男性でも事務職へ転職できる?転職するメリットやアピールすべきポイントとは?

男性でも事務職へ転職できる?転職するメリットやアピールすべきポイントとは?

事務職は営業と違い、会社で目立つ存在ではありません。

しかし「縁の下の力持ち」として、社員全員のサポート的な役割を担っています。

「デスクワークは楽そうだから」
「営業になりたくないから」

こんな理由で転職してしまうと失敗するので注意が必要です。

ここでは男性が事務職を目指すときのメリットとデメリットを紹介していますので、双方を理解した上で転職活動をはじめましょう。

また近年の転職市場では事務職が高い人気を誇ります。

男性が内定をもらうためのアピールポイントも解説していますので、ぜひ読んでみてください!

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男性が事務職への転職をするメリット

事務職へ転職するメリットを、男性目線で深掘りしていきたいと思います。

プライベートの時間を確保できる

さまざまな職種がある中で、残業が少なく自分のペースで働けるのが事務職です。

営業ならお客さんに振り回されたり急なアポが入ったりして、オンとオフを切り離せません。

またルーティンワークが多く、仕事に慣れれば自分の判断で仕事を進められるため、「今日はここまでで切り上げよう」などコントロールしやすいのもメリットです。

月末や年度末などは残業が発生することもありますが、事務職は定時で帰れることが多いです。

残業があっても10時間程度というケースが多く、「終電まで残業している」「仕事が終わらず休日出勤になる」ということもありません。

仕事がそこまで忙しくなく負担が少ない

事務の仕事は分担しやすく、1人に大きな負荷がかからないのも働きやすい理由のひとつです。

誰かが大きい仕事を抱えたとしてもお互いにサポートしやすく、結果として定年まで長く働き続けることができます。

近年はどの企業もIT化が進んでおり、これまで手作業でしていた処理もほとんどシステム化へ移行しました。その結果うっかりミスの軽減や労働時間の削減が成功し、より効率的に働ける環境になっています。

ストレスも比較的少ない

事務の仕事は、営業のようにノルマや目標を設定させることはありません。

与えられたことを決められた通りにやればいいので、慣れてくると頭を使わずに仕事ができます。

あなたの会社にも事務員はいると思いますが、怒られるのを見たことないという人が多いのではないでしょうか?

