第二新卒でも外資系企業で働ける?日本企業との違いや第二新卒に求めるスキルなどを解説!

新卒で入社した会社で働いて、ある程度期間が過ぎると、自分のやりたい仕事に就きたいという願望が出てくる人がいるかと思います。

なかには「外資系企業で働きたい!」と考える人もいるでしょう。

外資系企業と聞くと、狭き門で転職難易度が高いと思っている人が多いと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか?

外資系企業の入社難易度や採用基準、第二新卒に何を求めているのかなどを紹介していき、第二新卒でも外資系企業に入社できるのか、という疑問を解消していきたいと思います!

第二新卒でも外資系企業へ転職できる!

結論から言うと、第二新卒でも外資系企業への転職が可能です。

経済産業省が2017年に行った、外資系企業動向調査によると、今後一年の雇用見通しは以下の通りです。

増員すると回答 39.6%
現状を維持すると回答 58.3%
減員すると回答 2.2%

https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/gaisikei/result/result_52/pdf/2018gaikyo-k.pdf

約4割の企業で採用人数を増加し、半数以上の企業は例年通りの人数で採用をしていくとの調査結果でした。

年々雇用する人数は増加傾向にあり、第二新卒も採用の対象になっているので、十分に転職できるチャンスがあります。

しかしその分競争率も高くなっているのも事実ですので、自分を最大限にアピールし、採用担当から見込まれなければ転職は難しいです。

そこで、何を基準に外資系企業が採用を行っているのかを説明していきます。

第二新卒は大手に就職できる?大手企業は第二新卒に何を求めているのか?

日本企業と違い、外資系企業は転職に前向き!

海外での転職は、キャリアアップのチャンスという捉え方です。

日本では勤務1~2年で転職すると若干ネガティブな印象を与えてしまい、転職活動が不利になることがあります。

しかし、海外では2~3年ごとに転職を繰り返して、キャリア形成をしていくことが、当たり前です。

そのため、外資系企業なら第二新卒であっても、転職のチャンスは大いにあります。

ただ、外資系企業の場合は、日本の企業以上に「スキル重視」の傾向にあると考えたほうが良いです。

また、具体的に「特定業務の経験年数」を応募条件に記載していることも多く、第二新卒から外資系に転職を希望する方は、希望の職種で求められる経験を積んでいる必要があります。

業種や職種によって多少の違いはあるものの、一定以上の英語力や、外資系系企業で働く上で必須スキルともいわれている「ロジカルシンキング」が身に付いていることなどが重視されます。

外資系企業の選考方法は日本企業とあまり変わらない

外資系企業の選考方法自体は日本の企業と大きな違いはありません。

主に以下のような流れとなります。

  1. エントリーシートを提出
  2. Webテストまたは筆記試験
  3. グループディスカッション、集団面接
  4. 個人面接

外資系企業はコミュニケーション能力を重視する傾向があるため、グループディスカッションや面接の回数が多くなっています。

また、コミュニケーション能力の他にも業種や職種に対する志望動機が重視されます。

企業に対する知識や情報を知っておくことはもちろんですが、志望業種・職種を通して将来的にどう働きたいか、どんなことを実現したいかを明確に説明できるように準備しておきましょう。

外資系企業が第二新卒に求めるスキル

選考方法は日本企業とあまり変わりませんでしたが、求められるスキルに違いはあるのでしょうか?

