既卒就活のやり方とは?最適な進め方と就職に成功する秘訣を紹介!

既卒就活のやり方とは?最適な進め方と就職に成功する秘訣を紹介!

学校在籍中に内定を貰わずに卒業した既卒の中には、そろそろ就活を始めようと考えている人がいるのではないでしょうか?

しかし、既卒として就活を始めようとしても就活経験が無いため、何から始めればいいのか分からない人もいるでしょう。

就活の進め方を理解しておかないと、就活を始めても思い通りの就活ができず、いつまでも社会人としてはたらことができません。

そこでこの記事では、既卒の就活は何から始めればいいのか、就活の基本的な流れを解説していきます。

既卒の中で就活に悩んでいる人は是非参考にしてみて下さい。

この記事の監修者
監修者:木村 千恵子
木村 千恵子
20年以上外資系IT企業数社でグローバルプロジェクトに従事。2017年キャリアコンサルタントとして独立。
留学生の就職支援、企業の従業員支援、個人向けキャリア支援など、SDGsの視点を取り入れた人材育成・活用の分野で幅広く活動中。
国家資格キャリアンコンサルタント、CDA、eMCメンタルヘルスカウンセラー、外国人雇用管理士®、一般社団法人SDGs支援機構認定SDGsビジネスコンサルタント
著書:Kindle本「面接に呼ばれる人の職務経歴書の書き方」
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既卒からの就職活動のやり方は4つのパターンがある!

既卒からの就職活動のやり方は4つのパターンがある!

既卒として就活する場合、大きく分けて4つの方法にわけられます。

  • 新卒枠で採用している企業にエントリーする
  • 既卒・フリーターを採用している企業にエントリーする
  • アルバイト・派遣社員から正社員に登用する
  • 友人や親のコネを利用する

新卒枠で採用している企業にエントリーする

2010年に政府が、青少年の雇用に関する指針を改定したことにより、卒業後3年以内の人を新卒として扱うよう全ての企業に対して求めました。

そのため、多くの企業が既卒を新卒枠で採用している傾向が強くなっています。

新卒枠で内定をもらえれば、丁寧な研修が受けられたり、キャリアアップが約束されていたりと、充実した環境で働くことができます。

しかし、全ての企業が既卒を新卒枠で採用しているわけではないため、興味がある企業が既卒を採用しているのかあらかじめチェックしておきましょう。

既卒・フリーターを採用している企業にエントリーする

未経験可・社会人経験不問など、フリーターや既卒などを採用している実績のある企業にエントリーするのも1つの方法です。

既卒やフリーターを歓迎している企業の場合、人手不足に陥っているケースが多く、経験やスキルを問わずに幅広く採用を行っています。

応募要件に条件が言及されていない求人よりも、採用ハードルが緩いため、スキル・経験のない既卒でも比較的スムーズに就職できます。

既卒を新卒枠で採用している企業は全体の70%

厚生労働省が発表した、2020年労働経済動向調査によると、2019年の新卒募集時に「既卒応募可」としている企業は約70%にものぼります。

多くの企業が既卒を採用する意思があるのがわかります。

因みに、実際に採用された既卒は46%にも及び、かなり多くの既卒が新卒枠で内定をもらっています。

参考:厚生労働省「2020年労働経済動向調査

アルバイト・派遣社員から正社員に登用する

アルバイトや派遣社員で経験を積んで、正社員登用するのも既卒就職の一つの方法です。

正社員前の段階で仕事をある程度覚えられて経験も積めるので、いきなり正社員として働くよりも心の準備ができます。

また、人間関係の面でも悩むリスクも低いです。1年程度の下積み期間が出来てしまうものの、着実にステップアップしたい人におすすめです。

中には正社員登用の制度がない職場もあるので、これからアルバイト・派遣社員として働こうとしている人は気を付けておきましょう。

友人や親のコネを利用する

友人や両親など、身近な人を利用して就活をするのも1つの手です。

コネを利用すれば、軽く面談するだけで採用される可能性が高いため、普通に就活するよりも簡単に内定がもらえます。

自分の回りの人がどのような仕事をしているのか、今一度考えてみて、利用できそうであればどんどん利用してみましょう。

監修者:木村 千恵子
既卒の就活では、新卒の就活で検討しなかった業界・業種・職種に目を向けるチャンスです。例えば、民間企業以外(非営利団体や公的機関)も対象にしてみるなど、業界や業種に対する先入観や偏見を持たず、真剣にその業界と事業に関心がもてるかどうかを見極めることが大切です。個々の会社や団体について情報収集してより深く理解すれば、どの方法で就職活動する場合でも自分の興味関心と仕事観に合った応募先を見つけやすくなります。

