大学を中退している人の割合とは?中退すると就活にどのような影響を与える?

大学を中退している人の割合とは?中退すると就活にどのような影響を与える?

大学中退を考えている人の中には、すでに中退している人の割合はどのくらいなのか気になっている人がいませんか?

一般的に見て大学を中退している人は少ないのか、多いのかを知っておくだけでも、自分の進路の参考になります。

そこでこの記事では、大学を中退している人の割合や中退している人の理由、大学中退が就活にどのような影響を与えるのかなどを解説。

大学中退を考えている人はもちろん、既に大学を中退している人も参考にしてみて下さいね。

大学を中退している人の割合は全体の2%ほど

文部科学省が平成26年に発表した「学生の中途退学や休学等の状況について」によると、全学生数299万人の内、1年間で大学中退をした人数は約7万9千人。

そのため、1年間での中退者数は全体の2%ほどという割合です。

パーセントで表すと少ない印象を受けるかもしれませんが、人数を見るとかなりの人数になります。

大学中退者数の男女比は7:3

次に男女別の中退者数を紹介していきます。

独立行政法人の労働政策研究・研修機構が行った「大学等中退者の就労と意識に関する研究」によると、男性が69.1%、女性で30.1%の割合。

女性よりも男性の方が倍以上中退していることが分かります。

学年別でみると2年生で中退している割合が高い

独立行政法人 労働政策研究・研修機構が行った「大学等中退者の就労と意識に関する研究」によると、大学中退したときの学年は以下の通り。

1年生 2年生 3年生 4年生以上
男性 12.3% 28.4% 26.4% 32.9%
女性 27.5% 37.1% 17.9% 17.5%
合計 17.0% 31.1% 23.8% 28.1%

