第二新卒はブラック企業にしか転職できない?ホワイト企業を見分けるコツを紹介します

近年では国が「働き方改革」と称して、労働時間を少なくするように対策を講じているものの、その効果が出ているのか疑問なところです。

過労死や仕事上のストレスから精神的な病気を患ったなどのニュースもよく耳にします。

できれば、ブラック企業には行きたくないのが、第二新卒者の本音でしょう。

しかし、第二新卒者の転職先がほとんどブラック企業しかないのではないか?と恐れています。

「転職先がブラック企業だったらどうしよう…」

「そもそも第二新卒の求人はブラックしかないのでは…」

などの声をよく耳にします。

そこで今回は、第二新卒の転職先は本当にブラック企業しかないのか?という疑問を、ブラック企業の特徴やホワイト企業を見極めるポイントと共に紹介していきます。

この記事を読んで、ブラック企業への転職を防ぎましょう!

第二新卒がブラック企業にしか入れないのは間違い

まず始めに、「第二新卒がブラック企業にしか転職できないのか?」の質問にお答えします。

第二新卒者でホワイト企業や優良企業への転職に成功している人がたくさんいますので、
第二新卒=ブラック企業ではありません。

新卒時の採用で、目標の採用人数に到達しなかった優良企業や、良い人材が集まらず人材が確保できなかった企業が第二新卒を対象にした求人を出しているのが現状です。

また、最近では大手企業も新卒で採用しきれずに、第二新卒の採用に乗り出しています。

そのため、第二新卒者で、ホワイト企業や優良企業への転職に成功している人がたくさんいます

しかし、ブラック企業の求人数が多く、ブラック企業に入社してしまう第二新卒の数が多いのも確かです。

それではなぜ、第二新卒の求人にブラック企業が多いのか説明していきます。

ブラック企業に第二新卒が入ってしまう理由

この理由を覚えておくだけでも、ブラック企業への転職を防げます。

理由は大きく4つあります。

それぞれを詳しく説明していきます。

第二新卒者は、社会経験が浅く企業を判断する力がない

第二新卒者は社会に出てから、主に3年以下の人が多いので、企業を判断する能力がありません。

何を基準にするかもわからず、求人に書かれている内容や、面接官から聞いたことを鵜呑みにしてしまうケースが多いです。

第二新卒での転職に限った事ではありませんが、転職活動には建前つきものですので、真実を見極めるスキルが必要です。

自分の中で見極める基準を設定しておきましょう。

ブラック企業は採用基準が緩い

大企業や優良企業の場合には、書類選考通過後に、集団面接や個人面接が複数回設けられているのがほとんどです。

対して、面接回数が1回だったり、書類選考が免除で即面接できる企業はブラック企業であるケースが多いです。

ブラック企業は、離職率が高いために人手不足を抱えていて、一人でも多くの人材を確保するため基本的に採用基準の緩い選考がされます。

そのため、企業をよく理解せずに内定を受諾し、入社した後で後悔する第二新卒が多くなっています。

転職先が決まらない第二新卒が入社してしまう

第二新卒の転職期間は、主に3~6ヶ月かかるのが一般的です。

短期間で転職を決めれば問題ありませんが、中々転職が決まらないと、当然焦りが生まれます。

焦ると冷静な判断ができず、内定を貰えた企業にとりあえず入社することが多いです。
また、企業を冷静に見極めてから、入社しないと下記のような負のループが続いてしまいます。

入社して働きだしてから、ブラック企業と気づく。

短い期間で退職して、転職活動を始める。

前職を早期退職したことがネックになり、転職先が決まらない。

やっと内定を貰えたと思ったら、またブラック企業だった。

この負のループを回避するためにも、内定を貰えた企業がどんな企業なのか、しっかりと見極めてから内定を受けるようにしましょう。

最初から第二新卒をターゲットにして採用を行っている

ブラック企業では、新卒の応募が来ないことを見越して、初めから第二新卒をターゲットにして採用を行っている企業があります。

理由は、新卒にはある程度のブランドがあり価値が高いので、新卒が無名の中小企業の選考を受けることが少ないからです。

この事実を受け止めて、最初から第二新卒を狙い採用しているのです。

新卒採用を行っていない無名の企業に応募する際には、十分に注意しましょう。

どのような企業をブラック企業と呼ぶのか?

