既卒になった理由はどう答えればいい?解答例とその他の頻度の高い質問を紹介!

既卒者が就職活動をしていると、かなり高い確率で既卒になってしまった理由を聞かれます。

とてもシンプルな質問ですが、かなり答えづらい質問でもあります。

人によって事情は様々あるかと思いますが、伝え方によっては企業に悪い印象を与えてしまいかねません。

答え方次第では選考に直結する重要な質問ですので、回答を用意しておく必要があります。

そこで今回は、既卒になってしまった理由に対しての伝え方のポイントや解答例、そのほかに想定される頻度が高い質問の回答例を紹介していきます。

既卒になってしまった理由をなぜ聞かれるのか?

そもそも企業側がなぜ既卒になった理由を知りたがるのか。質問する意図を理解しましょう。

企業側からすると、既卒者に対して不信感がある

通常であれば学校を卒業した後は、何らかの会社に入社して仕事をします。

この過程が当たり前になっているからこそ、企業側は学校を卒業した後に、就職していない既卒者に不信感を抱きます。

「人間性に問題があるのではないか?」

「仕事に対する意欲が低くて、仕事が続かない人間なのではないか?」

「就職活動を優先して行わなかったのは、物事の優先順位がわかっていないからではないか?」

など疑問を持たれ、その疑問が不信感に代わります。

この不信感を拭わなければ、内定への道のりは厳しくなるでしょう。

その反面、不信感を払拭することが出来れば、既卒のハンデを無くして、内定を貰える可能性が高まります。

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既卒になった理由を伝えるポイント

ここかは既卒になってしまった理由を面接官に伝えるときのポイントを紹介していきます。

ポイントは、

  1.  言い訳で終わらせない
  2.  反省点を伝えたうえで、ポジティブな姿勢を伝える
  3.  明るい口調・表情で伝える

の3つです。1つずつ詳しく説明していきます。

言い訳で終わらせない。

理由を説明する際に、いわゆる言い訳のみで終わらせてしまうパターンが多いです。

言い訳で終わらせてしまうと、何一つアピールできませんし、企業側が聞きたいことは、既卒になってしまったいいわけではありません。

既卒になってしまい、これからどうしていきたいかなどの姿勢です。

また、つらつらと言い訳をしていると企業側からの印象も良くならないです。

仕事をしていて何か失敗してしまった時に、言い訳を言うだけで何も改善案を考えない人とレッテルを貼られてしまいます。

反省点を伝えたうえで、ポジティブな姿勢を伝える。

既卒になってしまった事実を変えることはできませんので、言い訳をして取り繕わずにその事実を真摯に受け止めて、これからの意気込みを伝えましょう。

既卒になってしまったことを反省し、これからはその挫折をバネにして、成長していきたいと伝えることがポイントです。

「○○な理由で既卒になってしましましたが、既卒の期間中は○○なことを感じ、○○のスキルを身に付けてきました。御社に入社することが出来たら、身に付けたスキルを最大限に活用し、御社の○○に尽力したい」

仕事に対する意欲を伝え、ひたむきな態度をアピールしましょう。

明るい口調・表情で伝える。

誰でも当てはまることですが、自分の中でマイナスな点を話すときはうつむきがちになってしまい、口調が暗くなってしまいます。

既卒の理由を話す際にも、後ろめたさを感じる内容ですので、口調も暗くなってしまうことでしょう。

しかし、暗い態度になってしまうと面接官から良い印象を持たれません。

出来るだけ明るい表情をで、はきはきと話をすればそれだけで良い印象を持たれることでしょう。

1つ注意点を挙げるとするならば、明るい表情とにやけた表情をはき違えないということです。

るいということは、自信があると受け取ることもできます。

面接練習を重ね、表情や口調を作る練習をしてみてもいいでしょう。

既卒になった理由の例文

既卒になった理由を伝える際のポイントが理解できたかと思いますので、ここからは状況別に既卒になってしまった理由の解答例を説明していきます。

自分に当てはまる状況があれば、参考にしてみてください。

そもそも就職活動をしていなかった場合

就職活動をしなければならない時期に、就職活動をしていなかったわけです。

しっかりとした回答を用意しておかないと、採用担当から「仕事に対しての意欲が低い」「将来を考えておらず、計画性が無い」「学生気分から抜け出せていない」などと、マイナスのイメージしか与えません。

