大学中退者の就職は厳しい?成功させるコツや資格なしでも就職できるおすすめの職種を解説

大学中退者の就職は厳しい?成功させるコツや資格なしでも就職できるおすすめの職種を解説
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大学を中退してしまった人の中には、普通に就職できるか不安な人も多いと思います。

実際、就職活動において大学中退者は、大学を卒業した新卒や第二新卒と比較すると不利です。

それでは、大学中退者はどのように就活を進めていけば、採用までこぎつけることができるのでしょうか?

今回の記事では、大学中退者の就職が難しい理由、就職を成功させる方法を紹介していきます。

大学中退後、就活に不安を感じている人は、ぜひ読んでみてくださいね。

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この記事の監修者
リクらく監修者:柴田様
柴田郁夫
一般社団法人地域連携プラットフォーム代表理事。株式会社志木サテライトオフィス・ビジネスセンター代表取締役。職業訓練や国家資格キャリアコンサルタント養成講習等を展開。キャリアコンサルタントの経歴は、大学助教授時代から20年超。国家検定1級・2級キャリアコンサルティング技能士、国家資格キャリアコンサルタント。『働く人を幸せにする援助職~国家資格キャリアコンサルタントになるには!?』(秀和システム)』等、著作多数。
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大学を中退した人の就職は厳しい?

中退理由に関わらず、大学中退者の就活は難易度が高いです。

そのため、自分の思い描いているような就活ができず、希望している就職先に中々決まらないことも多いでしょう。

大学を中退した人の就活は、なぜ難易度があがってしまうのか。

その理由を説明していきます。

大学を中退した人の就職は厳しい?
  • 中退者は継続力が低い人間と思われる
  • 大学中退者の最終学歴は「高卒」

中退者は継続力が低い人間と思われる

大学に入学しても、卒業しないと意味がありません。

企業側としても、大学に入学できる学力のほかに、大学を卒業することも重要視します。

中退していると物事を最後まで続ける持続力が無いと判断されます。

会社は、転職サイトやエージェントへの登録など採用に多くのコストをかけています。

採用後も会社のいろはがわからず戦力にならない期間も給料を支払い・指導する人のリソースも割くことになります。

いくら良い大学に入学できるほど優秀でも継続力がなく、すぐに会社を辞められてしまったら会社としては大きな損失になります。

そのため継続力が低い可能性のある中退者は、リスクを避けるために、厳しい採用基準で見られてしまうことになるのです。

大学中退者の最終学歴は「高卒」

大学の中退者の最終学歴は「大学中退」では、ありません。

中退者の最終学歴は「高卒」です。

高卒と大卒では、就活の選択肢の数が大きく違います。

最終学歴が大卒の方が、圧倒的に就活の選択肢が多いです。

というよりも受けられる会社の数が圧倒的に異なります。

その理由は、単純。

最低応募条件として「大学卒業」を条件にしている会社が多いから。

そのため、応募条件に「大学卒業」を入れていない、限られた企業の中から、就職先を選ばなければならなくなります。

ハタラクティブには学歴に関係なく様々な求人が掲載されている!

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若年層向けの転職・就職エージェントであるハタラクティブには、学歴を不問としている求人が多く掲載されています。