「残業が多い」「貰える給料が少ない」など、人それぞれブラック企業に対してのイメージを持っていると思います。

しかし、具体的なブラック企業の定義となると、知らない人が多いと思いはずです。

というのも、ブラック企業には明確な定義が無いので、一概にブラック企業と判断できません。

そのため、自分がブラック企業だと思ったら、ブラック企業なのです。

そこで、世間的にブラック企業の基準となる要素を紹介していきますので、あなたの基準を定めるために参考にしてみてください。

残業時間が多い

2019年4月以降、一月の残業時間の上限45時間までと労働基準法で定められました。

そのため、45時間を超過して残業をさせられる場合には、ブラック企業と判断する基準になります。

45時間を超えて残業を強制させられると、違反した企業は国から罰則を受けるとも定められていますので、その場合には労働基準監督署に相談してみましょう。

頻繁に休日出勤がある

当たり前のように休日出勤して、休みが異常に少ない企業もブラック企業にと言えます。

「企業は社員に週1日以上の休日を与えなければいけない」と労働基準法にあるように、
企業は社員を休ませなければいけない義務があります。

仕事量が多く家でも仕事をする

働いている人の中には、社内で残業することが禁止されており、残業していると上司や管理職の人から怒られるため家に持ち帰って仕事をしている人がいます。

そのため、残業代が出ない・家で休むことができない状態が続き、相当なストレスをため込んでしまいます。

この場合にも、ブラック企業と判断できます。

家で仕事をしている現状を上司などに相談して、何も好転しない場合には、転職を考えたほうがいいかもしれません。

給料が少ない

働く対価としてお金を貰うわけですので、対価が小さいと当然仕事のモチベーションに繋がりません。

業界によって差があるものの、周りの友人・知人に比べてあまりにも給与が低い場合や、残業代やボーナスは一切出ない企業の場合は、ブラック企業と言えます。

給料が少ないと生活も苦しくなるので、今よりも高い給料を貰いたい場合には、ホワイト企業への転職も視野に入れましょう。

達成できないノルマを課せられる

目標となるノルマを定めると、そのノルマを達成するために手順や仕事の仕方を工夫していけるので、仕事の効率化を期待できます。

しかし、あまりにも高いノルマを課される場合には、ブラック企業の可能性が高いです。

さらには、ノルマに到達しないと減給をさせられる企業もあるみたいです。

ホワイト企業を見極めるポイント

ブラック企業の現状を見ると、絶対にブラック企業では働きたくないですよね。

できるのであれば、ホワイト企業で働きたいと思うのが普通です。

しかしながら、誰もが知っているような大手企業でもない限り、働き始める前にホワイト企業を見分けるのは難しいです。

そこで、ホワイト企業を見分けるポイントを紹介していきます。

見極める基準になると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

福利厚生の充実度に注目

基本的な社会保険はもちろんですが、住宅手当や長期的なリフレッシュ休暇制度、効率のいい財形貯蓄制度などの福利厚生があると社員のことを労わっている証拠です。

充実した福利厚生が整っている企業は、従業員の働きやすさを第一に考えているため、ホワイト企業の可能性が高いです。

求人の福利厚生の欄に注目するようにしましょう。

会社見学をして社内の雰囲気を確かめる

内定を受諾する前に、会社見学や業務体験などを通して会社の雰囲気を確かめましょう。

頻繁に叱責の大きい声が聞こえたり、社員同士の関わりが薄く、コミュニケーションが見られない企業には気を付けましょう。

ホワイト企業は基本的に、社員通しのコミュニケーションが多く、社内の雰囲気が明るい傾向があります。

入社してからのことも考えて、社内の雰囲気を細かく見ておきましょう。

結婚している割合が高いか

一見、関係ない事のように感じますが、社内の人が結婚している割合からホワイト起業かを判断できます。

結婚は基本的に、余裕がないとできません。

ブラック企業に勤務している人が結婚できないわけではありませんが、仕事で忙しい日々を送っていると、恋愛をする余裕が無いです。

企業ごとに見ても、プライベートの時間がある企業の方が、結婚している割合が高いです。

面接の中で、差し支えない程度に乾坤している割合を聞いてみるといいかもしれません。

求人の口コミサイトを見る

現在では、過去に企業に勤務していた人が、匿名で勤めいていた企業の様子や待遇などを口コミサイトに投稿しています。

在職している人の口コミよりも、既に退職している人の口コミはかなり信ぴょう性が高いことが多いです。

良い口コミの場合は、企業がお金を払って業者などに書かせている可能性があるので、悪い口コミを参考にしましょう。

現場の声は何よりも参考にできるものなので、ネット上で志望している企業を検索してみる事をおすすめします。

業界自体がブラックであることも多いので注意!

企業ごとに良し悪しがある場合が一般的ですが、業界によっては、業界全体がブラックである場合があります。

以上が主にブラック業界と呼ばれています。

いずれの業界も離職率が高く、人の入れ替わりが激しいのが特徴です。

上記の業界への転職を考えている場合には、企業によって若干の誤差があるので、しっかりと見極めて企業を選びましょう。

自分の中でブラック企業の基準を定めておこう

「基本給が安くても、自分がしたい仕事をしているので不満はない」
「やりがいがある仕事なので、仕事量が多くても問題ない」
「残業が多くて、休日出勤もあるがその分お金がもらえるから大丈夫」

…など、ブラック企業の基準は人によって違います。

あなたが譲れない条件は何なのか、自分なりの基準を定めておくと、企業選択を失敗する確率を減らせます。

周りに流されない自分の基準を持てば、必ずあなたに合った企業に転職することができるでしょう。