2年生で中退者数の割合が多いのは、大学に入学してからある程度落ち着いてきたころに、大学に行く意味を見失ってしまう人が多いためです。

また、2番目に多い4年生では卒業単位が取れず、留年が確定したため中退を選ぶ人が多いのが原因になっているようです。

大学を中退している人の主な中退理由

大学を中退している人の割合が分かったところで、ここからはどのような理由で中退しているのかを紹介していきます。

中退している人の主な理由は以下の通り。

それぞれ見ていきましょう。

大学に通う意味を見出せなくなった

まず一つ目の理由は、大学に通っている意味を見出せなくなった場合。

大学に進学したものの「自分が学びたいことが学べない」「この大学に入った目的がわからない」と入学後で考えが変わるのはよくあることです。

大学を選んでいる時点ではまだ高校生なので、考えが固まっていない状態で適当に大学を決める人も多いです。

そのため、大学に通っていても時間を無駄に浪費してしまうと考えて、中退する人が多くなっているのです。

単位が取得できず進学できなくなった

2つ目の理由は、取得単位が取れなくて、進級や卒業ができずに中退してしまった場合です。

大学では学業以外に、サークルやアルバイトなど様々なイベントがあるので、誘惑がたくさんあります。

誘惑に打ち勝てず学業をおろそかにしてしまい、進学に必要な単位を取得できない人も。

また、大学のレベルを高くして入学した場合、大学の勉強レベルについていけないという人も多くなっています。

大学に通うため費用を捻出できなくなった

3つ目は、大学に通うための費用を払えなくなってしまった場合です。

大学に通うには、入学費・学費・教材費などあらゆるお金がかかります。

特に私立大学に進学して、一人暮らしを始める場合は4年間で600万~700万ほどかかると言われています。

両親が全ての費用を負担してくれる場合、特に心配ありませんが、奨学金などを借りる場合は全ての費用を自分で支払わなければなりません。

また、奨学金を借りる場合も将来的に返済していかなければならないため、将来的なことを考えるとかなり出費に。

そのため、大学を中退して就職をする人が多くなっているのです。

大学を中退することで生まれる3つのリスク

大学を中退しても生活ができなくなるという訳ではありませんが、あらゆるリスクがあるということを理解しておきましょう。

それぞれ詳細に説明していきます。

大学を中退すると就活が不利になる可能性が高い

大学を中退すると、就活の際に不利になってしまうケースが多いです。

というのも、企業は大学中退者に対して以下の様な不信感を抱きます。

大学中退者は以上のような不信感を持たれてしまうため、企業から見て魅力的な人材という判断をされません。

そのため、大学理由の伝え方を工夫したり、熱い志望動機を伝えたりして企業の抱えている不信感を払拭するのが内定を貰うポイント。

下記の記事で、中退理由の効果的な伝え方を紹介しているのでぜひ参考にしてみて下さい。

大学中退の理由はどのように伝えるべき?状況別の中退理由を説明します!

最終学歴が高卒になるため就職先の選択肢が少ない

大学を中退した人の最終学歴は、「大学中退」ではなく「高卒」となります。

最終学歴が高卒になってしまうと、「大卒以上」の求人にエントリーできなくなってしまうため、就職先の選択肢が狭まります。

そのため、自分の興味がある職種や業種へのエントリーができなくなってしまうことも。

また、大卒以上の求人に比べて、高卒向けの求人は収入や待遇などの面でどうしても劣ってしまうことが多いです。

将来的な可能性もかなり狭まってしまうため、大学中退するリスクはかなり高いということが言えます。

大学中退した人の就職が厳しい理由は?就活に成功する方法を解説!

無計画に中退すると就職できない空白期間ができてしまう

大学中退後の進路を決めておらず、無計画に中退してしまうと、大学中退後の空白期間が長くなってしまう可能性があります。

空白期間は履歴書の職歴の欄に記入できないため、企業からすれば「この期間は何をしていたのか」という疑問を持ちます。

大学中退後の空白期間については、面接中に必ず質問されるため、企業が納得する回答を伝えなければなりません。

しかし、中退後にニートとして何もしていなかったり、フリーターとしてアルバイトをしていたりしても何一つアピールにはなりません。

そのため、大学後の進路を十分に考えてから中退するようにしましょう。

一時的な感情で中退してしまうのはNG

大学に在籍していると、人間関係や学業など面でストレスを感じる場面が多いでしょう。

しかし、一時的な感情で大学を中退するのは絶対にNGです。

大学中退後すぐに就職先が決まったりする可能性があるわけではありません。

そのため、大学を中退する前に本当に大学を中退するべきなのか?大学中退後はどうするのかよく考えてみましょう。

自分の進路と向き合うことで、あらゆるリスクの回避に繋がることも。

やりたいことがある場合は在学中に行動してみる

自分のやりたいことをするために大学中退を考えている人は、在学している状況で行動を起こせないか考えてみましょう。

というのも、行動してから「イメージと違う」ということがよくあるため。

その際に大学中退を後悔してしまうケースが多くあるので、在学中に行動しておくとミスマッチが起きても安心です。

自分からアクションを起こす際には、あらゆる保険をかけて、リスクを回避できるようにしましょう。

大学中退して後悔したこととは?後悔する人・しない人の特徴を紹介

休学して考え直すのも1つの方法

大学を中退する前に、一旦休学して将来を考えるのも1つの方法。

身を置いている環境から離れれば、自分の状況を客観視でき、考えを改めることができます。

また、休学期間中に様々な情報を取り入れれば、その後の進路に選択肢が広がるケースもあります。

休学は自分と向き合う時間を作る有効な手段なので、ストレスを抱えていたり、中退を考えている人は一度休学して自分と向き合ってみましょう。

大学を中退する場合は明確な理由を持とう!

大学を中退している人の割合は、1年間で全体の約2%。

大学中退者は全体的に見てかなり少数派で、大学を中退することで生まれるリスクは様々です。

そのため、可能であれば中退せずに卒業を迎えるべきですが、どうしても中退したいという人は明確な中退理由を持つようにしましょう。

また、中退後どのように過ごすのか、進路はどうするのかなどを明確に決めておくのも重要です。

あらゆるリスクを回避し、大学中退後の就職を成功させましょう!

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