大学中退者は就職できない?厳しい理由・成功させるコツ・おすすめの就職先12選!

大学中退者は就職できない?厳しい理由・成功させるコツ・おすすめの就職先12選!
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この記事でわかること
  • 大学を中退しても就職できる理由
  • 大学中退者におすすめの就職先12選
  • 大学中退者が就職先を選ぶポイント
  • 大学中退者と大卒者の違い
  • 履歴書の書き方・面接のポイント

「大学を中退すると就職できない?」
「大学中退者と大卒者の違いは?」
「大学中退者におすすめの就職先ってあるの?」

このような疑問を持っている大学中退者の方も多いのではないでしょうか。

中には大学中退という経歴を負い目に感じてしまい、就活に踏み切れない人もいます。

大卒者と比べて「大学中退」という経歴はマイナスイメージも持たれがちです。

ただし、実際には大学を中退したからといって就職できないわけではありません。

むしろ、20代前半の人を採用したい企業は多くあります。

そこで今回は、大学中退者でも就職できる理由と、おすすめの就職先12選を紹介します。

最後まで見ることで、不安や疑問が払拭できるので、ぜひ参考にしてください。

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大学を中退した人の割合

文部科学省の令和3年度の調査によると、大学中退者数は57,875人となっています。

学生数全体では、1.95%の学生が大学を中退していることになります。

コロナが理由であると答えた中退者は全学生のうち0.09%と、意外に少ない結果となっています。

コロナ禍以前(令和元年)の大学中退者の割合は全体の2.50%なので、コロナの影響で中退者が増えたということは無いようです。

大学を中退した人の最終学歴は高卒

大学を中退した場合の最終学歴は「高卒」です。

仮に、62単位以上取得していても短大卒の資格を貰うことはできません。

そのため、大学中退後に就職する際は、履歴書に大学を中退していることを記載する必要があります。

大学中退者が歩むその後の人生は終了?将来への不安を解消する秘訣や正社員として就職する方法を紹介

大学中退と大卒の就職・給料の違い

大学中退者と大卒者の就活にはどんな違いがあるのでしょうか。

以下では、大学中退者と大卒者の就活の違いについて詳しく解説します。

大学中退者と大卒者の就職に関する違い
  • 大学中退者は高卒が最終学歴になる
  • 給料は大卒者に比べて9万円ほど低い
  • 就職率に大きな違いはない

大学中退者は高卒が最終学歴になる

上述したように、大学を中退した場合、最終学歴は「高卒」となります。

たとえ難関の大学に入学していても、4年間を経て卒業しなかった場合、その学歴は正式に認められません。

履歴書には大学入学の経歴も記載することが一般的で、入学した大学の名前や入学試験を突破した実績をアピールポイントとすることも可能です。

しかし、多くの企業が「大学卒業」を求めているため、大学中退者は採用選考の際、選択肢が限られる可能性が高まります。

給料は大卒者に比べて9万円ほど低い

給与においても、大卒者と大学中退者との間には明確な違いがあります。

厚生労働省の統計によれば、大卒者の平均給与は、男女合計で35万9,500円。

対照的に、大学中退者を含む高卒者の平均給与は、男女合計で27万1,500円となっています。

このデータからも、大卒者と大学中退者の間で、約9万円の給与の差があることが分かります。

これは、初任給の段階からキャリアの進行に至るまで、継続して影響を及ぼす可能性があります。

平均給与
大卒者 35万9,500円
大学中退者 27万1,500円
給与の差 約9万円

就職率に大きな違いはない

一部の企業では、就職の選考基準として「学歴」を用いる場合があります。

ただし、「高卒だから」「大学を中退したから」という理由で、大学中退者と大卒者の間での就職率は大きな違いは見られません。

これは、実際の職場におけるスキルや実務経験、人間性がより重要視される傾向にあるためです。

ただし、大手企業や公的機関など、学歴を重視する業界・企業においては、大学中退者にとってはハードルが高くなることも事実です。

大学中退での就職が難しいと言われる理由

近年では学歴主義が弱まってきたものの、まだまだ学歴重視の企業は多くあります。

求人情報を見ても分かる通り、多くの企業が大卒以上を求めるため、中退者は他の新卒者よりも厳しい状況に立たされることが多い傾向にあると言えるでしょう。

以下では、大学中退での就職が難しいと言われる理由を詳しく紹介します。

大学中退での就職が難しいと言われる理由
  • 最終学歴が高卒になる
  • 大学中退後のフリーター期間は職歴にカウントされない
  • 企業は大学中退していることにマイナスのイメージを持つ