マイナスの過去を受け止めて、その過去から何を感じこれからどうしていきたいのか伝えましょう。

解答例

新卒で就職活動を迎えた時に、自分が何をしたいのかが自分の中で整理ができず、就職活動を始めることが出来ませんでした。周りの友人たちが次々に内定を貰っていく中で、自分だけが内定を貰えていないことに焦燥を感じましたが、どうすればいいのか判断することができずに、現実から目を背けてしまい、卒業を迎えてしまいました。

既卒期間中に、改めて真摯に自分と向き合って自己研究をし、やりたいことを定めてから、業界の研究に時間を費やしました。

その結果御社の○○な部分に惹かれ、私もその事業に注力したいと思い、御社を志望したしました。

内定を貰えたが、辞退して既卒になった場合

就職活動を経験した事実は、アピールできる点です。

しかし、働くことを恐れて新しい環境に飛び込む勇気がない、好奇心が無いなどの印象を与えてしまいます。

辞退理由を明確に伝え、企業に仕事に前向きな印象を与えられるように伝え方を注意しましょう。

解答例
新卒枠で就職活動を経験し、○○社受けて、2つの企業から内定通知を受けることが出来ました。

しかし、内定を頂いた企業の業務内容が私のやりたい業務ではなく、内定を受けるのかを悩んだ末に、辞退することを決断しました。

結果として、就職先が決まらないまま学校を卒業してしまいましたが、卒業後に自分の本当にやりたい職業が何なのかを、自己分析を重ねた末に見つけることが出来ました。

今思えば、あの時に決断したことを一切後悔していません。

この先、自分が就きたい仕事に就き、仕事している自分を想像するとこの先が期待や希望に満ち溢れています。

学業が忙しくて就活ができなかった場合

大学で学んでいた研究が忙しく、就職活動に時間を割けなかったなどの理由で既卒になってしまった場合には、誤った伝え方をしなければ、一つの物事に集中して取り組める姿勢や、最後までやり遂げる責任感をアピールできます。

しかし、違う視点から見れば、複数の物事を同時に進めることが出来ない、優先順位の付け方に問題があると捉えられてしまいます。

解答例
学生時代は、○○の研究に没頭していました。

就職活動をしなければならない時期に、研究が佳境を迎えどちらも並行して行うと、必ず片方がおろそかになってしまうことを自覚していましたので、どちらかを選ばなければならないときに、自分の研究を優先しました。

大学4年間の集大成で、自分が努力してきた成果を発表したいと強く思ったからです。

研究成果を発表すると、先生を始め研究性の友人たちも称賛してくれました。

その瞬間に、研究を続ける選択をしたことは間違っていなかったと心から思いました。

この経験から、1つの物事を最後までやり遂げる能力を身に付けることが出来ました。

この能力を、御社の○○なところで存分に発揮したいと思っています。

家庭の事情で就活ができず、既卒になってしまった場合

経済的な問題や家族の介護で就職活動をしたくてもできなかった方、介護する人がどのような病状で、あなたが介護しなければならなかった理由など、話すのが辛いこともあるかもしれませんが、出来る範囲で面接官に伝えれるようにしましょう。

介護や経済的な問題は、生活に直結する問題ですのでしっかりと伝えれば、面接官も理解してくれるはずです。

解答例
就職期間中、母が○○という病気にかかり、その看病に付きっきりになってしまい、就職活動を進めることが困難な状況になってしまいました。

父は日中仕事に行かなければならず、姉も生まれたばかりの子供の育児に追われていたので、看病できるのが私しかいなかったため就職活動を辞めて、看病にあたっていました。

数回手術した末に、なんとか症状は回復し、今では完治しました。

看病にあたっていて、就職活動ができないことは不安でしたが、何よりも症状が回復し母が元気になったので、報われることが出来ました。

資格取得を目指していて、就職活動ができず既卒になってしまった場合

弁護士や公認会計士、公務員などの職に就くための資格を取得するために勉強に取り組んだ末に、諦めて既卒として就職活動をしている方が当てはまります。

この場合には、なぜ資格勉強を諦めたのかが重要になります。

解答例

弁護士という仕事に魅力を感じていて、大学在学中から弁護士の資格を取得するために勉強に励んでいました。

在学中に資格を取得することが出来なかったので、就職先が決まっていないまま大医学を卒業しました。大学卒業時に2年という期限を自分の中で設けて、2年かけて資格を取得できなかった場合には、一般企業で働くと決めました。