既卒就活を成功させる就職活動のやり方

これから就活をしようとしてる既卒の人に就活を成功させる就職活動のやり方を紹介していきます。

  • 就活に関する情報収集を万全にしておく
  • エントリーする企業数を増やす
  • 焦って闇雲に就活を進めない
  • 未経験を積極的に採用している職種・業種を狙う
  • 既卒になってしまった理由をポジティブに伝える
  • 志望動機で働く意欲をアピールする
  • 就職支援サービスを活用する

既卒就活に関する情報収集を万全にしておく

既卒就活を進めていくうえで、事前準備を何もせずに就活を始めてしまうと、内定を貰える可能性は極めて低いです。

自分が進もうとしている業界では、どのようなスキルや適性を持った人に需要があるのか・自分はどういう業界に向いているのかなど、就活を始める前に情報を集めておかなければなりません。

就活に必要な情報を集めておけば、後々の就活が万全の状態で行えるので、採用率もぐっと上がります。

就活の経験が少ないからこそ、万全の準備をして就活に臨むようにしましょう。

エントリーする企業数を増やす

新卒のエントリーする企業数に比べて、既卒のエントリー数は約半分以下と言われています。

既卒はただでさえ就活難易度が高いので、エントリーする企業数が少なくなると、採用率がかなり低くなります。

そのため、企業に条件をあまり求めずエントリーする企業を増やして、就活の行動量をあげたほうがその分内定率もアップします。

また、エントリーする企業が増えれば、その分内定を貰える可能性が高くなり就活に長い期間をかけなくて済みます。

焦って闇雲に就活を進めない

エントリーする企業を増やす=闇雲にエントリーする」というわけではありません。

エントリーする企業は、じっくりと選ばなければなりません。

企業をじっくり選ばないと、労働条件が悪かったり、低月給で働かされるブラック企業に入社してしまう恐れがあります。

また、なかなか内定が貰えない状態が続くと、焦りから適当に企業を選んでしまいその企業に内定を貰うケースもあります。

そうなってしまうと、自分がやりたい仕事であったり、希望する条件とはかけ離れた企業に入社してしまうリスクがあります。

希望していない企業で働くと、早期退職に繋がり、再び転職をしなければならないので二度手間になってしまいます。

未経験を積極的に採用している職種・業種を狙う

学校を卒業して社会人として働いた経験のない既卒は、経歴やスキルが全くないため、ほぼ未経験者としての就活になります。

そのため、経験の有無・スキルの有無を問われる企業へ就職するのはほぼ不可能です。

業種・職種によっては未経験者を積極的に採用しているケースもあるので、できるだけ経験・スキルを問われない就職先を狙いましょう。

未経験歓迎の職種であれば、既卒でも十分に就職できる可能性があります。

既卒になってしまった理由をポジティブに伝える

人によって既卒になった理由は様々ですが、既卒になった理由は必ず質問されます。

「希望する企業から内定が貰えなかったから」「中途半端な気持ちで就活して、途中で面倒くさくなった」…など、人によって様々な理由があると思います。

上記にあるような理由をそのまま伝えてしまうと、就業意識が低いと判断され、100%内定を貰えません。

質問の性質上、既卒になった理由はマイナスな回答になりやすいです。

そのため、既卒になった事実を反省し、これからの前向きな意欲や熱意を伝えるようにしましょう。

伝え方次第では、挫折を乗り越えて前向きな姿勢を持っていると、プラスの評価を受ける場合もあります。

どのような質問でも、ポジティブな発言で終わらせるようにしましょう。

志望動機で働く意欲をアピールする

既卒に限らず、「志望動機」は就活をしている人のすべてにされる質問です。

就活の合否を左右すると言っても過言ではないので、企業からプラスの評価を受けるような志望動機を考えなければなりません。

志望動機作成のコツを紹介していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。

志望動機作成のコツ

志望動機を作るコツは、大きく分けて3つありあります。

  • 企業の魅力を感じているポイントを伝える
  • その根拠を説明する
  • 入社後の意気込みで締める

以上を踏まえれば、魅力的な志望動機が作れます。

企業の魅力を感じているポイントを伝える

自分の思いを簡潔に伝えるためには、結論→理由の順番で伝えるのが大切です。

まずは導入の部分で、あなたが企業のどこに魅力を感じているかを伝えましょう。

