未経験から美容部員へ転職できる?転職するメリットや向いている人の特徴を紹介!

未経験から美容部員へ転職できる?転職するメリットや向いている人の特徴を紹介!
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デパートや路面店でコスメなどの化粧品を販売する美容部員は、華々しいイメージがあり、女性人気の高い職種です。

現在働いている職場から転職したい女性・フリーターから正社員へと就職しようとしている女性の中には、美容業界に興味を持っている人もいるでしょう。

そんな美容部員は未経験から転職できるか気になりますよね。

そこでこの記事では、未経験から美容部員への転職ができるのか、転職するメリット・デメリット、向いている人の特徴などを紹介していきます。

リジョブ
リジョブ
公開求人数 約30,000件
非公開求人数 不明
対応地域 全国
対応年代 20代~30代
主な職種 美容師・アイリスト
注目ポイント
  • 美容業界最大の求人数
  • 未経験歓迎求人多数
  • 月収25万円以上の求人多数!

転職したいと思ったら何をすべき?悔いのない転職をするための極意

【結論】未経験でも美容部員への転職は可能!

まず初めに結論から伝えると、未経験から美容部員への転職は可能です。

実際に未経験から美容部員へと転職している人のSNSのつぶやきを見てみましょう。


実際に別の職種やフリーターから美容部員へと転職している人も多く、様々な業界からの転職者が活躍しています。

しかし、なぜ経験や知識がない未経験から転職できるのか疑問を感じている人もいると思うので、未経験から転職できる理由を紹介していきます。

学歴や経歴を重視されていないため

美容部員の求人のほとんどには、「学歴不問」「経験者歓迎」と記載されており、学歴や経歴を重視されていない傾向があります。

というのも、美容部員の仕事内容は接客がメインなので、複雑な作業があるわけではありません。

未経験者でも基本的な接客スキルや社会人としてのマナーが身についていれば、あまり他の要素は問題視されないのです。

未経験でもできる仕事10選!企業が未経験者を求めている理由とは?