最終学歴が高卒になる

仮に4年生で大学を中退したとしても、最終学歴は「高卒」となります。

最終学歴が「高卒」の場合、企業の採用基準や待遇、キャリアの面でのデメリットとなる場合が考えられます。

具体的には、大学卒業が条件とされる企業の募集から外れてしまう、学歴に基づく初任給の設定や、昇進の機会の制限などが挙げられます。

これらの点は、大学中退者が就職の際に直面する大きな障壁となるでしょう。

大学中退後のフリーター期間は職歴にカウントされない

大学中退後に、やりたいことがないという理由でアルバイトをする方も一定数いますが、多くの企業でアルバイトの経験は、正式な職歴とは認識されません。

仮に「数年間アルバイトを一生懸命に勤めた」といった経験であっても、履歴書や職務経歴書上では「空白の期間」として取り扱われることが一般的です。

特に、学歴が高卒となる大学中退者にとって、この空白の期間は就職活動において大きなデメリットとなるでしょう。

学歴だけでなく、実務経験や職歴を重視する企業が多い中、履歴書の空白は、選考の際の不利な要因となり得ます。

フリーター期間に、職業訓練の受講、資格取得の勉強、または語学留学などの経験がある場合、アピールポイントとして役立つ可能性があるものの、空白期間が長引くほど、その後の就職活動において不利になるリスクは高まります。

そのため大学を中退した場合、早期の就職活動を行うことがおすすめです。

企業は大学中退していることにマイナスのイメージを持つ

大学を中退した場合、企業側から見て持続力の欠如やコミットメントの不足といったネガティブなイメージをもたれてしまう場合もあります。

企業は長期的に人材を育て、その能力を会社のために活用したいと考えていますが、大学を中退した経験が、コミットメントの不足や継続力の欠如と解釈されることも十分ありえます。

大学中退した人でも就職できる理由

大学中退の経歴は就活で不利になってしまうのでは?と不安に思う人もいるかもしれませんが、実際のところ大学中退者を採用している企業は多いです。

そのため、自分の経歴に負い目を感じず、ポジティブな気持ちを持って就活を進めていくようにしましょう。

大学を中退しても就職できる理由
  • 人手不足の業界が多いから
  • 年齢が若いから
  • 新卒扱いしてくれる企業もあるから

人手不足の業界が多いから

近年、多くの業界で人手不足が顕著となっており、多くの企業が積極的に採用を行っています。

特に介護、IT、製造業界などでは、経験や学歴よりも意欲やポテンシャルを重視する傾向にあり、大学を中退した人でも多くのチャンスがあります。

企業は即戦力を求める一方で、長期的な視点で人材を育成しようとする動きも強まっており、中退者でも成長の意欲があれば受け入れてくれる企業も多いです。

年齢が若いから

大学を中退した人は多くの場合、年齢が若いため、企業側は長期的な視点での採用を考慮しやすいです。

若年層は学習能力が高く、柔軟な思考を持っていると評価されることが多いため、新しい環境に適応しやすいというメリットがあります。

また、若い労働力は企業の活性化にも寄与するため、年齢が若いこと自体が、中退者にとって有利に働くケースも少なくありません。

新卒扱いしてくれる企業もあるから

一部の企業では、大学を中退した人を新卒扱いで採用するケースもあります。

これは、新卒者と同様の研修や教育プログラムを提供し、社会人として必要なスキルを身に付けさせる意図があります。

特に、人材を育成することに重点を置く企業では、学歴よりも人物像や将来性を重視して採用を行っているため、中退者でも十分に就職のチャンスがあります。

このように、大学を中退しても就職できる理由は多様で、中退者にとっても希望が持てる就職市場が広がっています。

大学中退者が就職を成功させる7つのコツ

それではここから、大学中退者の就職を成功させる秘訣を紹介していきます。

大学中退者が就職を成功させる5つの秘訣
  • 大学中退理由をポジティブに伝える
  • 1日でも早く就職活動を始める
  • 自分に適した就活の方法で進める
  • 若い世代を積極採用している業界にエントリーする
  • 大学時代に学んでいたことを活かせる仕事を目指す
  • 仕事に活かせる資格を取得する
  • 大学中退後の空白期間を長期化させない