その根拠を説明する

企業に伝えたいポイントを伝えたら、それに付随して根拠を説明しましょう。

根拠・理由を説明することでより説得力のある志望動機になります。

根拠を伝える中で、あなたが持っている価値観と企業の理念をリンクさせましょう。

他の就活者と志望動機の差別化を計れて、あなたの思いが面接官に伝わりより魅力的な志望動機になります。

入社後の意気込みで締める

以上を伝えたうえで、「入社後にどのような仕事に携わりたいか、将来的にはどのようなポジションに就きたいか」を伝えてまとめましょう。

あなたのやる気が伝わり、企業側があなたと仕事をするイメージを持ちやすくなります。

就職支援サービスを活用する

既卒のほとんどが就活経験が少ないor全くない人なので、そもそもどの様に就活を進めていけば良いのか分からない場合もあります。

進め方が分からない状態だと内定を貰える可能性は極めて低いので、既卒の就職をサポートしてくれる就職支援サービスを活用しましょう。

希望条件や適正から最適な求人を紹介してくれて、就活も全面的にサポートしてくれるので、既卒でも安心して進められます。

利用料がかからない場合がほとんどなので、気になる人は利用してみてくださいね。

既卒就職にはハタラクティブがおすすめ!

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既卒からの就職には、既卒・第二新卒・フリーターなどの社会人経験が浅い人向けの就職支援サービスであるハタラクティブがおすすめです。

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既卒から内定をもらった人の体験談!就活のやり方を参考にしよう

口コミ 男性
既卒から就職した人が周りにいなかったので色々と不安でした。
年齢を重ねるにつれて就職しずらくなるという箏は知っていたので自分を鼓舞して就活を進めました。
最も入念に行ったのは企業分析で、どの様な人材を求めているのか・どのような企業なのか研究しましたね。
面接や履歴書で自分がその人材に近いという箏をめっちゃアピールしました。
そのおかげかはわかりませんが、採用担当者さんの受けが良くてするすると内定を貰えました1
既卒の未経験者でも内定を貰えて良かったです。
口コミ 男性
私は就職支援サービスを利用して内定を貰いました。
就活の経験がほとんどなくて一人で進めていくのは不安だったので...。
担当者さんがとても親身にサポートをしてくれたので、初めての就職でもスムーズに進んだので利用して良かったと思っています。
無事に希望していた職種から内定を貰えたので、既卒としてのブランクを取り戻せるように頑張ります!
監修者:木村 千恵子
既卒就活を成功させるために一番大切なことは、今の自分または新卒で就職がうまく行かなかったことを、必要以上にネガティブにとらえないことです。日本では周りと同じであることが就職活動でも必要とされる傾向が強いのが現実ですが、人生100年時代と言われる現代においては、ほんのちょっとスタートの時期がずれただけに過ぎません。気持ちを切り替えて、前向きな気持ちで就職活動を進めることが、最も大切な成功の秘訣です。

既卒就活を成功に導く就職エージェントを活用しよう!

既卒は他の経歴と比べると少々不利になる傾向があるので、自分一人で進めるよりも第三者の力を借りると成功率がアップします。

特に既卒におすすめの就職エージェントを厳選して紹介していくので、ぜひ利用してみてくださいね。

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  • DYM就職
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ハタラクティブは既卒やフリーターなどの若い年代に特化している就職支援サービスです。

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既卒が就活をする前にしておくべき3つのこと

既卒が就活をする前にしておくべき3つのこと

心構えが分かったところで、いよいよここから何から取り組めばいいかという疑問に答えていきたいと思います。

始めにすべきことは大きく分けて3つあり、

  • 自己分析
  • 業界研究
  • 既卒に必ず聞かれる質問の回答を用意する

以上の3つです。

自己分析

  • 自分がどのような業界・職種に向いているのか
  • 自分はどのような性格なのか
  • どういうか仕事観を持っているのか
  • 仕事のやりがいをどこに見出すのか

