ベンチャー企業への転職は後悔が多い!?その理由と後悔してしまう人の特徴とは?

ベンチャー企業への転職は後悔が多い!?その理由と後悔してしまう人の特徴とは?

大きな組織で働いたことがある方なら「裁量権があり、自分の能力が発揮できそうなベンチャーで働きたい!」と考える人も多いのではないでしょうか。

しかしベンチャー企業は大手企業に比べて福利厚生や制度が整っていないところも多いため、転職して後悔してしまう人も多いのも事実です。

ここではベンチャー企業に転職して後悔する事例を挙げていきます。

ベンチャー企業に転職して後悔したくない方は是非参考にしてみてください。

ベンチャー企業への転職で後悔する事例

ベンチャー企業に転職して後悔してしまう事例は以下の通りです。

もちろん会社によって当てはまる項目と当てはまらない項目はあるので、ベンチャー企業の傾向として把握しておくとよいでしょう。

業務内容が広くて負担になってしまった

ベンチャー企業は慢性的に人手不足な会社が多く、業務内容が広くて後悔した…という人も多いです。

営業として入ったのに人事・経理もやっている…など1人で2役も3役もこなす必要があり、「思ってた仕事が全然できない…」と後悔してしまいます。

社員数が100人を超えるベンチャーは比較的1人1人の役割が明確化されていますが、30人程度のベンチャー企業は業務内容が広くなってしまうことへの覚悟をしたほうがいいでしょう。

給与・待遇面など福利厚生が整っていなかった

どのくらいの規模のベンチャーに転職するかにもよりますが、大企業からベンチャーに転職した場合、年収はダウンするのが一般的です。

もしあなたが専門知識や経験を買われて転職したのなら大きく年収が変わらないケースもありますが、未経験業界・職種への転職なら福利厚生・年収は下がると思った方がいいでしょう。

ベンチャー企業は売り上げが立たない新人や即戦力にならない人に対しては、月収・ボーナスを低く設定する傾向にあるからです。

他にも産休・育休・退職金がなかったり、有給消化が推進されていない企業にあたってしまい、後悔する人も多いです。

社員・会社のカラーと合わなかった

ベンチャー企業は比較的若くて明るい人が集まる傾向にあります。

特に社長が学生企業した会社だったり、できて間もない会社などは若い人が多く、プライベートでの交流や飲み会が頻繁に開かれることもあります。

そういった環境があっている人にとっては楽しい時間を過ごせますが、「仕事とプライベートは分けたい」「黙々と作業をしたい」という人は、自分の居場所が見つけられずに後悔してしまうケースも多いです。

0→1を作り出すことが大変だった

ベンチャー企業は常に新しい発想や仕事を生み出すことが求められる環境です。

「決められた仕事を淡々をこなす」はベンチャー企業に求められていないため、新しいことを生み出す力のない人には辛く感じてしまうでしょう。

ベンチャー企業は上司の指示を仰ぐ、与えられた仕事をするのではなく、上司に新しい提案をして仕事をするスタイルが基本です。

退職率が高い

大手企業と比べてベンチャー企業は「福利厚生が整っていない」「起業したい」などの理由で退職する人が多く、離職率も高いです。

人の入れ替わりが多いと環境の変化が激しかったり、業務の負担が増えたりして後悔する人も多いでしょう。

ベンチャー企業への転職で後悔する人の特徴

ベンチャー企業に転職して後悔してしまう人の特徴は以下の通りです。

特にイメージや憧れだけでベンチャー企業に転職してしまった人は後悔しやすい傾向にあります。

今、「ベンチャーでやりたいことができそう」「華やかで自由そう」という理由でベンチャー企業への転職を検討している人は注意しましょう。

イメージで転職してしまった人

あなたはベンチャーにどういったイメージを持っていますか?