それぞれの秘訣を十分に理解し、自身の就活に活かしていきましょう。

大学中退理由をポジティブに伝える

大学中退者に対して、必ず企業は「なぜ大学を中退したのか」という質問をします。

中退理由はどうしても、ネガティブな回答になりやすいため、伝え方に気をつけなければなりません。

しかし、ほとんどの人が「単位が取れなかった」「学校に行くのが面倒になった」などの中退理由なので、ポジティブに伝えるのが難しいと思います。

ポイントは中退理由に合わせて、将来ビジョンや仕事に対しての熱意を伝えるということ。

上手く伝えられれば、大学中退という挫折を乗り越えられる人材という評価を受けます。

大学中退の経歴は履歴書にどう書く?ポジティブに伝えて内定を勝ち取ろう!

1日でも早く就職活動を始める

上述したように、フリーター期間は「職歴」にカウントされません。

また、フリーターやニートの期間が長くなってしまうと、採用する側は「就職をしないで何をしていたのか」などネガティブな印象をもたれてしまうことも。

そのため、大学を中退した場合、1日でも早く就職活動を行うことが重要です。

また、時間に余裕を持って早めに行動することで、エントリーシートの品質向上や面接の練習など、質の高い準備が可能となります。

さらに、転職エージェントを活用した場合、早い段階でのフィードバックを受け取ることで、改善点を見つけやすく、自分のアピールポイントを磨く時間も確保できます。

自分に適した就活方法で進める

就職活動には、1つの正解は存在しません。

中退者としての独自の経験やスキルを活かすためには、自分に合った方法での活動が重要です。

例えば、大手の求人サイトだけでなく、専門職向けの求人サイトや転職エージェントの活用もおすすめ。

重要なのは、自分の状況や希望に合わせて、柔軟なアプローチを持つことです。

なお、1人での就職活動に不安があるなら転職エージェントの活用をおすすめします。

20代におすすめの転職サイト・エージェントランキング28選|選び方と転職に成功する3つの秘訣を解説

若い世代を積極採用している業界にエントリーする

職種や業界によっては、経験の有無を問わず、若い世代を積極的に採用しているところもあります。

そのような企業であれば、大学中退という経歴がハンデにならないため、内定を貰える可能性も上がります。

どの様な業界が若手を採用しているのか、就活前に調べておきましょう。

大学時代に学んでいたことを活かせる仕事を目指す

大学を中退してしまったとは言え、大学で勉強していたことが活かせる業界であれば、内定を貰える確率が上がります。

そのため、大学でどのようなことを勉強してきたのか、学んできたことは仕事でどのように活かせるのかなどを伝えましょう。

仕事に活かせる資格を取得する

大学中退者は学歴が高卒で、企業からの不信感を持たれているため、就活で不利になることが多いです。

そのため、アピールポイントを作るために、就職先の仕事に役立つ資格を取得しましょう。

大学中退者におすすめの資格は以下の通り。

大学中退者におすすめの資格
  • 宅地建物取引士
  • FP技能検定
  • 介護福祉士
  • ITパスポート

資格があれば、その資格に関連したスキルや知識を証明できるため、企業からのニーズも高くなります。

しかし、資格取得するまでに時間が掛かったり資格によって難易度が異なるため、計画を立ててから資格勉強を始めるようにしましょう。

資格取得までに時間が掛かってしまうと、就活を始めるタイミングが遅くなってしまいます。

大学中退後の空白期間を長期化させない

大学中退後の期間は空白期間になるため、就職せずに過ごしてしまうと、空白期間が長引いてしまいます。

空白期間が長引くと就活が不利になってしまうため、長引かせない様にいち早く就活を始めましょう。

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大学を中退した人が求人を選ぶポイント