コスメや美容が好きという気持ちを重視しているため

美容部員は扱う商材がコスメや美容グッズなど専門的なものが多いので、そもそも美容が好きな人でなければ務まりません。

逆に言うと、美容品やコスメなどが好きで興味関心があれば、その気持ちが評価されます。

接客スキルや扱う商品の理解は実際に働き始めてから、研修などを通して身につけていけば良いので、あまり問題視されていないのです。

美容やコスメ商品を日常的にチェックしている人や、頻繁に買い物をするという人にぴったりです。

未経験から美容部員に転職するメリット・デメリット

未経験から美容部員に転職するメリット・デメリット

未経験から美容部員へと転職する場合、メリット・デメリットがあります。

未経験から美容部員に転職するメリット

未経験から美容部員へ転職する場合のメリットは下記の4つです。

  • 華々しい世界で働ける
  • 自分の美意識が高くなる
  • コスメや美容グッズを社割で安く購入できる
  • 女性が多い職場なので福利厚生などが整っている

美業部員は女性メインの職場で、美意識が高い女性ばかりなので、常に自分の身なりや言動に気をつけなければなりません。

そのため、必然的に自分の美意識も高くなり、華々しい世界で働くことができます。

従業員しか受けられない社割などの制度で商品を安く購入できるのも魅力。

その他にも女性に嬉しい福利厚生が整っているため、ストレスなく自由に働くことができます。

産休や育休なども取得しやすく、ブランクがある中でも、復帰しやすいのも女性に嬉しいポイントです。

未経験から美容部員に転職するデメリット

メリットがある反面、未経験から美容部員に転職するデメリットがあるのも事実です。

主なデメリットは下記の通りです。

  • 給料があまり高くない
  • 派遣社員やパート求人がメイン
  • 人間関係がややこしい

美容部員の大きなデメリットにあげられるのは、給料があまり高くないという点です。

平均月収はおおよそ20万円、経歴を積んでいる人でもマネージャーなどに昇進しない限り25万円が上限です。

美容部員を含めて接客業はあまり収入が高くないので、その点はあらかじめ覚悟しておく必要があります。

また、美容部員は正社員向けの求人が少ない傾向で、ほとんどが派遣やパート向けの求人。正社員として転職したい人にとってはデメリットと言えます。

加えて、女性社員がほとんどなので、独特の人間関係が構築されています。慣れるまでに時間がかかったり、慣れずに退職してしまう人もいるので注意しておきましょう。

美容部員の仕事内容は大きく分けて2つ

美容部員の仕事内容は大きく分けて2つ

美容部員の仕事内容は大きく分けて2つに分けられます。

それぞれの仕事について紹介していきます。

タッチアップやカウンセリングを通じた接客販売

美容部員のメイン業務とも言えるのが、お客様に対して実際にメイクやスキンケアを施し、カウンセリングやアドバイスをする業務ですよね。

実際にお客様にメイクやスキンケアを施すことを「タッチアップ」と呼び、化粧品の香りや使用感を確かめてもらうことを「ハンドデモ」と言います。

いかにしてお客様の好みやお肌の質感に合わせて最適な化粧品を提案できるかが、美容部員の腕の見せ所です。

商品の陳列や検品をするバックヤード業務

美容部員にはお客様と接客をするメイン業務の他に、化粧品のストックを知らべて少ない物を注文・管理する検品業務があります。

その他にも、レジ打ち・伝票整理・売り上げ整理・商品の陳列・店頭清掃などの地味な業務もこなさなければなりません。

これらの接客以外の業務のことを「バックヤード業務」と呼びます。

店舗によってはいつもお店を利用してくれる人への手紙を書いたり、チラシを配布したりと細々とした業務にも取り組みます。

未経験から美容部員への転職を成功させる秘訣

ここからは未経験から美容部員への転職を成功させる秘訣を紹介していきます。

  • 志望動機を固めておく
  • 美容関連の資格を取得する
  • 転職エージェントを活用する

志望動機を固めておく

「なぜ美容部員になりたいのか」

この質問は面接はもちろん、履歴書にも書かなければならず、非常に重要なポイントなので自分なりの志望動機を定めておきましょう。

志望動機がしっかりしていないとどこかでボロが出てしまい、内定までたどり着けなくなります。

美容関連の資格を取得する

美容関連の資格を取得しておくと、即戦力候補として採用されるので、業界未経験でも転職しやすくなります。

転職先によっては、入社後に資格の取得が必須であったり、資格があることによって手当てがもらえたりと様々なメリットがあります。

しかし、資格を取得するまでの時間が長くなると、転職を始めるタイミングが遅くなるので注意しておきましょう。

美容部員への転職に資格は必要?転職に役立つおすすめの資格7選!

転職エージェントを活用する

美容業界に特化している転職エージェントを利用するのも内定をもらうための近道となります。

転職エージェントは、利用者の希望条件や適性から最適な求人を紹介してくれて、転職活動に関わるあらゆるサポートをしてくれます。

美容業界未経験でもスムーズに転職できるので、ぜひ利用してみてください。

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公開求人数 約30,000件
非公開求人数 不明
対応地域 全国
対応年代 20代~30代
主な職種 美容師・アイリスト
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  • 美容業界最大の求人数
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美容部員に向いている人に共通している3つの特徴

美容部員に向いている人に共通している3つの特徴

ここからは美容部員に向いている人の特徴を紹介していきます。

美容部員に向いている人の特徴は主に3つです。

  • 美容やコスメが好き
  • トレンドに敏感
  • 接客をするのが好き

美容やコスメが好き

美容部員は化粧品やコスメなどを専門的に扱うため、そもそも美容やコスメが好きでなければ務まりません。

それほど興味のないものを販売するのは精神的にかなりしんどくなります。

日常的に化粧品をチェックしたり、デパートや路面店にショッピングをしにいったりするくらいの人でなければ、美容部員として働くのは難しいです。

トレンドに敏感

美容業界は常に新しい商品が販売されるため、目まぐるしく取り扱う商品が異なります。

そのため、トレンドを敏感に察知して、今どの様な商品が売れるのかを理解できるスキルをもっている人に最適です。

トレンドを敏感に察知するのは、普段かっら情報をチェックしてアンテナを張っている人でなければ難しいです。

接客をするのが好き

美容部員は基本的に接客をするのが仕事なので、そもそも接客が好きな人でなければ務まりません。

お客様に対して商品を上手に説明したり、購買意欲を掻き立てる接客力は、接客をするのが好きな人にしか見につかない能力です。

そのため、「コスメは好きだけど接客は苦手...」「人とあまり関わりたくない...」と考えている人は、美容部員にはあまり向いていないと言えます。

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美容部員に求められているスキル

ここからは美容部員に求められているスキルを紹介していきます。どの様なスキルが必要とされているのかを理解したうえで、自分にその能力が身についているか考えてみましょう。