大学卒業していないと求人が紹介してもらえないということが一切ないので、大学中退した人でも問題なく利用可能です。

最短1週間で内定を貰えることもあるので、「なるべく早く内定をもらいたい!」と考えている人にぴったりです。

担当者の評判も非常に高いので、スムーズに内定を勝ち取りたい人はぜひ利用してみてくださいね。

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大学を中退した後の空白期間が長いと就職が厳しくなる

大学中退自体、就職活動で不利です。

さらに大学中退から時間が経っている場合、時間が経てばたつほど不利になっていきます。

中退後からの期間は、空白期間になってしまいます。

空白期間が長くなってしまうと、企業に不信感を与えてしまいます。

その不信感のせいで採用に至るのがかなり難しくなってしまいます。

また、空白期間については、就活の中で企業から100%説明を求められます。

説明できる理由があれば、企業を納得させられます。

夢を追いかけていた…など、夢を掴もうとしていた事柄で一定の数字を残していたら別かもしれません。

しかし、多くの場合は「夢を追いかける」のは遊ぶ言い訳。

実際はフリーターとしてバイトをしていたり、何もせずにふらふらとニート生活を送っていた事実しかないでしょう。

なので大学中退後は、なるべく早く就活を始めたほうが賢明です。

思い立ったが吉日。今からでも遅くありません。

これ以上時間が経つ前に、早く就活を始めましょう。

リクらく監修者:柴田様
本文にあるように、できるだけ早くに就職活動をして、空白期間を短くする事が得策です。
とは言え、実際に就職面接で、空白期間をどう説明するかは大問題です。
キャリアコンサルティングの場では、空白期間の内容を、違った視点から見つめ直します。
すると新たなストーリーが浮かび上がって来る事もあります。
まったく何もしていなかった、という事はありません。
自分でも納得し、面接官にも通じる物語をどう紡ぐことができるかが鍵です。キャリアコンサルタントに一度相談をしてみるのも得策です。

通学していた大学名で就職難易度は変わる?

大学中退している人の中でも、中退した大学によって就活に有利・不利が生まれます。

どの様な違いがあるのか詳しく説明していきます。

通学していた大学名で就職難易度は変わる?
  • 知名度の高い大学は就活が有利
  • 知名度が低い大学は就活が不利

知名度の高い大学は就活が有利

入学するのが難しい難関大学や、全国的に知名度が高い大学などを中退している場合は比較的有利に就活を進められます。

難関大学に入学するためにしっかりと勉強していた経験を評価されるため、起業側から持たれるイメージも良くなります。

大学を中退していても、有利に就活を進められるでしょう。

知名度が低い大学は就活が不利

無名の大学やあまり偏差値が高くない大学の場合、大学を中退してしまうと、就活がかなり不利になります。

無名の大学の中には受験勉強をしなくても、お金を支払えば入学できる大学もあり、勉強しなくても入学できてしまいます。

そのため、無名の大学は企業から見てもあまりいい印象を持たておらず、中退しているとなるとさらに見る目は厳しいです。

大学中退者が正社員就職を成功させる6つのコツ

大学中退者の就活が不利であることを解説してきました。

中退者の就活が不利であることは、薄々感づいていたと思います。

しかし実際に明確に理由を述べられると不安感が増してしまっているのではないでしょうか?

なので、ここからは大学中退者が就職を成功させる方法を紹介します。

すぐにでも活用できるものばかりなので、アクションを起こして、就活を有利に進めましょう。

また、こちらの記事で就職活動を始めるにあたって準備しておいた方が良いものを紹介しています。

ぜひ、参考にしてみてください。

転職活動に向けて何を準備すればいい?~悩める20代に送る転職準備マニュアル~

専門的な知識が問われない仕事
  • 情報収集をしっかりと行う
  • 複数の求人サイトに登録する
  • 資格を取得して仕事への意欲をアピールする
  • 大学を中退した理由をポジティブに説明する
  • 経歴不問・未経験OKの会社に絞って就活を行う
  • 就職エージェントを活用する

情報収集をしっかりと行う

就活が難しいと言われている大学中退者でも、情報収集をしっかりとおこなえば、十分に採用に至ります。

そのために、就職したい業界について、理解を深める必要があります。

自分が希望している業界ではどんな能力が求められているのか。
どのような特徴を持った人が働いているのか。
情報を集めれば、業界のニーズに応えられる人間になることが可能です。