大学を中退した人はどのように求人を見ていけば良いのでしょうか。

以下では、大学を中退した人が求人を選ぶ際のポイントを紹介します。

大学を中退した人が求人を選ぶ際のポイント
  • 学生時代の得意を活かせる求人を選ぶ
  • 未経験歓迎の求人を選ぶ
  • 大企業や有名企業以外にも注目する

学生時代の得意を活かせる求人を選ぶ

大学中退したからといって、その期間に身につけた知識やスキルが無駄になるわけではありません。

多くの求人は、特定の分野での専門知識や経験を求めることが多いですが、大学での学びや活動をアピールポイントとして活用することができます。

例えば、学生時代に特定の分野での研究やプロジェクト活動に従事していたなら、それをアピールして、関連する求人を選ぶことが有効です。

このように、自分の得意や興味を活かせる求人を選ぶことで、効率的に就職活動が進められるでしょう。

未経験歓迎の求人を選ぶ

大学を中退した方が就職活動を行う際、未経験歓迎の求人は魅力的な選択肢となり得ます。

その理由として、未経験歓迎としている企業は、従来の経験や学歴よりも、積極性や柔軟性を重視する傾向があるからです。

さらに、企業は未経験者向けの研修制度を充実させており、新しいスキルを身につけるチャンスも多くあります。

そのため、自らのポテンシャルを信じ、挑戦する意欲があるなら、未経験歓迎の求人を選ぶことをおすすめします。

大企業や有名企業以外にも注目する

大学中退者が就職活動を行う際、大手企業や有名企業に目を向けるのは自然な考え方かもしれません。

しかし、中小企業やスタートアップなど、名前はあまり知られていない企業でも、非常に魅力的な求人がたくさんあります。

中小企業やスタートアップは、大企業とは異なる独自の文化やビジョンを持っており、その中で自分の役割を大きく担うことができるチャンスも多い傾向にあります。

とは言っても大企業へ就職したいという方は、一度中小企業やスタートアップなどで経験を積んでから転職する方法もおすすめ。

中小企業やスタートアップでは、多角的な経験を積むことができ、キャリアの幅を広げるため、転職しやすくなります。

従って、就職活動の際は大企業だけでなく、さまざまなタイプの企業を研究し、自分に合った求人を見つけることが大切です。

【大学中退者向け】就職で好印象な履歴書の書き方・面接のポイント

以下では、大学を中退した場合の履歴書の書き方と面接のポイントを紹介します。

大学中退後に就職する際の履歴書の書き方・面接のポイント

  • 大学を中退した人の履歴書の書き方
  • 大学を中退した人の面接のポイント

大学を中退した人の履歴書の書き方

大学中退の理由は面接官として気になるポイントです。

履歴書には高校入学の学歴から以下のように記入しましょう。

平成〇〇年3月 〇〇中学校 卒業
令和〇〇年4月 〇〇高等学校 入学
令和〇〇0年3月 〇〇高等学校 卒業
令和〇〇年4月 〇〇大学 入学
令和〇〇年10月 〇〇大学 中途退学「〇〇のため退学

中退した理由も正直に書きましょう。

大学中退をどのように扱うのかは企業によって異なります。高卒扱いになることもあれば、大学に合格したことを評価してもらえる企業もあります。
大学中退の経歴は履歴書にどう書く?ポジティブに伝えて内定を勝ち取ろう!

大学を中退した人の面接のポイント

大学中退者の面接では中退の理由はもちろん、「学校生活はどうだったのか」「学業はどうだったのか」などを詳しく聞かれるでしょう。

学歴をコンプレックスに感じる人も多いと思いますが、面接官は学歴よりも「会社にあうかどうか」「長く頑張ってくれる人なのかどうか」を見ています。

書類選考に突破し、面接に来ている時点で、チャンスが与えられています。

「精神的に辛くて…」「人間関係に悩んで…」などネガティブな理由は話さないようにしましょう。

大学中退後にフリーターを選ぶと危険

大学を中退した後に、「とりあえずアルバイトをしてフリーターになろう」と考えている人がいませんか?