死に物狂いで勉強をしたのですが、資格取得することはできませんでした。自分で決めたことですので、それ以降は就職活動に励んでいます。

勉強の仕方と効率性が無く、単調に資格勉強してしまったことが資格取得に至らなかった原因だと考えています。

御社とご縁があり、入社することが出来たら、これまでの勉強で身に付けた労働法や民放の知識を活かし、会社運営が円滑になるように尽力したいと思っています。

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既卒になった理由以外に聞かれることが多い質問

ここからは、既卒になった理由以外に、面接で頻度の高い質問を紹介していきます。

なぜこのタイミングで就職活動を始めたのか

2年既卒期間があれば、なぜこのタイミングで就職活動を始めたのか、どんな理由の元就職活動を始めたのかも企業の知りたいことの1つです。

解答例

自分のしたい仕事を見つけることが出来ないまま大学を卒業し、卒業後もアルバイトで生計を立てつつ、やりたい仕事を探しました。

日々多忙にアルバイトをこなしていく中で、いつからか就職への意識が薄れてしまい、2年という月日が経ってしましました。

こんなに長い月日が経ってしまったことに関しては、なぜもっと早く就職活動をしなかったのかと、非常に後悔の念が強いです。

このタイミングで就職活動を始めたのは、将来に不安を感じたからです。

周りの友人含め知人が次々と仕事で成果を上げて昇進していき、結婚をする人も出てきた中で、自分だけがフリーターとして定職に就いていないことを恥ずかしく思い、将来に不安を感じました。

少しでも早く、2年の差が無くなるように御社の仕事に従事したいと思っています。

卒業後は何をしていたのか

就職先が決まらずに卒業を迎えてからの期間に、どのようなことをしていたのか?

あなたの過去を知る上で、カギとなる質問です。

過去を振り返り、何をしてきたのかを整理して伝えましょう。

解答例

大学卒業後は、飲食のアルバイトをしていました。

アルバイトを始めてから半年ほどたった時に、このままでいいのかと将来に不安を感じることが多くなりました。

そのタイミングで、就職しようと考えましたが、特に経歴や資格、経験があるわけではないので、内定を貰えるか不安に感じ、考えた末に資格を取得しようと考えました。

昔からパソコンに触れる機会が多く、仕事上でもパソコンが使える仕事に就きたいという思いがありましたので、それに関連したIT関連の資格を取得しようと思いました。

1年程の勉強の末に、○○の資格と○○の資格2つの資格を取得することが出来ました。

御社にご縁があり、就社することが出来たら、資格勉強をしていく中で身に付けたPCのスキルや知識を存分に発揮して、仕事に活かしたいと思っています。

志望動機

当たり前ですが、既卒・新卒関係なく全ての面接で聞かれる質問です。

志望動機に関しては、回答を準備していて当たり前と思っているので、面接官が感心するような志望動機を用意する必要があります。

解答例

時代の流れとともに、現代ではITが急激に加速してきていて、その分ニーズも増加・多様化してきて、今後もさらにIT化が加速していくと思っています。

御社はIT業界内でもトップクラスの利益を生み出しており、今後もさらに事業が拡大していくことと存じます。

そのような、成長の一途を辿っている御社に身を置いて働くことが出来れば、様々な知識やスキルが身に付き、自分の成長に繋がると考えています。

私は大学時代にWEB関連のサイト運営をしておりその経験で培ったネット技術を使って、御社でも画期的なサービスやプログラムを生み出し、それによって多くの人々の生活をより豊かにしていきたい所存です。

言い訳で終わらせず、前向きな姿勢を伝えれるようにしましょう

既卒の理由を伝えるときのポイントは、

  1. 言い訳で終わらせない
  2. 反省点を伝えたうえで、ポジティブな姿勢を伝える
  3. 明るい口調・表情で伝える

の3つです。

多くの人が、既卒になった理由のみで終わらせてしまう場合が多いので、そうならないように注意しましょう。

企業は言い訳を聞きたいわけではありませんので、アピールになりません。

経験を通し、経験を真摯に受け止めて、これからの前向きな姿勢を伝えて、企業から好印象を受けれるようにしましょう。