を解説

コミュニケーション能力が高い

営業職では、顧客との効果的なコミュニケーションが求められます。

なぜならコミュニケーション能力が高い人は、顧客のニーズを理解し、適切な提案を行うことができるから。

営業職に必要なコミュニケーション能力は「話す力」以外にも、「話を聞く力」「潜在力力を引き出す力」も必要です。

営業職と聞くと「話す力」をイメージする人が多いですが、「聞く力」「潜在力力を引き出す力」の方が重要です。

スケジュール管理能力がある人

営業職はクライアントに出向くときの日程調整やテレアポをする際の時間調整など、対人で仕事をします。

そのため、スケジュール管理する能力が必要です。

自分の予定はもちろん、多くの顧客のスケジュールを気にしつつ仕事ができる人は営業職に向いています。

能動的に学ぶ姿勢がある

先程説明したように、営業職の中でも取り扱う商材は様々です。

商材に関しての知識を身に付けるのは当然で、なおかつ相手に分かりやすいように商材の説明ができなければなりません。

商材に対しての説明が完璧にできないと、契約を結ぶのは不可能です。

そのため、業務以外にも能動的に勉強会に参加したり、独学で勉強したりと能動的に学ぶ姿勢が大切です。

営業事務に向いている人・向いていない人の特徴｜求められるスキルや適性を解説！

高卒から営業職に就職する際におすすめの資格

それではここから営業職に就職する際に取得しておくと、就活を有利に進められる資格を紹介していきます。

自動車免許

高卒から営業職に就職する際におすすめの資格1つ目は、自動車免許です。

営業職はクライアントの元に出向く必要があるため、車を運転する機会が多いです。

特に地方企業へ就職するのであれば、必須の資格です。

営業士検定

高卒から営業職に就職する際におすすめの資格2つ目は、営業士検定です。

営業士は、「マーケティング・セールスのスペシャリスト」として扱われます。

検定ではメーカーと販売先の双方の視点で販売や販売促進について学べて、営業の技術やマーケティングの知識についても習得できます。

営業職としてのキャリアを築いていきたいと考えている人におすすめの資格です。

営業検定

高卒から営業職に就職する際におすすめの資格3つ目は、営業検定です。

営業検定は営業職に必須ではないものの、この資格を持っていれば意欲をアピールできます。

宅地建物取引士

不動産業界の営業職を目指す高卒者におすすめの資格が、宅地建物取引士です。

この資格を持っておけば、「重要事項の説明」「37条書面への記名」など宅建士だけに許された独占業務ができます。

宅建士は1つの企業に5人に1人の配置が義務付けられている需要の大きい資格です。

営業職に就職したい高卒者におすすめの転職サイト

ここからは、営業職に就職したい高卒者におすすめの転職サイトを紹介します。

ハタラクティブ

20代・ニート・フリーターなどの就職に強い転職エージェント「ハタラクティブ」。

ハタラクティブ利用者の就職・転職成功率は80.4%・書類選考通過率96％と高い実績があります。

また求人の5割が大企業・8割が未経験歓迎求人です。

利用者の8割が大企業に就職しているため、大企業勤務を目指す高卒者にもおすすめです。

ハタラクティブの口コミ

19歳・男性

ハタラクティブを利用して、未経験ながら営業職に就職することができました。自分の経験や学歴に不安がありましたが、サポートが手厚く、理想の職種に就けたのは大きな自信に繋がりました。

20歳・男性

高卒でも挑戦できる営業職の求人が豊富にあったのがハタラクティブの魅力です。自分に合った仕事を探す過程がとてもスムーズで、多くの選択肢から最適な職場を見つけることができました。

24歳・女性

ハタラクティブでは、企業ごとの面接対策を丁寧に行ってもらえたので、面接に自信を持って臨むことができました。具体的なアドバイスや模擬面接のおかげで、本番で落ち着いて自己PRができました。

ハタラクティブの評判・口コミ「ひどい」「やめとけ」は本当？求人の特徴やメリットも解説

\最短2週間で内定獲得！/
ハタラクティブを見てみる

doda

業界最大級の求人数を誇る転職サイト「doda」。

2024年1月12日時点では、268,907件（非公開求人含む）となっています。

dodaのエージェントサービスは業界に詳しい担当者が揃っているため、より的確なアドバイスをもらえます。

またdodaは「年収査定」や「転職タイプ診断」など就職に役立つコンテンツが無料で利用できます。

dodaの口コミ

24歳・男性

dodaを使って、高卒でも未経験から営業職に就職することができました。最初は経験不足を心配していましたが、dodaの充実した求人情報とサポートのおかげで理想の職場を見つけることができました。

21歳・男性

dodaの魅力は、高卒でもチャレンジできる営業職の求人が多くある点です。自分の能力を活かせる職場を探していたので、dodaを利用して良かったと感じています。

23歳・女性

dodaのアプリの使い勝手が非常に良かったです。求人検索から応募までスムーズに行え、いつでもどこでも転職活動が進められるのが便利でした。

dodaの口コミ評判はひどい？特徴と転職成功までの流れを解説

\掲載求人数20万件以上！/
dodaを見てみる

DYM就職

20代・ニート・フリーターの就職に強い転職エージェント「DYM就職」。

初めての就職でも不利にならない求人が多い点が特徴的です。

また、求人は100％正社員求人でブラック企業も排除されています。

そのため、初めて就職する高卒者でも安心して利用可能です。

DYM就職の口コミ

20歳・男性

DYM就職は、手厚いサポートが魅力的です。高卒でも安心して就職活動を進められるような、親身なアドバイスをもらえました。

19歳・男性

DYM就職の求人は、高卒者にとって非常に親切です。学歴に関わらず、能力を活かせる職場を見つけることができ、非常に満足しています。

25歳・女性

DYM就職では、就職が決まるまで丁寧にサポートしてもらえました。面接対策や履歴書の書き方など、細かい点まで気を配ってくれるので、自信を持って就職活動に臨むことができました。

DYM就職の評判はやばい？口コミとサービスからわかるメリット・デメリットと内定までの流れ

営業職は高卒でも仕事の成果次第で高収入を得られる！

ここまで読んでいかがでしたか？

大卒がしているイメージの強い営業職ですが、実は高卒からでも就職でき、実力があれば高収入を得ることも可能できます。

営業職に向いている人の特徴を理解し、資格などを取得して面接を有利に進めていきましょう。

中でもコミュニケーションスキルは必須。人と上手く関われないけど営業の仕事をしたいという人は、日頃から意識してコミュニケーションスキルを磨くのが重要です。

営業職は成果を上げた分だけの報酬がもらえるので、学歴に関係なく稼ぎたい人はぜひ営業職を目指してみてくださいね。