正社員への就活と比べて、アルバイトであれば比較的簡単に就職できます。

しかし、何の計画も持たずにフリーターになってしまうと、様々なリスクが出てくるため注意しなければなりません。

以下では、大学中退後にフリーターの道を選ぶと危険を詳しく解説します。

大学中退後にフリーターを選ぶと危険な理由
  • 一度フリーターになると抜け出せなくなる
  • フリーター期間は職歴にカウントされない
  • フリーターと正社員の生涯年収は約1億円

一度フリーターになると抜け出せなくなる

フリーターとして生活している人の中には、フリーターを抜け出したくても抜け出せなくなる人が大勢います。

というのも、アルバイトは正社員と違い、仕事量・責任量などが比較的軽いとされています。

仕事のストレスを感じる場面が少なく、精神的に楽な場合が多いため、わざわざ正社員として働く必要が無いという考えになってしまうのです。

フリーター期間は職歴にカウントされない

フリーターをしていた期間は、履歴書に職歴として記入できないので、空白期間になります。

職歴に空白期間があると、企業から様々な不信感を持たれてしまうため、就活が不利になってしまいます。

空白期間が長ければ長いほど、就活が不利になってしまうので、フリーターから抜け出すのが難しくなります。

大学中退後、とりあえずフリーターとして生活しようと考えている人は、しっかりとした計画を立てるようにしましょう。

フリーターと正社員の生涯年収は約1億円

平成27年度に厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、正社員とフリーター別の生涯賃金差は1億円以上となっています。

企業や地域にもよりますが、フリーターは生涯年収が低いことに変わりはありません。

また、定年後にもらえる年金額は、正社員が15万円前後、フリーターが6万5千円ほどと2倍ほどの差があります。

上記でも解説しましたが、一度フリーターになると抜け出せなくなる恐れがあります。

安易な考えでフリーターの道を選択しないよう、注意しましょう。

正社員 フリーター
男性 1億7801万2400円 9815万2400円
女性 1億3052万8400円 7692万7800円

引用:平成27年度に厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」

大学中退者におすすめ就職先12選

それではここから、大学を中退している人におすすめする12の就職先を紹介していきます。

大学中退者におすすめ就職先12選
  • 営業職
  • IT業界のエンジニア
  • マーケティング職
  • 広告業界
  • 販売・接客
  • 施工管理
  • 事務
  • 建設業界
  • 介護業界
  • 保育業界
  • 美容部員
  • 公務員

