転職したいと思ったら何をすべき?悔いのない転職をするための極意

転職したいと思ったら何をすべき?悔いのない転職をするための極意

「とりあえず転職したい」と思ったら、まずどんな行動をすべきでしょうか?

  1. 条件の良さそうな会社に片っ端から応募してみる
  2. 現状がつらすぎるので退職願いをだす
  3. まずは上司に相談してみる

答えはいずれもNGです。

転職の向けた行動を起こす前に、まずは本当に転職が必要かどうかを客観的に判断しましょう。

何も考えずに行動に移してしまうと、転職した先でも同じことで悩んでしまうかもしれません。

この記事では転職で後悔しないために、あなたがやるべきことを具体的に解説しています。

転職で生じるリスクを理解した上で、本当に転職すべきかを見極めましょう。

本当に転職が必要なのか考える

「頑張っても給料が上がらない」
「残業ばかりで何のために働いているのか分からない」
「人間関係に疲れた…」

今の会社に不満を抱えて、「こんな会社辞めてしまいたい…」と考えている人って実は多いんです。

そんな人は転職活動を始める前に、転職が本当に必要なのかを冷静に判断する必要があります。

現在の職場にどのような不満を抱えている?

まずは今の職場に抱えている不満や問題点を洗い出してください。

モヤモヤした気持ちはあるけど、それが何だか分からないという人も少なくないからです。

明確な原因が分からなくては、転職先でも同じ不満を抱えてしまうことになります。

転職したことを後悔しないためにも、振り返りと原因の追及は重要なポイントです。

転職先への希望はある?

今抱えている不満が分かったら、次は転職先に求める条件をリストアップしてみましょう。

年収や勤務地、社風など、思いつくことをすべて書き出してください。

次に、洗い出した条件に「ここは絶対に譲れない」という優先順位をつけていきましょう。

そうすることで、転職において大切にしたいことや、自分が仕事に求める方向性が見えてきます。

転職活動の正しい進め方!万全の準備を済ませて内定を勝ち取ろう

一時的な勢いで転職したいだけなのでは?

転職でもっとも危険なのが、「嫌なことがあった」「上司に仕事ぶりを指摘された」などの理由で無計画に転職してしまうことです。

振り返りや自己分析などを未熟な状態ではじめてしまうと、多くの場合が失敗に終わります。

「隣の芝生は青い」といいますが、転職してはじめて、今まで自分が置かれていた環境が悪くなかったと気づくはずです。

しかし転職した後に「やっぱり戻りたい」と言っても受け入れてもらえることは皆無。

転職は勢いでするものではなく、冷静さと計画性を持って進めるようにしましょう。

転職しなくてもいい人に共通している4つの特徴

転職の悩みは会社の仲間や上司に相談しづらいため、本当に転職するべきなのか判断できない人もいます。

そこで、あなたの転職が本当に必要かを見極める5つのポイントをまとめました。自分の判断に自信がない方は参考にしてみてください。

現在の職場をなんとなく辞めたいと考えている人

「大きな不満はないけど満足もしていない」
「できればもう少し給料がいいところで働きたい」

このような考えを持っている人は、今は転職する段階ではありません。転職とは、あなたが描く「こうなりたい!」という気持ちを、職場を変わることによって実現させるものです。

転職では少なからずリスクを負うことになり、今の職場よりも状況が悪化することを理解しておくことも大切です。

転職の目的が不明確な人

近年では、「語学力を活かして働きたい」という人が増えているようです。

語学力を活かすことは転職の目的ではなく、「語学を活かしてどんな仕事をしたいか」が真の目的になります。

語学力はあくまでも仕事をするためのツールであることを忘れてはいけません。

また「上司とそりが合わない」という理由で転職をはじめる人もいますが、このケースも転職で失敗することが多いです。

パワハラやセクハラは別問題ですが、「自分は上司を選ぶ立場にある」という錯覚に陥っていませんか?

不満ばかりで努力をせず、ダメな結果を人のせいにする人は、転職しても変わりません。

「この人と仕事がしたい!」と上司に思われるよう努力することも重要です。

とにかく新しい仕事をしたいと考えている人

「転職するなら新しい職種にチャレンジしてみたい!」という人も多いと思います。

これまでと違った仕事に取り組みことで、新しいキャリアややりがいにも期待できますよね。

しかし気を付けないといけないのが、あなたの希望する職種が「未経験でも採用されるのか?」という点です。

人気の高い職種や専門性の高い仕事は実務経験が必須。

未経験では新卒しか採用しないという仕事もあります。

未経験でも転職しやすいのは、営業職やサービス業、人手不足のIT業界や介護業界と絞られてしまいます。

中途でのキャリアチェンジは年収がダウンしたり、入社条件が悪くなったりとデメリットもたくさん。

また年齢も若くなければ、未経験者を採用する企業側のメリットがありません。

そんなリスクの高い転職があなたにとって本当に必要なのか、もう一度考え直す必要があります。

目標や目的が異常に高い人

転職において高い目標を設定することや、明確な目的を持つことは大切です。

しかし中には、非現実的な目標を掲げてしまう人もいます。

「年収は2割くらいアップしたい、今の会社では課長職なのでポジションもこのまま、もしくはそれ以上を希望。勤務地も家から近くて…」

自分の望む条件を多く叶えてくれることは望ましいですが、全ての条件を兼ね備えている転職先はありません。

また条件面だけで転職先を選んでしまうと、入社したときのイメージと現実のギャップに戸惑ってしまうこともあります。

条件を並べ立てることが転職の目的を明確にすることではありませんので、転職を早まらないほうが得策です。

転職は良いことだけではなく当然リスクも潜んでいる

転職活動をスタートさせる前に、転職にはリスクがあるということを理解しておきましょう。

転職で生じる具体的なリスクについて説明します。

現在の職場よりも収入が低くなる

実務経験を買われた転職は年収アップが見込めます。

しかし未経験からの転職や、実績がない状態での転職などは、年収が下がってしまう傾向が強いです。

「年収を下げてでも新しい環境でチャレンジしたい」という場合は問題ありませんが、家族がいたりローンを抱えていたりの転職は、収入が減少するリスクを念頭においておきましょう。