  • コミュニケーション能力
  • 販売している商品を理解する能力
  • 美意識の高さ

コミュニケーション能力

美容部員はコスメを買いに来たお客様に対して、商品の説明をしたり、実際にメイクをしたりと密接にコミュニケーションを取ります。

そのため、他の接客業と比べても高いコミュニケーション能力が求められます。

「お客様がどのような商品を求めているのか」「化粧に関してどの様な悩みを抱えているのか」などのヒアリング力も重要。

お客様の雰囲気に合わせて声のトーンを変えたり、商品をおすすめしたりと、提案力も求められます。

販売している商品を理解する能力

販売している商品を売る側の美容部員は、商品一つ一つの特徴や魅力などを詳しく理解しておかなければなりません。

特に化粧品の場合は、同じファンデーションでも色味が微妙に違ったり、肌の性質によってのりかたが微妙に異なったりします。

そのため、まずは販売している商品にどのような特徴があるのか・どのような人に適しているのかなど、商品を理解する能力が求められます。

美意識の高さ

コスメショップは女性がキレイになるための化粧品を購入する場なので、販売している人の美意識が高くなければお客様としても購買意欲が減少してしまいます。

そのため、一般女性よりも美意識が高くなければなりません。

お肌が荒れていたり、髪の毛につやが無かったりする人は美容部員としての適正が無いということです。

普段からお肌のケアやボディメンテナンスを欠かせない人は美容部員に最適と言えます。

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公開求人数 約30,000件
非公開求人数 不明
対応地域 全国
対応年代 20代~30代
主な職種 美容師・アイリスト
注目ポイント
  • 美容業界最大の求人数
  • 未経験歓迎求人多数
  • 月収25万円以上の求人多数!

