マイナビエージェントに断られる5つの理由と対処法を簡単解説！

マイナビエージェントに登録しても、サービスの利用を断られる場合があります。

そうなると違う方法で転職活動をしなくてはなりません。

この記事では、マイナビエージェントに断られてしまう5つの要因と、その後の対処法を解説しています。

最後に、あなたにオススメしたい転職エージェントも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

マイナビエージェントで断られる5つの要因

マイナビエージェントに断られてしまう要因を、パターン別に5つ紹介していきます。

断られる理由①：転職回数が多い

転職回数が多すぎる人は転職の成功率が低くなるため、利用を断られるケースが高いです。

「何をもって転職回数が多いと判断されるか？」というと、20代なら3〜4回、30代以上なら4回以上となっています。

企業側が抱く、転職回数が多い人のイメージは、

• 忍耐力がない
• 採用しても早期退職する可能性が高い
• 勤務態度に問題がありそう

というネガティブなものばかり。転職回数が多めの人が登録する際は、これまでの転職理由をきちんと述べられるように準備しておくことが大切です。

断られる理由②：年齢が高い

マイナビエージェントは「20代に信頼されている転職エージェントNo. 1」と謳っている通り、若手層をターゲットにしているのが特徴です。

こちらは登録している人の年齢層別データで、20〜30代前半が大半を占めているのが分かります。

年齢層	登録率
24歳以下	27.5％
25〜29歳	35.8％
30〜34歳	16.9％
35〜39歳	8.6％
40〜49歳	7.2％
50〜59歳	4.1％

