その転職ちょっと待った!中小企業へ転職して後悔しないための心得

その転職ちょっと待った!中小企業へ転職して後悔しないための心得

大企業で働いていた人が、高収入や高待遇を捨てて中小企業へ転職することがあります。

中小企業であれば出世も見込めるし、自分の頑張った成果が目に見えやすいからです。

しかし「やりがい」「仕事の面白さ」「自由」を求めて中小企業に転職したいのに、失敗したと後悔している人も多いのだとか。

転職者はどんなところで失敗したと感じているのでしょうか?

そこで今回は、大企業を退職する理由と中小企業の転職を後悔する理由について調べてみました。

中小企業のメリットとデメリットを把握した上で、転職を成功させる方法を見つけていきたいと思います。

それでは早速みていきましょう。

大企業を転職する人たちの退職理由

せっかく入社できた大企業を辞める人たちの心理に迫ります。

仕事の面白みがない

大企業の仕事はやり方が決まっているため、面白みがありません。

多くの社員がルーティンワークをこなしていて、「毎日が挑戦の繰り返し!」なんて言える人はほんの一握りです。

また仕事量も多いので基本的に忙しいのですが、ほとんどが社内調整ということも過言ではありません。

ワクワクするような仕事に恵まれている人、イキイキした表情をしている社員を大企業で探すのは難題です。

面倒な社内ルールが多すぎる

とにかく自由がないので、フットワークが軽く面白いアイデアが次々と浮かぶような人は退屈に感じるでしょう。

自分が提案したアイデアも、上司の気持ちひとつで簡単に却下されます。

決済にも時間がかかるので、会社のルールと顧客に挟まれてネゴシエーションが大変です。

自分の頑張りを肌で感じるようなシーンはほとんどありません。

出世できる見込みがない

当然ですが人数が多いので、よほど優秀でないと出世は難しいです。

自分と同じレベルの人たちと一つのポストを巡って競争することになるので、気を抜く暇がありません。

仕事の成果をあげ、上司に気に入られ、要領よく会社を渡り歩ける人でないと、大企業で出世できないのです。

とくにアピールが下手な人は、いくら成果を残しても平等な評価をしてもらえず嫌気がさしてしまうでしょう。

大企業から中小企業に転職して後悔する理由とは?

大企業のしがらみを捨て、「中小企業で自分の存在を知らしめよう!」と転職した人も、数ヶ月後に後悔するケースがあります。

教育制度が整っていない

大企業へ入社すると、会社の事業内容を説明してくれる人がいたり、システムの操作方法を教育してくれる先輩いたり、一から丁寧に教えてくれますよね。

しかし中小企業の場合は「即現場」です。

事務員の場合は女性が多いので、優しく教えてくれることもありますが、営業や技術系の仕事ですと、「とりあえず付いてきて」的なノリで現場に駆り出されます。

仕事のやり方が違う

大企業のように長期的な計画を立てて進めていくビジネスをしておらず、短期的な動きが多いのが中小企業の特徴です。

仕事の規模も違うため、これまでのスキルが思うように活かせないこともあります。

そうなると「大企業から来たのに仕事ができない」というレッテルを貼られてしまうことに……。

自分のやり方が通用しないということで、転職したことを後悔する人も多いのです。

昇給がほとんどない

これは数年経ってみて気付くことかもしれませんが、本当に給料が上がりません。

ですので、最初の交渉が非常に重要になってきます。

中小企業は固定費を払うために、できるだけ人件費を抑えようと努力しています。

階級が上がっても大企業のように給与テーブルが用意されていないことが多いので、「課長になったのにこれだけ?」というようなことが起こってしまいます。

中小企業のメリット・デメリット

転職を考えるときに確認しているかもしれませんが、中小企業のメリットとデメリットを改めてみていきましょう。

中小企業のメリット

  1. 仕事の幅が広くさまざまな知識やスキルが身につく
  2. 裁量権が大きく与えられる
  3.  アットホームな人間関係
  4. 成果が会社の業績に直結する
  5. 転勤が少ない
  6.  経営陣との距離が近い
  7.  意思決定がスピーディー