…など、就活していくうえで自分の特性を知ってお金蹴ればなりません。

自己分析は志望動機や自己PRなどの作成に不可欠な要素で、まずは自分にどのような特性があるのか理解しなければなりません。

自己分析の方法は人によって様々なやり方があるものの、一般的には上記で述べたような要素を紙に書きだすことから始まります。

書き出した要素の中から、面接や履歴書で使えそうなワードをピックアップしていき、面接用に言葉を変換していきます。

自分がどのような人間なのかがはっきりとわかれば、採用担当へのアピールも効果的にできて内定率もぐっと上がるでしょう。

業界研究

自己分析ができたら、次に業界研究をしていきます。

業界研究は、自分の行きたい業界や職種を明確にするために行なう作業のことです。

志望する業界や職種が決まらないと、就活が始められず、志望する業界が決まったとしても明確な理由が無いのでいい結果は得られないでしょう。

1つの業界の中でも、企業によって待遇や収入に大きな差があり、しっかりと企業研究を行わないと労働環境の悪い職場で働くことになります。

労働環境の悪い職場に入社してしまうと、早期退職に繋がってしまい再び転職をしなければならない状況に陥ります。

また、企業研究を深めるのは面接対策にも繋がります。

企業の求める人材・企業の方針・職場環境・社風など、企業が出している求人やホームページを読み込んで調べなければ、面接の中でアピールできないでしょう。

企業研究は就活の基礎となるものなので、時間をかけてじっくりと行いましょう。

既卒に必ず聞かれる質問の回答を用意する

「既卒になった理由」
「空白期間をは何をしていたのか」

上記の二つが既卒の就活で必ずされる質問です。

回答を何も用意せず、面接に挑んでしまうと回答に悩んでしまったり、的外れな回答をしてしまったりと企業にアピールができません。

それぞれの回答方法について紹介していきます。

既卒になった理由

そもそもなぜ既卒になってしまったのか、という疑問は採用担当者が最も気になる質問です。

「就活を始めるのが面倒だった」
「希望していた企業から内定を貰えなかった」
「サークルに熱中していて就活のタイミングを逃してしまった」

上記のように、人によって既卒になった理由は様々です。

既卒になってしまう理由のほとんどは、就業意識の低さが原因なので、そのまま伝えてしまうと企業にネガティブな印象を与えてしまいます。

そのため、既卒になった理由+これからの仕事に対する熱意を伝えるようにしましょう。

一度挫折した経験を乗り越えて、今は前を向いていると評価されれば、内定が一気に近づきます。

空白の期間は何をしていたのか

既卒をしていた期間は履歴書にかけない空白の期間になるので、空白期間に何をしていたのか、を企業から聞かれます。

大体の場合は、何もしていないかアルバイトをしていた人がほとんどです。

しかし、アルバイトをして過ごしていたと伝えてしまうと何一つアピールになりません。

そのため、企業研究をして自分がどの業界・企業に行くべきかを決めていた、資格取得のために勉強に取り組んでいたと伝えれば就業意欲の高さが伝わります。

しかし、嘘をついてしまうと表面的には評価されるものの、あとになって必ず嘘がばれます。

嘘がばれてしまうと、あなたの評価が一気に下がるので面接で嘘をつくのは絶対にやめましょう。

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公開求人数 約2,000件
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対応地域 全国
対応年代 20代~30代
主な職種 営業・IT関連・接客・事務など
注目ポイント
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監修者:木村 千恵子
既卒の就活をする前にしておくべきことは、新卒の就活の経験から学んだことや気付きを整理しておくことです。今振り返って自分がどうとらえているか、そして今後どうしたいと考えているかを、自分の言葉の説明できるようにしておきましょう。これには、優等生の回答は必要ありません。自分の素直で正直な気持ちと謙虚な姿勢で向き合い、その上でこれからの就職活動をどのように進めていくべきかを考えておくことが大切です。

既卒就活の流れは大きく3つのステップに分けられる!

既卒就活の流れは大きく3つのステップに分けられる!