業界が求めているニーズを理解しないまま就活を始めてしまうと、就活が成功する見込みはありません。

業界から求められているスキルを理解し、自分を上手くアピールするために、情報収集をしっかりとおこないましょう。

複数の求人サイトに登録する

求人サイトへの登録は、就職活動において必須です。

大学中退者は、新卒と違い中途採用枠で就活を受けることになります。

そのため、どのような企業が求人を出しているのか理解しておかなければなりません。

企業が出している求人をみるためには、求人サイトに登録して、企業の動向を頻繁にチェックしておく必要があります。

求人サイトは、手持ちのスマートフォンから簡単に登録でき、24時間いつでもスマホでチェックできます。

また、求人によっては掲載期間が設定されています。

行きたい企業を見つけたとしても、掲載が終わってしまい応募ができない事態に陥ってしまうこともあります。

日頃から求人をチェックする習慣を身に付けておきましょう。

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資格を取得して仕事への意欲をアピールする

大学中退者が就職をするなら資格の取得はおすすめできる方法です。

面接の成功の可否は、企業にどれだけ自分を上手くアピールできるかで決まります。

しかし大学を卒業していない大学中退者は、どこをアピールすればいいのか分からない人が結構います。

そこで簡単にアピールポイントを作れるのが資格の所持です。

自分の就職したい業界に有利な資格を取得して、就職に対して本気であるアピールしましょう。

資格によって取得難易度は異なります。

取得できるまでに1年~2年かかってしまう資格もあります。

しかし取得難易度が高い資格であればあるほど、それを必要とする会社も多くなります。

希望する業界の業務内容に活かせる、会社に対してアピールできる資格を取得するようにしましょう。

リクらく監修者:柴田様
私がお薦めしている資格は、自身の所有資格でもあり恐縮ですが、「国家資格キャリアコンサルタント」です。
最短では半年程で取得でき、初回受験での合格者は6割程で難易度もそう高くありません。
企業の人事・総務部門や、人材系企業(派遣や紹介会社)、また就職支援を行っている団体等への就職に有利な資格となります。
資格取得に向けての学習で得られるスキルは、傾聴力(人の話をよく聴けるようになる)や人を受け入れる力で、
それは「コミュニケーション力」アップにつながります。人間関係も格段に良くなります。
もちろん営業力も高まるので、一生の強みとなるでしょう。

大学を中退した理由をポジティブに説明する

大学中退者の面接では、間違いなく「大学を中退した理由」を聞かれます。

「大学がつまらなかったから」

「卒業単位が全く足りず卒業の見通しが見えなかった

このようなネガティブな理由では、間違いなく評価は落ちます。

大切なのは、「ポジティブな理由」です。

「在学中に所属学部以外の学問に興味がでたので、そっちを勉強するために辞めた」

この答えの次の面接官の質問は「その学問ってなに?」「他の学部、大学に転学する選択肢はなかったの?」と予測できます。

ある程度ポジティブなもっともらしい理由を作成すれば、次の面接官の質問も予想しやすく、自分の描いたストーリー通りに物事が進みます。

就活を進めていくうえで、面接は避けられないもの。

面接では、自分をいかにアピールするかが重要なので、ポジティブな中退理由を作成しましょう。

経歴不問・未経験OKの会社に絞って就活を行う

業界未経験、経歴不問の会社を選びましょう。

応募資格が大学卒業以上の企業や、専門的な知識を有していないと応募できないなど、企業によって応募資格は様々です。

大学中退者は最終学歴は高卒。

社会人未経験なら業界を経験どころの話ではないですよね。

当然、応募条件を満たしていなければ就職することはできません。

就活に不利有利以前に応募資格すらなければ、そもそも就活を開始できません。
なので未経験OK・経歴不問の企業に絞って、就活を進めましょう。

未経験OK経歴不問ということは、基本的には秘めたポテンシャル使用になります。

上述したような資格を取得するなど、仕事に対しての高い意欲をアピールすれば、十分に採用される可能性があるでしょう。

リクらく監修者:柴田様
学歴やスキルではなく、自らのポテンシャルを評価して採用してくれる、というのですから
「未経験OK・経歴不問」の企業には、すばらしい考えの企業が多いと言えます。
しかし、中には「人は使い捨てればいい」といった不遜な考えの企業も混じっているので要注意です。
例えば、将来はIT技術者に、と求人募集しているのに実際は家電量販店での販売の仕事しか与えられず、
プログラムの勉強をしろ、と言われるがその勉強代は自分持ち、といった企業などは、その典型でしょう。企業を見抜く目も養ってください。

就職エージェントを活用する

大学中退者は就職支援サービスを使用しましょう。

就活は基本的に1人で進めるので、就活経験のない大学中退者は、不安や分からないことがたくさんあるでしょう。

分からないことをそのままにして就活を進めてしまうと、企業が求めている人物像を理解できません。

その結果、間違ったアピールをしてしまい、採用に至らないのです。

そこで、おすすめしたいのが就活支援サービス。

就活支援サービスでは、一人一人に専任のエージェントが付いて、就活を全面的にサポートしてくれます。

履歴書の添削・面接練習・企業の求める人物も教えてくれるので、就活を有利に進められます。

大学を中退した人にはハタラクティブがおすすめ!

