大学中退者が就職時に必要な書類は?退学証明書のもらい方も解説

大学中退者が就職時に必要な書類は?退学証明書のもらい方も解説
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大学を中退した後に就活をして、見事に内定を貰うと、いくつかの書類を提出しなければなりません。

その中の書類によっては、企業側が用意してくれる書類もありますが、自分で用意しなければならない書類もあります。

用意するまでに時間が掛かってしまい、企業が定めた期間までに用意できないと悪い印象を持たれてしまうことも。

そのような事態に陥らないために、この記事では大学中退者が就職した際に提出する書類を紹介していきます。

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大学中退者が就職時に必要な書類

大学中退者が内定後、企業に提出する書類は以下の5つ。

それぞれ見ていきましょう!

大学中退者が就職時に必要な書類
  • 退学証明書
  • 労働契約書
  • 企業に従事することを契約する各種契約書
  • 身元保証書
  • 年金手帳

退学証明書

提出する書類の一つ目は、退学証明書です。

退学証明書とは、その名前の通り大学を中退したことを証明するための書類。

大学卒業者が卒業証明書を提出するように、中退者も中退証明書を提出しなければなりません。

退学証明書に関しては、自ら用意しなければならないため、発券方法を理解しておく必要があります。

この記事の後半で退学証明書を入手する方法を紹介していくので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね!

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労働契約書

大学中退者が用意する書類の2つ目は労働契約書です。

業界や職種に関わらず、企業に属して働く場合は、企業から提示された契約内容を承諾し労働を契約しなければなりません。

労働契約書には、賃金や昇級、働く場所や時間などについて示されているので、それらの内容をよくチェックし同意できる場合に署名捺印して提出します。

労働契約書に署名してしまうと、後になって契約内容が違ったりしても、その書類に書いてある内容が絶対です。

そのため、労働内容や労働条件に間違いなどが無いか、入念に確認しておきましょう!

企業に従事することを契約する各種誓約書

3つ目に提出する書類は、様々な誓約書です。

企業の情報や仕事上で手に入れた情報などを外部に漏らさないことを誓約する証明書や、漏洩した場合に損害賠償を負うことを誓約する証明書など様々。

いずれにしても法的な拘束力はないものの、働いている社員が悪事を働かない様、抑止力的な意味合いで署名をします。

署名と捺印をするだけなので、そこまで面倒な手間は発生しません。

身元保証書

4つ目に提出する書類は身元保証書です。

身元保証書を提出するのは、本人が企業に損害を与えても損害賠償を行えない場合に、代わりに支払いを行う身元保証人を特定するため。

身元保証書には、保証人の署名と捺印が必要なので、忘れずに署名してもらう様にしましょう。

ほとんどの人は両親を保証人に立てますが、両親が厳しい場合は、親戚や兄弟などでもOK。

しかし、トラブルがあった際の保証人なので、どの様な書類なのかしっかりと説明しておきましょう。

年金手帳

5つ目に提出すのは年金手帳です。

大学を中退してからアルバイトをしていた人の場合、国民年金に加入していますが、企業で働くと厚生年金に切り替わります。

その際の手続きに使われるのが年金手帳。

コピーなどではなく原本が必要になるので、しっかりと用意しておきましょう!

また、厚生年金への加入手続きなどは企業の事務員さんが行ってくれるため、心配しなくても大丈夫です。

退学証明書は大学中退者自身で取得する必要がある

企業から内定を貰ってから提出する書類のほとんどは、企業が用意してくれるため、署名と捺印だけすればOKです。

ただ、退学証明書だけは自分で用意しなければならないので注意。

そこでここからは、退学証明書を用意する方法を紹介していきます。

退学証明書を用意する理由と方法
  • 退学証明書は学歴を偽っていないか確認するため
  • 退学証明書は大学の窓口や発券機で発行する
  • 退学証明書が発行できない場合は在学証明書や成績証明書でOK

退学証明書は学歴を偽っていないか確認するため

この記事を読んでいる人の中には「なぜ退学証明書が必要なのか?」と疑問を感じる人もいるでしょう。

退学証明書を提出するのは、履歴書の経歴を偽っていないか証明するためです。

履歴書は書式こそ決まっているものの、自己申告で記入ができてしまうため、稀に経歴を偽っている人がいるのです。

学歴を偽っている人を採用してしまうと、企業からしても大きな誤算になってしまい、想定していたような働きをしてくれないこともしばしば。

そのような事態を招かないために、退学証明書の提出を求められるのです。

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退学証明書は大学の窓口や発券機で発行する

退学証明書は、大学の窓口や発券機などで発行できます。

発行にかかる時間もさほどかからないため、大学に行けば、即日でゲットできます。

しかし、現在住んでいる地域と大学が離れていて、大学に行くのが難しい場合は郵便で送ってもらわなければなりません。

そのため、退学証明書を手に入れるまで数日かかってしまいます。

その場合は、企業に提出が遅くなってしまう旨を伝えておきましょう。

退学証明書が発行できない場合は在学証明書や成績証明書でOK

退学証明書を発行できるのは退学願いを提出し、それが受理され、退学手続き完了の通知が届いてからです。

退学の手続きを事前に行っていたなら問題ないですが、退学手続きができていない場合は、在学証明や成績証明書などでも代用できることも。

企業によって異なるため、事前に確認しておくようにしましょう。

大学中退者が就職時に必要な書類は覚えておこう

この記事では、大学中退者が内定を貰った際に必要な書類を紹介してきました。

提出する書類は以下の5つ。

  • 退学証明書
  • 労働契約書
  • 各種契約書
  • 身元保証書
  • 年金手帳

企業によっては、上記の書類以外で必要な書類が出てくる場合があるので、事前に確認しておきましょう!

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