美容部員に転職する際に覚悟しておきたいこと

美容部員と聞くとキラキラした華やかなイメージを持つ人も多いかもしれませんが、全てがイメージ通りというわけではありません。

そのため、転職してから理想と現実のギャップを感じてしまうこともしばしば。

そこでここからは美容部員に転職しようとしている人に理解しておいて欲しいことを紹介していきます。

  • 人間関係で悩むことが多い
  • 売り上げへのプレッシャー
  • 体力を使う仕事である

人間関係で悩むことが多い

美容業界で働いている人はとんどが女性で、一般的な職場とは違う独特の雰囲気があります。

面倒な人がいたり、嫌がらせをされたりと人間関係に悩む可能性が非常に高いです。

実際に美容部員を退職している人の中には、人間関係が原因となっている人が多いのも事実。

そのため、多少は図太くないと美容業界で仕事を続けていくのは難しいと思っておきましょう。

売り上げへのプレッシャー

美容部員はお客さんの悩みやコンプレックスをヒアリングし、最適な化粧品を販売するのがメインの仕事です。

そのため、一人一人に売り上げノルマが課されており、ノルマへのプレッシャーが非常に大きい傾向があります。

ノルマをクリアしないと、上司から指摘されたり、給料が低くなったりすることも。

ノルマは毎月設定されているので、慣れるまではプレッシャーに追われるということを理解しておきましょう。

体力を使う仕事である

華やかなイメージのある美容業界ですが、実際にはずっと立って接客をしなければならないのでかなり体力を使う仕事です。

どちらかと言えば精神面よりも体力面できつい仕事であることをあらかじめ理解しておきましょう。

実際に働いてみた人の中には、想像していた以上にハードでギャップを感じて退職してしまう人も多いのです。

美容部員は抑えておきたい!主な美容ブランド

美容部員は抑えておきたい!主な美容ブランド

美容業界に転職する人には必ず押えておきたい主要な美容ブランドを紹介していきます。

何れも働き始めたら頻繁に取り扱うブランドばかりなので、どの様な特徴があるのかチェックしていきましょう。

資生堂グループ

資生堂グループは日本を代表する化粧品メーカーで、マキアージュやエリクシールなどの人気商品をはじめ、様々な人気商品を提供しています。

2017年には世界的なブランドであるDOLCE&GABBANAとライセンス契約を締結しており、注目を集めています。

日本の化粧品ブランドの中では最も有名なブランドなので、どの様な商品があるかチェックしておきましょう。

ユニリーバグループ

ユニリーバは世界中で400以上のブランドを製造・販売している化粧品グループで、アメリカのドラックストアで一躍人気になり世界へ展開しています。

ヴァセリン・ダブ・モッズヘアーなどの日本での知名度が非常に高いブランドもあります。

一日に25億人以上の人が商品を利用しているデータもあるほど、高いシェア率を誇っているのも特徴です。

ロレアルグループ

ロレアルグループは世界最大の化粧品会社で、高級な化粧品を取り揃えています。

イヴ・サンローラン・ボーテ、ランコム、シュウ ウエムラ、キールズ、ロジェ・ガレなど、取り扱われている商品は人気のものばかり。

海外セレブの使用者も多く、女性にとっては憧れのコスメと言えます。

エスティ―ローダーグループ

エスティ―ローダーは、トムフォード・MAC・トリーバーチ・マイケルコースなどの、人気ブランドを多数抱えている化粧品グループです。

化粧品以外にもファッションや香水、小物なども取り扱っており、女性から高い支持を集めています。

また、デパコスをメインに展開しているので、ドラックストアで販売されている化粧品と比べて少々お高めな特徴もあります。

美容部員の正社員・派遣社員どちらで働くか決めておこう!

美容部員として働く場合、正社員・派遣社員2つの働き方から選べます。

正社員の特徴は下記の通り。

  • 雇用が安定している
  • 契約期間が定められていない
  • 給与・福利厚生が安定している

派遣社員の特徴は下記の通り。

  • 紹介予定派遣、登録型派遣、常用型派遣の3つの種類があり、派遣として働く場合はほとんどが登録型派遣
  • 契約期間は3ヶ月ごとの更新が一般的
  • 給与は時給制✕労働時間
  • 福利厚生が充実していない

正社員と派遣社員では年収に大きな差が出る

正社員として働く場合、月々の給与にプラスしてボーナスやインセンティブ手当て、住宅手当てなどの補助がでます。

そのため、他の職種と比べて月収こそ低いものの、年収総額は300万円~350万円ほど。

派遣社員の場合は、交通費手当てなどの最低限の福利厚生しか付帯されません。

加えて、時給制で働いた分の給与しかもらえないため、正社員と派遣社員では年収格差がかなり開いてしまうことに。

収入は生活水準を左右する大きな要素なので、安定性を求めているのであれば、正社員として働くことをおすすめします。

派遣社員としてキャリアアップするのは難しい

美容部員はサブチーフ・チーフ・マネージャーとキャリアアップの道筋ができています。

これらキャリアアップの道筋を辿れるのは、正社員のみで派遣社員だと昇格してもサブチーフ止まりです。

そのため、将来的にも美容業界でキャリアアップをしたいと考えている人は、正社員として転職することをおすすめします。

派遣社員は残業もできない!

派遣社員は実際に働いた時間×時給が給与となるため、残業した分は全て自分の収入につながります。

「残業をしまくれば正社員よりも稼げるのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、それは大きな間違い。

会社側からみると派遣社員は残業した分が全て人件費になってしまうため、極力残業させたくないと考えています。

そのため、派遣社員が業務時間をオーバーして残業をしていると、会社からあまり良い目で見られなくなることに。

定時で早く帰りたい!と考えている人以外は、派遣社員として美容部員へ転職するのはあまりメリットがないと思っておきましょう。

派遣社員とフリーターの違いとは?派遣社員の特徴や就職の仕方を紹介!

未経験でも美容部員への転職は可能!自分に適性があるか見極めよう!

未経験でも美容部員への転職は可能!自分に適性があるか見極めよう!

美容部員は経験や学歴など重視されないため、未経験者でも転職することができます。

人がキレイになるのをサポートでき、笑顔を引き出せるので、やりがいを感じながら仕事ができるのも魅力。

コスメやかわいい物が好きで、接客が得意な人にはとてもおすすめの仕事です!

自分に美容部員への適正があるかしっかりと見極めてから慎重に転職するようにしましょう。