中小企業は人が命ですので、一人ひとりを大切にしてくれます。

会社の雰囲気がよければ社員全員がイキイキと働いているはずです。

大企業のように人数も多くないので、「あの人はどんな仕事をしているんだろう?」というようなこともありません。

また社長との距離が近いので仕事の相談がしやすく、経営のノウハウを間近で見ることができます。

意思決定も社長一人、もしくは数人で行うため、起案から実行までが早いことも中小企業のメリットです。

中小企業のデメリット

  1. 仕事量が増える
  2. 福利厚生が不十分
  3. 給料が低め
  4.  会社の知名度が低い
  5. 人間関係がリセットできない
  6. 設備が整っていない

仕事の幅が広くなるのはいいのですが、その分忙しくなることは否めません。

そうなると本業に集中できなかったり、雑用に時間をとられたりして思うような成果が挙げられないこともあります。

また大企業と比べると手当や補助がないのも仕方ありません。

ネームバリューもないので、大企業にいたときと比べて新規開拓には時間がかかってしまうでしょう。

中小企業は社員が少ないので、上司や同僚と険悪になると最悪です。

大企業のように部署もたくさんありませんし、社員全員が同じフロアで働いていることが多いので、毎日顔を合わせることになります。

転職に失敗したと感じたら大企業に戻れる?

中小企業に転職してみたものの、「自分には合わない!大企業に戻ろう」と思っても戻れるものなのでしょうか?

大企業が中途採用をするときは、ある部署が人員不足になった場合や新規事業の立ち上げが多いと思います。

あなたのスキルがピンポイントで合っていれば、入社できる可能性もないとは限りません。

しかし大企業の枠はライバルが多いので、よほどのスキルを持っている人材でないと採用は難しいでしょう。

中小企業への転職を成功させる方法

中小企業へ転職するときの動機は、裁量権、心の安定、成果を実感したいなど人それぞれです。

しかし会社選びに失敗しないためにの項目は共通していますので、以下の3つをチェックして転職を成功させましょう。

企業の業績をチェックする

まず業績が悪化している会社への入社は辞めましょう。

突然の解雇や給与の未払いが発生してしまうかもしれません。

会社の主力商品やサービス、今後の事業計画など聞ける範囲で構わないので、面接でしっかりと聞いておきましょう。

社員が楽しそうに仕事をしているか見極める

面接で会社に訪問した際、社員の人たちの働きぶりをチェックするのを忘れないで下さい。

働く表情がイキイキしている、会話が弾んでいる、仲が良さそうなどは居心地のいい会社かどうかの大切な要素です。

一方で、社員の表情が暗い、会社が静かすぎる、全体的に掃除がされていないなどの会社は要注意。

高圧的な社長や上司がいて、社員が萎縮している可能性が高いです。

転職エージェントを利用して離職率や内部情報を知る

離職率が高い会社は、それなりの原因があるはずです。

ハラスメントがあったり、男女差別や過度な労働があったりするかもしれません。

中小企業は社内の情報がつかみにくいので、転職エージェントを活用するのがオススメです。キ

ャリアアドバイザーが企業に訪問していれば、いい会社、よくない会社の判断がついているはず。

転職エージェントを通して、優良企業を紹介してもらうのが転職成功への近道になります。

中小企業に転職するなら大企業との違いを理解しておくと後悔しない

中小企業のいいイメージだけで転職してしまうのはとても危険です。

社風や仕事のやり方は会社によって異なってくるので、事前リサーチを怠らず転職を成功させましょう。

転職は人生の大きなターニングポイントになるので、一人で悩んだりせず、転職エージェントに相談するのが失敗を避ける最大の方法です。

世の中のほとんどが中小企業ですので、あなたが思っているような会社もきっと見つかるはず。

いい会社に入社できたら、毎日を充実させながら働くことができます。