スキルや実務経験が豊富な求職者というより、転職がはじめての方をしっかりサポートするのが強みの転職エージェントとなっています。

「即戦力」を活かした転職をされたい場合は、リクルートエージェントやビズリーチを利用するといいかもしれません。

断られる理由③：転職先に求める要素が多すぎる

「高収入で残業が少なく福利厚生が手厚い」
「未経験から希少性の高い仕事を希望している」

このような場合は転職の成功率が低いとみなされ、仕事を紹介してもらえないことがあります。

未経験からのチャレンジであれば収入面は低めに設定するなど、自分なりの優先順位をつけることが転職成功へのカギです。

あれもこれもと欲張っては、そのステージへ上がることすらできません。

「まずはジョブチェンジを成功させる。収入はそのあとの頑張りでカバーする」といった考え方の変換が必要です。

断られる理由④：職歴がない

フリーターや既卒といった職歴がない方は、登録しても断られる場合があります。

マイナビエージェントは「正社員の経験者」をターゲットにしているので、以下のようなケースは注意が必要です。

1. 正社員未経験
2. アルバイトや派遣社員の経験しかない
3. 長い空白期間がある

③については、マイナビエージェントでは半年以上のブランク期間を定めています。期間が空いてしまう前に、できるだけ早く転職活動をスタートさせることが肝心です。

断られる理由⑤：マイナビエージェントの利用圏内と離れている

マイナビエージェントの拠点は以下の通りです。

• 東京（京橋オフィス・新宿オフィス）
• 神奈川支社
• 北海道支社
• 宮城支社
• 名古屋支社
• 京都支社
• 大阪支社
• 兵庫支社
• 福岡支社

拠点から離れた地域にお住まいの方や、都内在住だけど地方への移住を考えている方は、仕事を紹介してもらえません。

その場合は、働きたいエリアの求人に強い転職エージェントを利用しましょう。

マイナビエージェントに断られたらどうすべき？

マイナビエージェントの利用を断られた場合、3つの対処法があります。

• もう一度登録しなおす
• エージェントに頼らず自分の力で転職を進める
• 他の転職エージェントを活用する

では、それぞれについて詳しく説明します。

もう一度登録をしなおす

転職エージェントはマイナビエージェントだけに限りませんが、どうしてもとこだわる方は再チャレンジする方法もあります。

具体的には「企業が欲しがるような魅力的な経歴をつくる」ことです。

• 現職で実務経験を積んでスキルアップを図る
• 希望条件を拡げる
• 専門性の高い資格を取得する
• TOEICのハイスコアで英語力をアピール

同じように登録しても再び断られる可能性が高いので、このような対策をとって再挑戦してみましょう。

エージェントに頼らず自分の力で転職を進める

転職エージェントに断られてしまっても、「絶対に転職する！」という気持ちさえあれば大丈夫です！

世の中には自力で転職を成功させる人も大勢いますし、「履歴書を魅力的にする方法」や「面接対策」といった転職に関する情報は、インターネット上にいくらでもあります。

地方なら転職エージェントよりもハローワークを利用した方がいいケースもありますから、落ち込まず臨機応変にチャレンジしていきましょう。

他の転職エージェントを活用する

当然ですが、転職エージェントはマイナビエージェントだけではありません。

ほかにも多数の転職エージェントがあるので、より自分に合ったエージェントを探して登録することをお勧めします。

転職エージェントを上手に活用するには、「3社以上の登録」がポイントです。

コンサルタントとの相性や、希望する業界・職種に強いエージェントなど、複数を比較しながら進める方がスピード性も効率も上がるでしょう。

次の章では、マイナビエージェントを断られた方にオススメしたい転職エージェントを紹介しています。

各エージェントの強みや特徴を詳しく解説していますので、自分に合ったサービスを見つけてください。

マイナビエージェントを断られた人におすすめの転職エージェント5選

では、オススメしたい5つの転職エージェントを紹介します。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、求人数・実績ともに業界No. 1の転職エージェントです。非公開求人数が20万件以上ありますので、たくさんの企業を紹介してもらえるでしょう。

求人の質も高いと評判で、大企業や人気企業への転職を希望している人は、必ず登録しておくべきエージェントといえます。

ただし大手なのでコンサルタントの質に格差があり、一部の口コミではネガティブな書き込みもみられました。

転職が初めてで、充実したサポートを希望する場合は、次にご紹介する「doda」や「ハタラクティブ」への登録がオススメです。

doda

「doda」は、求人数が10万件を超える国内最大級の転職エージェントです。

提案力やコンサルタントの質が高いと評判で、ある調査では「転職者満足度No. 1」の実績を誇ります。

dodaの大きな特徴が、「転職サイトとエージェントサービスを併用できる点」で、1人で活動したい方、エージェントサービスを受けたい方の両方が利用できるサービスになっています。

また全国展開しているので地方の案件にも強く、案内される求人はメーカー・金融・IT系が多くを占めています。

「ITエンジニア」や「エグゼクティブ」、「グローバル」といった専門サイトも設けられているので、専門性の高いアドバイスを受けることも可能です。

ウズキャリ

既卒・第二新卒・フリーターに特化したサービスを提供しているのがウズキャリです。

「ウズキャリの社長自身が第二新卒で就職に苦労した」というのが事業を立ち上げた理由で、アドバイザーの多くも既卒や第二新卒の経験者となっています。

そんな理由もあって、「既卒や第二新卒の目線によるアドバイス」が期待できるのがメリットです。また「入社１年後の定着率が94.7％」というのも強みで、「転職を成功させる＝ゴール」とは捉えていないところもウズキャリの魅力になっています。

ただし拠点が東京と大阪のみで、利用できる人が制限されてしまうので注意してください。

ハタラクティブ

ハタラクティブは20代に支持されている転職エージェントで、これまでの支援実績は6万人以上にも及びます。

ハタラクティブの登録者のおよそ47％が正社員未経験であり、既卒やフリーター、第二新卒をターゲットにしているのが特徴です。

採用コンサルタントが一人一人に的確なアドバイスをしてくれるので、応募書類の書き方や面接が不安な方でも自信を持って転職に挑めます。

また紹介先企業は、性格やポテンシャルを優先していることが多く、長期スパンで戦力になる人材を育てようという目標を掲げているのも魅力です。

対応エリアは東京・神奈川・埼玉・愛知・大阪・福岡の6拠点で、「これから正社員として就職したい」という方は登録しておくべき転職エージェントといえます。

就職Shop

就職Shopは、「若者向けの仕事紹介カウンター」と謳っている通り、20代の若手層に特化した転職エージェントです。

就職を成功させた人の4人に3人が正社員未経験者となっており、社会人経験が少ない方をしっかりと丁寧にサポートしてくれます。

就職Shopの特徴は、訪問取材した企業のみを紹介しているという点で、社会人未経験者が陥りがちな「ブラック企業への入社」を阻止できるのが強みです。

さらに「書類選考なし」で面接が受けられるので、学歴に自信がない方でも不利になることはありません。

あなたのスキルや実績よりも、これからのポテンシャルや人間性を重視した採用を行なっているエージェントになっています。

幅広い視野を持って転職活動を進めよう！

マイナビエージェントに断られたら、他の転職エージェントを使うことで問題を回避できます。

もちろん自分1人で活動することだってできるので、転職を諦める必要もありません。

1社に断られただけで、「自分にはスキルが足りない」「内定をもらえないんじゃないか…」などと心配しすぎないようにしましょう。

幅広い視野を持って転職に望めば、あなたの強みを活かした転職が成功するはずです！