恐らくこういったイメージを持っているのではないでしょうか。

よく勘違いしてしまうのが「ベンチャー企業に入社すれば成長できる」と思ってしまうことです。

たしかにベンチャー企業は社員数が少ないため決定までのスピードが早く、仕事もたくさん任せてもらえるので成長に繋がる可能性もあります。

しかしすべてのベンチャー企業が成長できる環境か?と言われると、当てはまらない企業もたくさんあります。

ベンチャー企業に入れば自動的に成長できると思っている人は、現実とのギャップに気づかず転職してしまうため、後悔しやすくなります。

自己分析ができていなかった・浅かった人

先ほどの「ベンチャーへのイメージや憧れで転職してしまった人」と類似していますが、自己分析を十分にせずにベンチャーへ転職してしまう人も後悔しやすいです。

自分の適性と憧れは必ずしも一致しないものです。

ベンチャーへのイメージや憧れにとらわれず、しっかり自己分析をすることでミスマッチも少なくできます。

大企業で結果を残せなかった人

大企業の場合、「入社しても裁量権が少なく、与えられた仕事のみしていて成長実感がない」という理由でベンチャーへの転職を考えるケースが多いです。

しかし大企業で結果を残せなかった人は、ベンチャーに転職しても結果を残せない可能性が高いです。

ベンチャー企業は大企業に比べて使える資金や、人員、ネームバリューが少ないため活躍するためには大手企業より覚悟が必要です。

当事者意識がない人

ベンチャー企業は裁量権が大きいのがメリットですが、当事者意識がなくては裁量権を使いこなせません。

与えられた仕事をこなす、上司から言われたことだけをやる、という受け身の姿勢ではベンチャーで思った通りの働き方はできないでしょう。

与えられた仕事以外も自分で提案していく、すべて自分の責任として仕事をしていく…こういった当事者意識のない人はベンチャー企業に転職しても後悔してしまうでしょう。

変化が苦手な人

ベンチャー企業は決定までのスピードが早いのが特徴ですが、その分変化が多い環境です。

1年前と現在では、事業内容も組織体系も変わっている…なんてことも珍しくありません。

人の入れ替わりも激しいでしょう。

変化が楽しい!という人も多いでしょうが、変化する環境にストレスを感じる人も少なからずいるはず。

変化が苦手な人がベンチャー企業に就職してしまうと、ストレスを感じやすく、転職したことを後悔してしまいがちです。

ベンチャー企業への転職に向いている人の特徴

給料や福利厚生よりスキルアップを重視する人

ベンチャー企業はやはり大企業と比べると福利厚生や給料などの待遇面は劣ってしまいます。

しかしベンチャー企業のいいところは「スピード感がある」「裁量がある」ところです。

やりたいです!と手を挙げれば多くのことに挑戦できる環境でしょう。

福利厚生や給料よりもスキルアップしたい、発言権が欲しい、と考えている人はベンチャー企業に向いていると言えます。

将来起業を考えている人

100人未満の小規模なベンチャー企業だと経営陣との距離が近いため、将来起業したいと考えている人にとって勉強になる環境でしょう。

大きな企業だと若くして社長と1対1で話せる機会は、ほとんどありません。

若いうちに出世すれば、事業の計画や会社の運営にも携われるチャンスがあるため、起業の勉強になります。

起業したいと考えている人は、スキル・ノウハウを身近で勉強できるベンチャー起業に向いています。

若くして出世したい人

ベンチャー起業は比較的若い社員が多く、人の入れ替わりも多いため、結果を出してある程度の勤続年数になれば出世できるチャンスがあります。

社員数が数千人単位の会社だと10年勤めても課長・部長になれないことも珍しくありませんが、ベンチャー企業は比較的若いうちから出世できる環境にあります。

変化をポジティブに考えられる人

ベンチャー企業は事業内容・組織体制・人の変化が大企業よりも激しいです。

しかしこういった環境の変化に対応でき、かつ変化を楽しめる人はベンチャー企業に向いていると言えます。

自分で考えて仕事ができる人

ベンチャー企業ではいわゆる「指示待ち」ではなく「自分で考えて仕事ができる人」が求められます。

そのため上司に細かい指示を出されなくても、自分で考えて行動をしていくタイプの人はベンチャー企業に向いています。

自ら仕事を見つけてPDCAサイクルを回せる人はベンチャー企業で活躍できるでしょう。

ベンチャー企業に転職して後悔しないための方法

なぜベンチャー企業なのか?と明確にする

憧れやイメージだけでベンチャーに転職をしてしまうと、ミスマッチが生まれて後悔していまいます。

そのため、「なぜベンチャーでなければいけないのか」目的をはっきりさせて転職しましょう。

特に大手からベンチャーに転職する場合、年収・福利厚生などの待遇面のグレードは下がるでしょう。

今より休みがとれなかったり、年収が低くなっても気にならないぐらいの目的がないと、後悔する可能性が高いです。

などの目的が明確でないとベンチャーに転職するのは危険です。大手からベンチャーへの転職はできますが、ベンチャーから大手に行くのは難易度が高いです。

慎重に「本当にベンチャーでやりたいことがあるのか?」自問自答しましょう。

最低でも4~5社のベンチャー企業を見ておく

ひとくちにベンチャー企業といっても、ベンチャーは会社によってかなりカラーが異なります。

1、2社しか知らずに面接を受けてしまうと、かなりベンチャーに対しての情報・イメージが偏ってしまいます。

何十社もみる必要はありませんが、最低でも4~5社は見ておいた方がいいでしょう。

最近では面接まで進まずとも、カジュアル面談や勉強会などで会社の雰囲気を知れるチャンスもあります。

自分の足と目でベンチャー企業の雰囲気を知っておくと、後悔も少ないでしょう。

第3者の力で優良ベンチャーに転職する

ベンチャー企業は1、2社だけではなく、最低でも4~5社は見ておいた方が情報の偏りがなく、後悔のない転職に近づけます。

しかし、今回ベンチャー企業に初めて転職する人は、ベンチャー企業で働いたことがないので無意識のうちのバイアスがかかりがちです。

偏った情報収集をしないためには、第3者の力を借りるのもおすすめです。

親や友人はもちろん、転職エージェントなどの第3者に相談することで、優良ベンチャーに転職できる確率がぐっと高まります。

転職理由を明確にして後悔のない転職を

ベンチャー企業に転職して後悔する人の特徴として

などを上げましたが、総じて後悔理由として上げられるのは「リサーチが足りなかった」からです。

転職は人生で大きな決断です。

後悔しないためにも自分・会社・ベンチャーの特性について徹底的にリサーチして後悔のない選択をしましょう。