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大学を中退した人には10代~20代向けに特化した就職支援サービスであるハタラクティブがおすすめです。

ハタラクティブには社会人の有無やスキルに関わらず、ポテンシャルを重視している求人が多く、大学中退というハンデがあっても問題なく利用できます。

また、カウンセリング実績は110,000人以上で、就職成功率は80.4%と高水準を誇っています。

登録料や利用料は一切かからないので、大学中退として内定を勝ち取りたい人はぜひ利用してみてくださいね。

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資格なしの大学中退者におすすめの業界・職種

大学中退すると最終学歴は高卒になり、大学を卒業している人に比べて就活のハードルが高くなります。

企業によっては大卒以上しかエントリーできない企業もあるため、就職先の選択肢も狭まってしまうことに。

そんな就活に不利な大学中退者でもチャレンジできる、おすすめの職種5つを紹介していきます。

資格なしの大学中退者におすすめの業界・職種
  • IT関連
  • 広告関連
  • 公務員
  • 接客業
  • 起業して社長になる

大学中退者の就職先とは?就職に成功する秘訣やおすすめの就職先を紹介

IT関連

IT業界は学歴に関係なく手広く採用を行っているため、大学中退者でもチャレンジできる業界です。

未経験からでも活躍するための研修カリキュラムが整っているため、経験者でも安心して働くことができます。

非常に専門的な仕事なので、スキルや経験を身に付けてしまえば、将来転職しようとした時にも有利に転職を進められます。

スキルや経験を積んでいけば、高収入も得られるため、キャリアを形成して高収入を得たい人におすすめの業界です。

リクらく監修者:柴田様
IT関連の業界は「未経験者OK」の割合が高い業界の一つです。
そこでは学歴は、原則として関係ない、と言えます。
IT企業の経営者や人事担当者からは、「学歴よりもプログラム等に対しての意欲や、この業界で頑張ろうという決意や意志の強さの方がよっぽど大事」といった意見をよく聞きます。
スキルが皆無でも採用される事もあります。
しかし情報収集は行っておいた方が、熱意や意欲が伝わりやすいでしょう。
スキルを身に付けたい場合には、受講料無料の職業訓練受講などがお薦めです。

IT業界への転職にはレバテックキャリアがおすすめ!

