事務への転職は難しい?採用されやすい人の特徴と正社員を目指す秘訣

事務への転職は難しい?採用されやすい人の特徴と正社員を目指す秘訣

「事務に転職したいけどハードルは高いの?」「事務転職は難しい...?」

事務は比較的人気が高い仕事の一つであり、エントリーする人が多いために転職するのが難しいと考えている人も多いと思います。

実際のところ、事務転職は難しい傾向があるので、実際に転職活動を始める場合にはしっかりと対策をして準備しておく必要があります。

この記事では事務転職が難しい理由や、転職を成功させる秘訣について紹介していきます。

事務転職が難しいと言われる2つの理由

事務職への正社員での転職が難しいと言われている理由は、主に以下の2つです。

  • 人気が高くて有効求人倍率が高いため
  • 正社員採用が少なく派遣社員や契約社員が多いため

人気が高くて有効求人倍率が高いため

事務職は人気が高く、有効求人倍率も高いので転職が難しいと言われています。

厚生労働省によると、令和4年6月時点での事務職(事務的職業)の有効求人倍率は0.39倍(パートを含む)です。

0.39倍ということは、求職者ひとりに対して求人が0.39件しかないという意味になります。

一方、全職業の有効求人倍率は1.09倍(パートを含む)なので、事務職は倍率が高いことがわかります。

派遣社員や契約社員が多いため

事務職は派遣社員や契約社員が多いので、正社員採用での転職が難しいと言われています。

事務職は経理などの特別な資格やスキルが必要な職種以外は、比較的誰でも働きやすい職種。

そのため、多くの企業では派遣社員や契約社員が活用されています。

正社員採用の事務職はかなり人気が高く、時期やタイミングがよくないと求人が見つかりづらいでしょう。

事務転職で採用されやすい人の特徴とは?

事務転職で採用されやすい人の特徴は、以下の3つです。

  • 事務職の実務経験がある人
  • 20代で年齢が若い人
  • 一定以上のPCスキルがある人

事務職の実務経験がある人

企業は即戦力となる人材を求めているため、事務職の実務経験があると採用されやすくなります。

未経験で人材を採用すると、研修コストがかかるほか、活躍するまでに一定以上の時間がかかるもの。

その点、既に実務経験がある人を採用すれば、現場の社員の負担が減るメリットがあります。

事務職として正社員に関わらず、派遣やパートでも実務経験があるなら採用されやすいでしょう。

20代で年齢が若い人

企業はひとりの社員をできるだけ長期間採用したいと考えているため、20代で年齢が若い人は採用されやすい傾向があります。

新しい人材を採用するには、採用コストや教育コストがかかるため、一度採用した人に長く勤務してもらうほうが企業にとってメリットが大きいです。

そこで、30代や40代の人よりも20代の人を採用すれば、将来的にも現場にとって良い影響が出ます。

一定以上のPCスキルがある人

事務職は日常的にPCを利用して作業を行うため、一定以上のPCスキルがある人は事務職として採用されやすいです。

事務職にはPCスキルが必須。ExcelやPowerPoint、Wordなど基本的なオフィス製品を扱えることが最低レベルといえます。

加えて、オフィス製品の代わりにGoogleのソフトを利用する企業もあるため、Googleが提供している以下のようなサービスも一度使ってみるのがおすすめです。

  • Googleドキュメント
  • Googleスプレッドシート
  • Googleドライブ
  • Googleスライド

事務への転職を成功させるための秘訣

事務への転職を成功させるにはポイントを抑えて転職活動を進めていくのが重要です。

そこでここからは事務職を目指している人に参考にしてほしい転職活動のポイントについて紹介していきます。

条件を絞りすぎずなるべく多くの求人にエントリーする

事務への転職を成功させるには、条件を絞りすぎずなるべく多くの求人にエントリーするのがおすすめです。

求人検索で条件を絞りすぎると、該当する求人が少なくなります。

また、事務職は人気が高いため、良い求人が掲載されるとすぐに応募が殺到するので、倍率が高くなりやすいのがポイント。

そのため、絶対に譲れない条件以外は、なるべく条件を絞りすぎず求人を探して、幅広くエントリーしてみるのがよいでしょう。

事務職に役立つ資格を取得しておく

事務への転職を成功させるには、事務職に役立つ資格を取得するのがおすすめで、資格を持っているとさらに転職に有利になります。

  • MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
  • ビジネス文書検定
  • 秘書技能検定
  • 日商PC検定
  • 日商簿記検定