一般的には、既卒も新卒と同じ様に就活が進んでいくので、就活の流れが分からない人はあまりいないかもしれませんが、念のために就活の流れを紹介していきます。

  1. 志望する企業が決まったらエントリーして履歴書を送る
  2. 書類選考が通過したら面接
  3. 面接に合格したら内定

志望する企業が決まったらエントリーして履歴書を送る

自己分析・業界研究を済ませて、志望する業界が決まったらその企業にエントリーします。

エントリーと合わせて履歴書を送るケースが多いので、就活に入る前に履歴書を作成しておきましょう。

求人サイトから応募する場合は、紙の履歴書ではなくネット上で簡易的な履歴書を作成し企業に提出するのが一般的な流れになります。

エントリーして履歴書を送ってから、1週間を目安に合否の判定が送られてきます。

書類選考が通過したら面接

書類選考が無事に通過したら、次に企業の採用担当と面接をします。

企業によって異なるものの、30~1時間を目安に面接が行われます。

面接の中では様々な質問をされることになりますが、先ほど説明した「既卒になった理由」「空白期間は何をしていたのか」この二つの質問は必ずされます。

そのため、回答を準備しておく必要があります。

加えて、他にも様々な質問をされるので、面接を想定してどのような質問が来ても答えられるように準備しておきましょう。

面接に合格したら内定

1~3回の面接を通過したら、晴れて内定が貰えます。

しかし、内定を貰った後も入社日を決めたり、待遇を相談したりとやるべきことはたくさん出てきます。

就活においては、内定がゴールではなく、内定はスタート地点です。

内定を貰ったからと言って、気を緩めずに入社日を迎えられるようにしましょう。

既卒の就活は厳しい・不利と言われる理由

就職先が決まらずに学校を卒業してしまった既卒は、他の学歴と比べて就職が不利な傾向があります。

なぜ、年齢がそこまで変わらない第二新卒や既卒と比べて既卒の就職が不利なのか解説していきます。

仕事に対しての意欲が低いと思われている

学校に在籍してる段階で内定を獲得し、卒業してから働くのが一般的な流れとなります。

しかし、既卒は就職先がもらえていない状態で学校を卒業しているので、企業からすると仕事に対しての意欲が低いのでは?と不審がられます。

若い年代はスキルや社会人経験がない分、仕事に対しての意欲が非常に重要な要素です。

そのため、既卒は「仕事に対しての意欲がない」「採用しても戦力にならない」となり、採用される可能性が低くなるのです。

中途採用枠にエントリーしなければならない

既卒を新卒枠で採用している企業もあり、新卒枠でエントリーすることも可能です。

しかし、新卒枠での就活は時期が決まっているので、新卒枠で就活をするとなるとその時期を待たなければなりません。

新卒枠以外で就活するとなると、中途採用枠にエントリーすることとなりますが、中途採用枠には経験者・即戦力となる人材も多くいます。

経験やスキルで劣る既卒が中途採用枠で内定をもらうのは非常に難しく、中々内定がもらえないという結果になってしまうのです。

既卒の就活に適した時期はある?

20代の転職活動はいつからが始めるのがベスト?転職に適した時期とは?

既卒として就活しようと思ったらいつから始めればいいのか、気になるポイントですよね。

基本的に通年採用なので、時期に関わらずすぐにでも就活を始めるべきですが、時期によっては多少有利になるケースもあります。

既卒の就活に有利な時期は大きく2つに分けられるので、就活をする際の一つの判断材料にしてみてください。

1月~4月

4月の採用に向けて、各企業は1月~4月に求人を出すため、求人募集率が高くなる傾向があります。

そのため、既卒として就活をする場合にこの時期に合わせてスケジュールを組むことによって、選考を有利に進められます。

特に3月は転職・中途採用のピークと言われており、次の年度から活躍する人材を確保しようと採用率がアップします。

10月~11月

1年の下半期にあたる10月~11月は一気に求人が増加している傾向があるため、より自分に適した就職先を見つけられます。

10月~11月に求人が多くなるのは、夏のボーナス受給後に退職する人が続出するためです。

夏のボーナスが支給されるのが、7月~9月頃なので、退職者が多くなる時期に絞るのも有利に転職する一つの手です。

入念に準備を済ませてから既卒就活を始めよう

既卒の就活で最も大切なのは、就活に入る前の準備期間です。

この期間にどれだけ就活の情報を集められるかで、その後の就活にかなり大きな影響をもたらします。

「備えあれば憂いなし」という言葉もあるように、あらゆる準備をして損することは無いので妥協せず入念に就活の準備をしましょう。