ミスさえしなければ上司に怒られることもなく、外周りや出張などの体力的なストレスとも無縁です。

また基本的には決まった人としか関わらないので、対人関係で悩みを抱えることもありません。

内向的な性格の人でも気楽に働けます。

男性が事務職への転職をするデメリット

次に、事務職へ転職した場合のデメリットを紹介します。

事務職の仕事を理解するためにも、しっかり把握しておきたいポイントです。

デスクワーク中心で社内交流が少ない

事務職はデスクワークが基本ですので、1日中座りっぱなしになります。

一緒に働く人も固定されますので、内向的な人にはいい環境ですが、社交的な人には物足りないかもしれません。

取引先や顧客とやり取りすることはありますが、メールや電話が基本です。

客先に出向いたり、名刺交換をしたりする機会はほとんどないでしょう。

仕事に慣れるまではいいですが、5年10年と働いても社内の人脈しか築けないのは、事務職のデメリットになります。

高収入が望めない

一般事務の平均年収は、手取りで200万〜400万円が相場です。

事務職は営業のように会社に利益をもたらす仕事ではなく、技術職のように専門的なスキルも必要としないため、高収入は期待できません。

また事務職を派遣社員で賄っている企業も多く、正社員の事務は転職市場で人気です。

高い年収を提示しなくても多くの応募があるため、今後も事務職の給与が上がることはないでしょう。

家族を背負っている男性にとっては、事務職に転職して収入が下がってしまうのは大きな痛手になります。

やりがいを感じにくい

営業のように成果が数字で現れることもなく、自分たちで何かを企画して実行するような仕事もありません。

顧客や取引先に喜ばれる機会も少ないので、仕事に慣れてくるのと同時にモチベーションが下がってしまいます。

毎日同じ業務の繰り返しで、「できて当たり前」と思われていることが多いです。

そのためミスがなくてもプラスの評価はされず、ミスをしたら減点されるというのが事務職の定めでもあります。

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事務職を目指している男性がアピールすべきポイント

事務職は女性が活躍できる仕事という認識が強いため、男性は自分の強みをしっかりとアピールすることが大切です。

事務職に活かせる資格を取得する

転職活動でアピールできる実用的な資格を紹介します。

  1. MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
  2. 日商簿記
  3. 秘書検定
  4. TOEIC

1. MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

マイクロソフトオフィスの、Word・Excel・PowerPoint・Access・Outlookのスキルを証明する資格です。

事務ではパソコンを使用した業務が90%近くを占めますので、即戦力をアピールすることができます。

2. 日商簿記

簿記を学ぶことで、数字を紐解く力を身につけることができます。

年間に約60万人が受験していることから、資格があれば企業に高く評価されるといっても過言ではないでしょう。

事務職は数字を扱う仕事が大半ですので、経理や会計職に関わらず持っておいて損はありません。

3. 秘書検定

秘書検定は社会人としてのマナーや礼儀が身につく資格で、秘書を目指していない人でも実務に活かすことができます。

歴史を重んじる財閥系企業や、年功序列の制度が残る大企業などへ転職する際に有利です。

4. TOEIC

近年では入社試験にTOEICを導入する企業も増えており、スコアが高いほど転職の幅が広がります。

TOEICの平均スコアは580点前後ですので、アピールするのであれば650点以上がマストです。

TOEICのスコアを履歴書に書く際は、平均より高い数字でないと意味がありませんので注意しましょう。

社会人スキルをアピールする

前職が事務でなかった場合でも、これまで積んできた経験やスキルは転職したあとも活かせるはずです。

営業であればコミュニケーションスキルや数字に対する姿勢がアピールできますし、顧客が何を求めているのかを見抜く力も備わっているでしょう。

パソコンスキルを身に付けておく

これまでの仕事でパソコンと縁がなかった方は、メールやワード、エクセルなどの基本操作を身につけておくことが重要です。

パソコンが触れないと、教育係はパソコンの操作まで指導しなくてはいけません。

そうなると仕事を教えるのに倍以上の時間がかかってしまうため、採用されにくくなってしまいます。

前職でパソコンを使用していない人は、先述したMOSの資格を取得して、スキルに問題がないことをアピールしましょう。

コミュニケーションスキルも大きなポイント

事務職は働く企業によって仕事内容がさまざまです。

法務事務なら契約書の作成やチェック、経理事務なら決算報告や経費精算、営業事務なら見積もりや請求書の作成・提出などと多岐に渡ります。

そこで大切になるのが、関係部署や顧客といい人間関係を構築するスキルです。

企業によってはマニュアルがなかったり、教育制度が整っていなかったりするので、自分の力で仕事を学んでいく積極性も必要になります。

事務職を目指している男性には経理と総務の事務がおすすめ

事務職には以下のような種類があり、どんな仕事をやりたいかによって選ぶ部類が異なります。

  1. 一般事務
  2. 営業事務
  3. 人事事務
  4. 総務事務
  5. 経理事務
  6. 貿易事務
  7. 学校事務

これらの中でも男性におすすめしたいのが「経理事務」と「総務事務」です。

経理事務は会社のお金に関わる事務

経理は「会社のお金を管理する」のが仕事です。

売上・仕入れ管理や給与の精算、税金の計算、決算書の作成が主な業務になっています。

経理としてベテランにまで上り詰めれば、経理部長や役員など大きくキャリアアップできる可能性があります。

一方で一般事務は、経験を重ねても収入アップや昇格はほとんど見込めません。

経営陣の意思決定をサポートするのも経理の役目で、社長や経営陣との距離も近く、数字から経営状態を読み解くスキルが求められます。

企業にとって経理は必須の仕事であり、「仕事がない」ということもありません。

身に付いた会計の知識は転職した先でも活かせるので、家族を養う立場にある男性におすすめの職種です。

事務職は未経験でも問題なし!向いている人の特徴も解説

総務事務は会社の幅広い業務を行う

総務は「社員が安心して働ける環境を整える」のが仕事です。

施設の設備管理や、パソコンや電話機などの機器管理、福利厚生や健康診断などの支援も法務事務の仕事になります。

総務を経験することで、組織を運営する能力や交渉力、さまざまな仕事を並行して行えるスケジュール管理能力も養われます。

活動自体は目立ちませんが、「人のサポートが好き」という人にぴったりの仕事です。

事務に転職する前に覚えておきたい3つのこと

事務職を目指す理由は人それぞれですが、以下の3つのことを把握して転職活動をはじめましょう。

事務職の年収は200万~300万

事務の年収は、ほかの職種と比べて低めです。

残業も少ないため残業代で稼ぐこともできませんし、営業職のようなインセンティブもありません。

また昇格や昇給のチャンスも少ないため、かなり優秀でないと出世や高収入は期待できないでしょう。

良くも悪くも単調な仕事が多い

事務の仕事はその日のタスクが決まっていることが多く、人によってはやりがいを感じられないことも少なくありません。

「目標がある方がモチベーションも上がる」という、自分にプレッシャーを与えることが好きな人には向いてない仕事です。

毎日の作業量もほとんど決まっていて、慣れてくると毎日が単調に感じられ、成長の機会も少なくなってしまいます。

外出がほとんどなくデスクワーク中心

客先に出ることはほとんどないので、一日中会社にいることになります。

体力的な負担は少ない分、座りっぱなしで腰痛や肩こりに悩まされる人も多いようです。

仕事が終わったらジョギングやストレッチをして、健康管理に気を付けておきましょう。

男性でも事務職へ転職が可能!

事務は女性の仕事ではなく、男性でも活躍することができます。

ただし「やりがいを感じられない」「低収入」などのデメリットがあるので、どうして事務職に就きたいかを自己分析して、後悔のない転職を行いましょう。

事務職として出世や高収入を目指したい場合は経理、人のサポートにやりがいを感じる人は総務を目指すのがおすすめです。

自分の強みやスキルを洗い出し、事務職への転職を成功させてください。