MOSは資格を取得することで、WordやExcelなどを一定以上使いこなせることを証明できます。

日商PC検定は、PCのによるデータ分析や文書作成のスキルがあることを証明可能。

ビジネス文書検定は、ビジネス用語や敬語、マナーなどビジネス文書で必要な一定以上のスキルがあることを証明できます。

秘書技能検定は、ビジネスの現場での言葉遣いや、文書作成方法、一般常識を兼ね備えていることを証明可能です。

これらは、一般事務や総務事務として働きたい人におすすめです。

続いて、日商簿記検定は財務諸表や経営管理の基本的な知識があることを証明できます。

財務・経理などの事務職として働きたい人におすすめです。上記のような資格を持っていると、事務職での転職に役立つので取得を検討しましょう。

派遣やパートからキャリアをスタートする

事務への転職を成功させるには、派遣やパートからキャリアをスタートするのもおすすめです。

正社員採用の事務職求人は、人気が高く転職サイトでも見つけづらいのが特徴。

さらに、倍率が高いので実務経験がない人が応募しても、採用される可能性は低いです。

そこで、派遣社員やパートに働き方を広げると、求人数が一気に増えます。

実務経験がない人は、まずは派遣社員やパートから事務職のキャリアを始めることも検討してみましょう。

志望動機・自己PRを明確にする

事務への転職を成功させるには、明確な志望動機・自己PRを伝えることが重要です。

前述のとおり、事務職は人気が高い職種。他の応募者よりも採用担当者を納得させられるような明確な志望理由を考える必要があります。

「なぜ事務職として働きたいか」「なぜ数多くの企業からこの企業を選んだのか」などをわかりやすいように伝えましょう。

前職から活かせるスキルや経験を伝える

事務への転職を成功させるには、前職から活かせるスキルや経験を伝えましょう。

例えば、自分のスキルや前職での経験談など、自分ならではの言葉で伝えるのがおすすめです。

自分が転職先企業の事務職として働くことで具体的にどのように活躍できるか、自分が採用されることでどんなメリットがあるかをわかりやすく伝えましょう。

志望動機は入念に作成し、面接前にはうまく話せるように練習しておくのが大切です。

事務転職に強い転職サービスを利用する

事務職への転職を成功させるには、事務職の転職に強い転職エージェントを活用しましょう。

転職のプロである転職エージェントは、多くの転職希望者をサポートしてきた実績があります。

求人の提案以外にも応募書類の添削や面接対策まで行ってくれるケースが多く、活用することで選考に有利になります。

転職が初めての人や、転職に慣れていない人は特に、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

事務転職におすすめの転職サービス3選

事務転職におすすめの転職サービスは以下の3つです。

  • マイナビキャリレーション
  • doda
  • ワークポート

マイナビキャリレーション

マイナビキャリレーション

マイナビキャリレーションは、大手転職サービスを提供するマイナビが運営する無期雇用派遣サービスです。

無期雇用派遣サービスは、月給制かつ昇給制度・賞与もあるので、一般的な契約社員や登録型派遣よりも待遇が良いのがポイント。

さらに、研修制度としてビジネスマナー研修やオフィスワーク研修などもあるので、これからキャリアをスタートさせる人にもおすすめです。

運営会社 株式会社マイナビワークス
公開求人数 非公開
利用可能地域 全国
利用料 無料

doda

doda

dodaは公開求人数が10万件を超える大手転職サイトで、事務職だけでもかなりの数の求人を保有しています。

自ら求人にエントリーする方法の他に、企業からのスカウト経由で希望条件を登録しておくだけで企業側からアプローチがもらえます。

加えて、dodaでは専門スタッフが応募書類の書き方アドバイスや、面接対策を行ってくれるエージェントサービスもあります。

dodaは手厚いサポートのもと転職活動を進められるので、転職が初めての人にもおすすめです。

運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 約150,000件
利用可能地域 全国
利用料 無料

ワークポート

ワークポート

ワークポート(WORKPORT)は、転職相談実績は50万人を超える転職相談サービスです。

ワークポートのコンサルタントは書類添削や面接対策などの転職に関するあらゆるサポートをしてくれて、ひとりひとりヒアリングをじっくり行った上で最適な提案をしてくれるので、質の高いサポートが期待できます。

現職を続けていて、転職するかどうか悩んでいる人でも相談できるため、これからのキャリア自体に悩んでいる人にもおすすめです。

運営会社 株式会社ワークポート
公開求人数 約60,000件
利用可能地域 全国
利用料 無料

転職前に知っておくべき事務職の特徴

転職前に知っておくべき事務職の特徴は、以下の3つです。

  • 労働時間は比較的少なくワークライフバランスを保てる
  • 年収水準は高くない
  • 男女比率は女性が多め

労働時間は比較的少なくワークライフバランスを保てる

事務職の労働時間は比較的少なめなので、ワークライフバランスを保てます。

営業職やエンジニアとは異なり、残業も少ない傾向にあるため、基本的に定時で退社しやすいです。

ただし、繁忙期では残業が増える可能性があります。

特に経理事務の場合、企業の決算に関する対応が増える3月から5月や、年末調整がある12月にはかなり忙しくなります。

年収水準は高くない

政府統計の令和3年「賃金構造基本統計調査」によると、事務職(総合事務員)の平均年収(きまって支給する現金支給額)は326万円でした。

すべての職種の平均年収は328.1万円なので、事務職の年収は平均とほぼ同じ水準です。

エンジニアや営業職などは年収が400万円近いケースが多いため、事務職の年収水準は高いとはいえません。

しかし、関連資格を取得することで資格手当をもらったり、自己研鑽を続けて昇進したりできる可能性はあります。

あくまでも平均がそこまで高くないということを理解しておきましょう。

男女比率は女性が多め

事務職として働く人は、女性が多めです。事務職は営業職などに比べて定時退社がしやすく、短時間勤務もしやすいためと考えられます。

特に子育て中の女性にとって事務職は最適な職種といえます。

しかし、事務職へ転職する上で男女比率は関係ありません。

男性でも事務職として働いている人や活躍している人はいます。

事務という仕事を理解して転職を成功させよう!

今回は事務への転職は難しいかについて、採用されやすい人の特徴と正社員を目指す秘訣を含めご紹介しました。

事務職は定時退社がしやすく、比較的安定して働きやすい仕事です。

そのため、人気が高く、有効求人倍率も高いので正社員での転職が難しめ。実務経験がない人がいきなり正社員で転職するのはかなり困難と言えます。

まずは派遣やパートで実務経験を積んだり、資格を取得したりするのがおすすめです。

ぜひこの記事を参考に事務職としてのキャリアを検討してみてください。