レバテックキャリア

レバテックキャリアはIT業界のエンジニアやデザイナーなどの求人を幅広く取り扱っている転職・就職サービスです。

経験者向けの求人が多いものの、未経験者でもエントリーできる求人もあるので、大学を中退した人でも十分に利用できます。

IT業界に関する知識・スキルは、将来的にも役立つので順調にキャリアを積み重ねることが可能です。

登録料・利用料は一切かからないので、IT業界を志している人はぜひ利用してみてくださいね。

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広告関連

広告代理店や広告制作会社など、数数ある職種の中でも非常に人気の高い職種です。

大手の広告代理店や制作会社になると大卒以上しか採用していませんが、中には学歴や経歴に関係なく採用を行っている企業もあります。

広告業界は他の業界に比べて、平均年収が高いのも特徴で、大学中退からでも実力次第で高収入を狙えます。

倍率が高く仕事が忙しい業界ではありますが、興味のある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

公務員

公務員は試験に合格すれば学歴や経歴に関係なく働ける仕事です。

人気の高い職業なので倍率が高く、合格難易度は非常に高いため、合格するまでに数年かかってしまう人もいます。

しかし、合格して公務員になれれば安定した収入や福利厚生を得られ、生活水準も豊かになります。

各種手当やボーナス、退職金もしっかりと支給されるため、金銭面で不安を感じてしまうことは無いでしょう。

接客業

飲食関係やアパレル、美容関係などの接客業は学歴や経歴を問わずに採用を行っており、大学中退者でもチャレンジできます。

接客業は学歴と言うよりも、コミュニケーション能力や人あたりの良さなどの、人間的な部分が重要です。

経験を積んでいけば店長候補やマネージャーとして、管理側として働くこともでき、キャリアアップも計れます。

様々な経歴を持った人が働いているので、日々新鮮な気持ちを感じることができるでしょう。

起業して社長になる

大学中退後に起業して、社長になっている人はかなり多いです。

国外問わず大学中退後に社長にとして働いている人は下記の通り。

  • 堀江貴文(元ライブドア社長)
  • スティーブジョブズ(アップル創業者)
  • マークザッカーバーグ(Facebook創業者)

大学中退している著名な企業家はかなり多いため、彼らに倣って企業するのも1つの手です。

しかし、企業する場合は金銭的なリスクが非常に多く、最悪の場合は莫大な借金に繋がってしまうことも。

リターンが大きい分、失敗した時のリスクが大きいということを理解しておきましょう。

大学中退者の就活に有利な時期を見極める

大学中退者に関わらず、1月~3月は就活に有利な時期とされています。

この時期は1年の中で最も求人数が多くなる時期で多くの企業が求人を出すため、内定を貰える可能性が上がります。

大学中退者の場合は、時期に関係なく通年で募集が行われていますが、効率良く就活を進めていくには求人数が多い時期に絞って就活をしましょう。

求人数が多くなるのは年度初めとなる4月に備えて人材を充実させておきたい・3月で退職する人が多く穴埋めするためです。

次に多いのは、6月・10月頃ですが、1月~3月ほど多くないので、時期を見極めて就活してみましょう。

大学中退者が後悔する3つの理由

大学を中退している人は、高い確率で中退したことを後悔しています。

大学中退者が後悔するのは3つの理由があります。

大学中退者が後悔する3つの理由
  • 世間からの目が気になる
  • 就職する際にかなり不利になる
  • 社会復帰するきっかけをつかめなくなる

世間からの目が気になる

大学を中退している理由は人それぞれで様々ですが、世間から見ればどの様な理由で中退していても「大学中退者」として扱われます。

大学を中退した人に対して、「何ごとも途中で投げ出してしまう人」「だらしない人」などのイメージを持っています。

かなりイメージが悪いので、生活をしていく中でも引け目に感じてしまい、後悔に繋がってしまう傾向が強いです。

世間体が悪いというイメージを払拭するには、いち早く社会人になって、キャリアを積んでいく以外に方法がありません。

就職する際にかなり不利になる

大学中退者は最終学歴が高卒となり、各企業からあまりいい印象を持たれていません。

そのため、大卒や専門卒などの人に比べて就職率も低い傾向があり、大学を中退したことを後悔してしまうのです。

就活の中で大卒の人と中退の自分との中に、違いを感じてしまい、「大学を卒業しておけばよかった…」と感じるようです。

大学中退者は最終学歴が高卒なので、学歴や経歴を不問としている企業にエントリーしましょう。

学歴や経歴を問わない企業の中にも、条件が良い優良企業は沢山あります。

そのような企業で経験を積んでから、大企業に転職することもできるので、ステップアップを狙って就活をすすめていくようにしましょう。

社会復帰するきっかけをつかめなくなる

現役の大学生は就活が一斉にスタートし、同じようなステップで就活が進んでいきます。

これから就活が始まる同じ様な境遇の人たちと、相談しあったり、サポートしあったりしながら就活をすすめられるので、モチベーションが保てます。

一方で大学を中退してしまうと、そのレールから外れてしまうので、全て一人で活動していなかなければなりません。

大学中退者は就活のノウハウがないので、「何をすれば良いのか分からない…」「こんなことになるなら中退しなければよかった」と後悔してしまうのです。

もし一人で就活をするのが心細いと感じる人には、就活エージェントの利用をおすすめしいます。

就活エージェントを活用すれば、履歴書の添削や面接のサポートをしてくれたり、就活の相談に乗ってくれたりするのでとても心強い存在になります。

転職エージェントは世の中に数多く存在し、各エージェントによってサポート内容や掲載している職種が異なるので自分にあったエージェントを探してくださいね。

大学中退と大卒の給料の違いは?