営業職

営業職は経歴やスキルを重視していないため、大学中退者でも就職することができ、未経験からでも高収入を狙える職種。

営業職は、固定急に加えてインセンティブ手当てが付くこともあります。

インセンティブ手当てとは、仕事の成果を上げた分だけ還元される手当のことで、自分の頑張り次第でいくらでも稼げます。

一口に営業といっても、取り扱っている商材は様々で、商材によって収入額が異なり専門的な知識が無ければ採用されないことも。

そこで、未経験から始められて高収入が得られる営業の種類を紹介していきます。

大学中退者におすすめは不動産営業

不動産営業は未経験からでも比較的転職がしやすく、求人数が多いのが特徴。

不動産営業の平均年収は、350万円~480万円ほどで、他の職種の平均年収に比べても高くなっています。

また、建売住宅など販売商品が高額になると、一つの契約を結べれば多額のインセンティブ手当てを受け取れます。

トップの不動産営業マンの中には、年収が1000万円を超えている人も…

ただ、不動産業界は仕事量が多く、退職してしまう人が後を絶たないため非常に離職率が高い傾向も。

しかし、頑張った分給与に反映される世界なので、やる気のある人には実力に見合ったものが手に入ります。

IT業界

IT業界と聞くと、未経験からでは難しいのでは?と思うかもしれません。

しかし、プログラミングスクールに通って知識・技術を習得し、IT関連の資格を取得しておくと未経験からでも転職のチャンスが広がります。

また、未経験者も積極的に採用している企業もあるので、仕事への熱意やポテンシャルが評価されれば内定に繋がることも。

会社の規模やスキルによって年収が異なるものの、エンジニアの平均年種は600万~700万で、他の職種に比べてかなり高いです。

マーケティング職

マーケティングとは自社・他社の製品やサービスが消費者に売れるよう、広告をはじめとした様々な手法で販売する職種です。

実際にマーケティングとして働いている人のほとんどが未経験からスタートしている現状があるので、大学中退からでも十分に狙えるポジションです。

受け入れる企業側も未経験者を一人前のマーケターに育てるためのカリキュラム・環境が整っているので、安心して経験を積めます。

また、成果を上げた分だけの報酬がもらえるインセンティブ制度なので、大学中退からでも高収入を獲得できるチャンスも十分です。

求人数も非常に多いので積極的にエントリーしてみてくださいね。

広告業界

かなり人気の高い業界と言える広告業界でも、職種によっては大学中退者を採用している企業があります。

企画部などのクリエイティブ要素の強い職種に関しては、大学中退者を採用している企業は少ないですが、営業や広報などの職種であれば大学中退でも就職可能。

広告業界の企業は企業規模が大きいところばかりなので、関わる仕事も規模が大きく、様々な刺激を受けながら仕事ができるでしょう。

キャリアを構成していくことも可能なので、キャリアアップを狙っている人にはオススメの職種と言えます。

販売・接客

販売や接客の仕事は、学歴不問の求人が覆う、大学中退でも採用されやすい傾向にあります。

アパレル・家電量販店は正社員求人も多いです。

これらの接客業は経験や学歴よりもコミュニケーション能力や接客の経験が求められる職種です。

接客のアルバイトをしていれば、アピールにもあるでしょう。

施工管理

施工管理とは、職人さんを集めて工事期間などのスケジュール作成・予算の調整・資源の取り寄せなどを行う仕事です。

未経験で就職した場合、年収は250~300万円と高くありませんが、国家資格を取れば最終的に昇進するため、平均年収は400~600万円ほどと言われています。

ただし、年収が高い分、職人さんと資材会社の板挟みになったり、残業で職場に泊まることも珍しくありません。

ストレスと体力に自信があり、かつ学歴に関係なく年収を上げたい、と考えている人におすすめです。

事務職

事務所というと「雑用」「給与が上がらない」などのネガティブイメージがある人も多いでしょう。

しかし事務職として就職した後で、人事・経理についての知識を身に付ければその後のキャリアアップが見込めます。

労務事務・総務事務・経理事務あたりのスキルを身に付ければ、どこの会社でも通用する人材になれる可能性があります。

建設業界

建設現場の作業員として働く建設業界は学歴や経歴は問われない就職ハードルの低い業界です。

体を酷使する職種なので体力がかなり必要で、夜勤があれば尚更ハードです。

しかし、その分収入はかなり高く一般的なサラリーマンと比較しても建設業界の方が高いことも。

建設業界は年々人手不足に陥っているので大学を中退してもやる気さえあれば就職可能です。

介護業界

高齢化に拍車がかかっている現代において、介護業界は深刻な人手不足に陥っています。

そのため、学歴に関わらず積極的に採用している傾向があります。

資格が必要となる仕事もありますが、基本的には無資格でもOK。仕事をしていく中で資格を取得できるのでスキルアップも可能です。

また、介護業界に従事している人の高齢化も深刻なので、若い年齢で就職すればかなり重宝される存在になります。

保育業界

保育業界は資格がなければできない仕事があるものの、無資格の未経験者を採用しているところもあります。

資格がないと資格所持者と比べて収入が低い傾向があるものの、経験を積んでいけば年数に応じて収入がアップするので問題ありません。

保育業界の資格を取得する方法はいくつかありますが、通信講座で取得できるので経験を積みながら資格を取得できるのが魅力です。

美容部員

美容部員は百貨店や路面店などで化粧品・コスメを販売する仕事です。

学歴や経歴はほとんど不問であり、接客経験や人柄重視で採用活動が行われているため、ハードルも低い傾向があります。

職場の人も女性がほとんどで、同じ様にコスメが好きなので、仕事仲間ができて良い関係性を築けるのも大きな魅力。

社員割りで欲しかったコスメを購入できたり、資格手当てがもらえたりと福利厚生も充実しています。

美容に興味がある人・好きな人はぜひ美容部員を検討してみてくださいね。

公務員

試験に合格すれば、学歴や経歴に関係なく大学中退者で公務員への就職が可能です。

公務員は何と言っても安定性が魅力で、収入面・待遇面・雇用関係などいずれも高水準の待遇を得られます。

しかし、公務員試験に合格するにはかなりの勉強が必要なので、計画を立てずに勉強を始めてしまうと後々後悔してしまいます。

その事態に陥らないためにも、しっかりと計画を立て、自分のペースで仕事をしていくのが重要になります。

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大学中退者によくある就職に関する疑問

ここからは大学を中退している人が就職する際に抱える疑問をピックアップして、Q&A方式で紹介していきます。

大学を中退した人が就職する際に抱える疑問
  • 大学に再入学した方が良い?
  • 「大学中退」の学歴は就職・転職活動に不利?
  • 大卒中退者に向いている仕事の特徴とは?
  • 資格を取得しておくべきですか?
  • 大学中退後はすぐ就活に取り組むのがいい?
  • 大学中退後の就活は厳しい?
  • 大学中退はクズ扱いされる?