人間関係を構築できない可能性がある

転職すると、これまで築いてきた人脈は白紙になります。

そして新しい職場で新しい仕事を覚えながら、新たな人間関係を構築しなくてはなりません。

そのため仕事が残っていても無理して飲み会に参加したり、任された仕事を断れなかったり、好かれようとして無理に話しかけてみたりして、心労が溜まってしまう人も多いようです。

また入社してみると社内の人間関係が最悪で、居心地が悪いというケースも。

仕事以外の面でストレスが溜まり、本来の目的であるはずの仕事ができないとなると、転職は失敗に終わってしまいます。

仕事内容のミスマッチで早期退職に繋がることも

転職できたはいいものの、仕事内容が合わずに退職を余儀なくされるというケースもあります。

「周りのレベルについていけない」「思うように活躍できない」というような理由です。

このような問題は、業界や企業研究がしっかり行われなかったことが原因で起こります。

とくに業界や職種を変わる場合には注意が必要で、理想と現実のギャップが生まれやすくなっています。

より良い転職にするためにしておくべき6つのこと

転職にはリスクが伴いますが、それでも「転職したい!」「新しい環境でチャレンジしたい!」という熱い気持ちを抱えている人も多いはず。

そこで転職のリスクを抑えながら、転職を成功させるための6つのポイントについて解説したいと思います。

今の仕事を続けつつ転職活動を行う

転職活動をするにあたっては、「今の仕事を辞めてから腰を据えて活動したい」という人も少なくありません。

確かに仕事を続けながらの転職活動は忙しく、職場にバレないようにするのも一苦労です。

しかし退職してからの転職は、リスクの方が高いのでお勧めできません。

仕事を続けたままですと、仮に転職活動がうまくいかなくても収入に困ることはありません。

また活動を続ける中で、今の職場が悪くないことに気づく可能性もゼロではないのです。

一番危険なのは、貯金が底をつきそうだからといって適当な仕事に就いてしまうこと。

そうなるとまた転職をしなくてはいけない羽目になり、入社条件がさらに悪くなってしまうでしょう。

未経験でもできる仕事10選!企業が未経験者を求めている理由とは?

自分の市場価値に適した企業を選ぶ

自分の市場価値を理解して、自分の力が発揮できる企業を選びましょう。

自分の市場価値を知るには、これまでの経験やスキルを洗い出し、ほかの企業でどのくらい評価されるかを判断することが大切です。

今の職場よりも他社の方が高く評価してもらえるという場合は、年収アップや高待遇での転職が見込めるでしょう。

なるべく倍率が低そうな中小企業にエントリーする

自分の市場価値を過大評価してしまい、大企業や人気企業にばかり応募してしまうと、転職活動が行き詰まってしまうことがあります。

待遇面がよく知名度も高い大企業は、競争率が高く入社するのは狭き門です。

競争率が低く、なおかつ待遇がいい狙い目の企業は、知名度が低いBtoBの中小企業。

あなたが知らないホワイトな中小企業って、実はたくさんあるんです。

ライバルも少なく、大企業のようにポジション争いも激しくありませんので、転職を成功させる可能性も高くなります。

優良中小企業に転職したい!求人の効率的な探し方とは?

転職する前に転職スケジュールを立てておく

働きながらの転職はスケジュール管理が大切です。

転職活動をしていることを社内に匂わせないよう、細心の注意を払ってください。

今は求職者を考慮して、夜間に面接を行う企業も増えています。

普段からスーツを着用しない人は、有給を取得して面接に向かうか、出先で着替えるなどの工夫が必要です。

転職には3〜6ヶ月くらいの期間を要しますので、「いつまでの転職を成功させる」という目標を設定して、逆算でスケジュールを組み立てましょう。

なるべく若い20代の間に行なう

転職をするなら若い方が有利です。

実際に20代、30代で転職活動をしてきた人は、身をもって実感していると思います。

企業が新しい人材を雇用するとき、「どれだけ長く働いてくれるか」を重視します。

そのため若ければ若い方が転職に有利になってくるのです。

20代ならスキルや実績がなくても、今後の伸びしろや将来性に期待されて採用してもらえるチャンスがあります。

また応募できる求人数も圧倒的に多いので、転職を悩んでいるなら若いうちに取り組むようにしましょう。

転職エージェントを活用する

転職を成功させるポイントを紹介しましたが、ひとりでやれる自信がないという人もいると思います。

そんな人は、転職のプロである転職エージェントに相談してみるのがお勧めです。

転職エージェントはさまざまな業界の転職事情に詳しいので、あなたの市場価値はもちろん、転職すべきタイミングも見極めてくれます。

また地域に密着した中小企業と太いパイプを持っていたり、ブラック企業を排除してくれたりするのも転職エージェントの強みです。

忙しいあなたに代わって条件にマッチする企業をピックアップし、応募書類の添削や企業研究などの転職サポートもしてもらえるので、効率よく進めていくことができます。

焦って転職するのはNG!計画を立ててから転職を始めよう!

転職で多い失敗が、焦りからの行動で自分に合った転職先を見極められないことです。

転職することを優先してしまい、転職の目的や情報収集を怠ってしまうと、今よりも待遇の悪い企業に入社してしまうことに…。

転職への前向きな気持ちを大切にしながら、あなたの望む転職ができるよう計画性も持って進めていきましょう。