大学を中退した場合でも、就職活動が成功しやすくなる方法について解説してきました。

しかし就職において、会社に求めるものとして気になるのが「収入」です。

大学を中退してしまった場合の収入事情について書いていきます。

大学中退者と大学卒業者には大きな収入差がある

いくら大学に進学していても、中退してしまい卒業していなければ、最終学歴は「高卒」になってしまいます。

一般的に大卒・大学院卒の平均月収は、男性で39万円、女性で28万円といわれています。

一方で大学中退者…つまり「高卒」の平均月収は、男性が28万円、女性が20万円前後。

中退者と卒業した人では、10万円弱の収入差が発生してしまうことがわかっています。

よほど優秀な人なら話は別です。

しかし同じ会社に勤めていて勤続年数も同じ場合、大学中退者の給料が大学卒業者の給料を上回ることはないでしょう。

昇給額やボーナスにも差が出る場合が多く、数年後から入ってきた大学卒業者に給料を抜かれる可能性もあります。

大学を中退した人が給料を上げる3つの方法

大学を中退してしまった人と大学を卒業した人の収入の差、は10万円近いことがわかりました。

せっかく就職の意欲が湧いていたのに、これだけの収入差が発生するとわかると、なんだかやる気が削がれてしまいますよね。

しかし、大学中退者でも頑張り方次第で高い収入を得ることができます。

大学中退者でも高い収入を得る方法をお伝えしますね。

大学を中退した人が給料を上げる3つの方法
  • 資格を取得する
  • 成果主義の会社に就職する
  • 転職支援サービスを利用する

資格を取得する

大学の中退者でも高い収入を得る方法は、資格を取得することです。

就職を成功させる方法でも資格の取得をおすすめしていましたが、収入面を上げる場合でも資格は大いに役に立ちます。

多くの会社では資格の取得によって給料をあげるシステムを採用している会社も多く存在しています。

当然、就職以前に資格を取得していた場合でも入社後に元の契約給料から上乗せが発生します。

もちろん、給料アップの対象は、会社が指定した資格に限定されます。

そのため、業務に関係ない資格をたくさん持っていてもしょうがないです。

就職に収入も求める場合は、資格の所持が給料の評価に繋がりやすい業界を選択し、それにあった資格の取得を目指すと一石二鳥ですよ!

成果主義の会社に就職する

成果主義の会社なら大学中退者でも高い収入を目指すことができます。

成果報酬を採用している会社に就職すれば、学歴に関係なく結果がそのまま給料に反映されます。

就職してからは、完全に自分の能力次第です。

転職支援サービスを利用する

資格の所持が給料に反映される会社を選べ!

成果主義の会社を選べ!

なんて書いてきましたが、実際にどの会社が資格を評価してくれる会社なのか、成果主義の会社なのかはわかりません。

では、どのようにしてそれらの会社を見つければいいのでしょうか?

その方法は「転職支援サービス」を利用すること。

就職率をあげる方法でも使用をおすすめしましたね。

しかし就職面だけでなく、将来的な収入面やキャリア形成の面でも親身に相談に乗ってくれるのが転職支援サービスなんです。

親身な相談のうえ、抱えている多くの求人から相談者に合った会社をピックアップし、紹介してくれるのです。

つまり、転職支援サービスを利用して「資格取得を評価してくれる会社」「成果主義の会社」がいい、と相談すれば、紹介してもらえるのです。

転職支援サービスの使用は、直接的な収入アップの方法ではありませんが、間接的に必要な方法なのです。

就活の仕方を工夫すれば大学中退でも就職できる!

いかがでしたでしょうか?

大学を中退してしまった人は就活の難易度があがるものの、就活方法を工夫すれば採用される可能性が十分にあります。

そのため、大学を中退してしまった事実をあまり悲観的に捉える必要はありません。

ネガティブな感情を引きずったまま、就活をすると採用担当にもネガティブな印象を与えてしまます。

常にポジティブに就活に取り組み、就活を成功させましょう!