大学に再入学した方が良い?

大学への再入学はあまりおすすめできません。

というのも、大学に在籍している間に年齢を重ねてしまい、卒業するころには同じ新卒の中でも年齢が高くなってしまうためです。

就職市場において、若いというのはかなり大きな武器なので、再入学してしまうと若さという武器を捨ててしまうことになります。

大学に再入学して学びたいことが明確に定まっている場合は再入学も手ですが、そうでない場合は就職をおすすめします。

「大学中退」の学歴は就職・転職活動に不利?

在籍していた大学を中退した場合、最終学歴は高卒です。

大卒の方に比べて、高卒の就職・転職活動が不利になることはありませんが、就職の選択肢や狭めてしまう可能性があります。

とはいえ、近年は若さや就業意欲といったポテンシャルを評価して若手人材の育成に力を入れている企業が増えているので、有利・不利は気にしなくてもいいでしょう。

大卒中退者に向いている仕事の特徴とは?

大学を中退した方は、大卒の方よりも一足早く社会に出ます。

そのアドバンテージを活かすなら、学歴ではなく本人の実力が評価につながる仕事に就くのが最適です。

例えば、エンジニア・プログラマー職は、プログラミング言語を学習し、現場で成果を上げていけば高収入が狙えるチャンスを持っています。

また、並行して資格を取得すれば、就職先選びの幅が広がるほか、フリーランスとして独立することも可能です。

詳しくは、「大学中退者におすすめ就職先12選」にて解説しています。

資格を取得しておくべきですか?

自分がやりたいと考えている仕事で必須なのであれば資格を取得してもOKです。

しかし、やりたいことがなく、とりあえず資格を取得するという半端な気持ちで行うのはあまりおすすめできません。

仕事をしながら資格を取得するのであれば問題ありませんが、仕事をしていない状態だと資格勉強をしている時間は無駄になります。

今一度自分のやりたいことを明確にして、資格を取得すべきなのか考えてみましょう。

大学中退後はすぐ就活に取り組むのがいい?

就活に取り組む姿勢は大切ですが、行き当たりばったりで就活を行っても活動そのものがうまくいく保障がありません。

まずは、自己分析や志望している業種・職種に関する研究から取り組むのがベストです。

また、転職エージェントに登録して、アドバイザーから様々な助言を頂いて活動指針を決めていくという手もあります。

大学中退後の就活は厳しい?

大学中退者の就職活動が特別厳しいわけではありません。

もちろん、一部の大企業や特定の業界では学歴を重視する傾向があり、厳しいと感じる場面もあるでしょう。

しかし、多くの企業は実務能力や人間性、コミュニケーション能力などを重視しており、中退者であっても能力を評価してくれる場は多くあります。

中退の理由や過去の経験、将来像などをしっかりアピールすることで、多くのチャンスが開けることでしょう。

大学中退はクズ扱いされる?

大学を中退したからといってクズ扱いされるわけではありません。

中退の背景には様々な事情があり、それぞれが価値のある経験として捉えられることが多いです。

例えば、やりたいことがあったり、家族の事情で学業を中断することを選択したケースなど、人によって中退にはさまざまな背景があるでしょう。

重要なのは、その経験をどう活かし、どう伝えるかです。

自分の経験してきたことや、将来どうなりたいかなど自信を持ってアピールすることで、企業や他者からの評価も変わってくるでしょう。

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大学中退者は空白期間を作らずいち早く就活を始めよう!

この記事では、大学中退者の就職先や就職事情について紹介してきました。

大学を中退したとしても、決して就活できないわけではなく、様々な就職先があります。

自分に合った就職先から内定を貰うためにも、ここの記事で紹介してきたことを実践してみてください。

また、もし就職に不安を感じたら、当サイトのリクらくを活用してみて下さい。