外資系企業が、第二新卒に求めている主なスキルは、

以上の3つです。

いずれも日本企業以上に高い水準で求められるスキルで、採用基準にもなっています。

それでは、1つずつ詳しく説明していきます。

明確なキャリアプランを立てている

将来的にはどのようなプロジェクトに携わりたいのか

そのプロジェクトでどのような役割をこなしたいのか

どういう成果を上げたいのか

仕事をしていくうえで、自分がやりたいことに、具体的なイメージを持っている必要があります。

日本の企業以上に結果が全てという考えが強いため、入社前から仕事内容を理解し、将来像を持っておかなければキャリアプランを持っていないと判断されてしまいます。

ビジネスレベルの英語力

業種によっては、営業先や上司などが外国人の可能性が高いので、英語のスキルはほぼ必須と言えます。

TOEICであれば700点が目安となり、円滑なコミュニケーションが取れるネイティブな英語力が求められます。

TOEICの点数が必須条件になっている外資系企業もあるので、TOEICを受験しておく必要があります。

ロジカルシンキングができているか

仕事において論理性を求める外資系企業では、ロジカルシンキングが必須能力で、特にフレームワークを利用して物事を進めていけるスキルが求められます。

フレームワークとは、ロジカルシンキングをする際の基本となる枠組みのことです。

例えば、スポーツ選手が決まった動きや型を身につけるため、何度も反復練習をします。

基本の動きや型が身につけば、動作にバリエーションが増え、イレギュラーなことが起こった場合でも、柔軟に対応できます。

ビジネスにおけるフレームワークも同様で、基本的な型を身につければロジカルシンキングを常に行えるようになります。

ビジネスでのフレームワークにはいろいろありますが、主なものには以下の2つが挙げられます。

MECE

MECEとは、「Mutually Exclusive」「Collectively Exhaustive」を組み合わせて略したものです。

物事の内容において重複がないこと、漏れがないことを示します。

内容に重複や漏れがあれば、結果を出すためには無駄になったり、二度手間となってしまうのです。

特に漏れがないことは重要であり、確認すべき事項が漏れていたために仕事が失敗してしまうことが多々あります。

失敗を無くすために、MECEの考え方に基づいて考えることにより、成功に近づくことができるのです。

ピラミッド構造

物事を整理する時に、それぞれの問題点をピラミッド状にすることを「ピラミッド構造」と呼びます。

抽象的な物事をピラミッドの最上層にして、そこから派生する具体策などを階層ごとにまとめていくと、問題がどの階層にあるのかを理解できます。

これによって、現場の社員や役職付きの人がどの問題について取り組むべきかが明確になるのです。

外資系企業が第二新卒を採用する理由

なぜ、外資系企業が第二新卒を採用するのでしょうか?

答えは意外な理由で、日本で企業名の知名度が低いことが背景にあるようです。

日本での知名度が低く、人材が集まらない

第二新卒を採用する外資系企業で多いのが、新規事業の立ち上げや会社規模の拡大に伴い、人員が不足しているケースです。

本社が海外にあり、本国での知名度が高いのに対して、日本での知名度は低い外資系企業が多数あります。

知名度が低いために、新卒で優秀な人材が集まりにくい問題を抱えているので、ポテンシャルの高い第二新卒を狙って採用が行われているようです。

外資系企業の特徴とは?

日本企業を想像した時に、年功序列や終身雇用、集団的意識などがあげられます。

それに対して外資系企業には、どのような特徴があるのでしょうか?

完全な実力主義

外系企業は実力主義のため、年功序列という概念がありません。

そのため、実力次第で若い年齢でも高額な給料を得ることができます。

成果を上げた分だけ自分に返ってくるので、仕事のモチベーションに繋がるかもしれません。

しかしその反面、実力がない人はどんどん周りに抜かれていき、劣等感を感じてしまう場合もあります。

海外への転勤もある

外資系企業の特徴ともいえますが、日本だけではなく海外にも会社があるので、自分の意思に関係なく転勤を命じられるケースもあります。

人によっては、異国の土地で何の身寄りもなく仕事や生活することにストレスを感じてしまう人もいます。

短期間で転勤が続く企業もあるので、外資系企業で働きたいと考えている場合には、数回の転勤を覚悟しておかなければなりません。

人材を育成していく風潮が無い

日本企業の場合には入社した新社員に対して、新人研修や講習会など新人社員を育成していく風潮がありますが、外資系企業の場合には育成していく風潮がありません。

集団的に動くというよりも、良くも悪くも個人を尊重しますので、自分のことは自分でやるのが外資系企業の考え方です。

そのため、仕事に受け身だと評価されませんので、自分からコミュニケーションを取り、能動的に動ける人材が求められます。

優秀な人材が多く挫折してしまう可能性がある

外資系企業で働いている人のほとんどは、基本的に優秀な人材が多く、自分よりも優秀な人がいて当たり前と考えていたほうがいいです。

仕事ができると過信していた人が、外資系企業に入社してから自分の意見や考えが全く尊重されず、挫折してしまうケースが多いです。

優秀であり自分に自信を持っているからこそ、挫折者が多い環境です。

そのため、メンタル面に自信がない人には、向いていない環境かもしれません。

外資系企業ならではの特徴を理解して、転職を成功させよう!

第二新卒でも、外資系企業に転職することは可能です。

しかし転職を成功させるには、日本企業と外資系企業の採用基準や特徴に違いを理解し、求めているニーズに応えなければなりません。

選考方法こそ大きな差はありませんが、求められるスキルには明確な違いがありますので、理解しておかなければなりません。

また、外資系企業は実力主義で、努力次第では高収入を得られる魅力的な転職先で、実力社会で働くことによって自身のスキルアップにもつながります。

この記事を読んだ方の転職が成功するのを祈っています。

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