市場価値の高い人はどんな人?転職市場でニーズのある市場価値が高い人材になる方法

市場価値の高い人はどんな人?転職市場でニーズのある市場価値が高い人材になる方法

「終身雇用制度」の崩壊や、「新型コロナウイルス」による経済的な危機。

私たちは今、時代の局面を迎えています。

先行きが不透明な現代に転職市場で求められるものは、「市場価値の高い人材」であることに間違いありません。

どんな場所でもどんな人とでも、高い能力を発揮しながら働ける人材を企業は求めています。

  1. 私たちが目指すべき市場価値の高い人とはどんな人材か?
  2. 市場価値を高めるために必要なものとは何か?

本記事では、この2点を追求しながら、市場価値について詳しく解説していきたいと思います。

市場価値とは世間からみた価値のこと

「そもそも市場価値って何?」と疑問を持つ方もいるかもしれません。

転職における市場価値は、需要と供給のバランスによって成り立っています。

「需要」とは企業が求めるスキルや経験を指し、それを「供給」できる人が少ないほど市場価値が高い人材ということになります。

今の職場で能力を高く評価されていたとしても、他社からも同じような評価をされるとは限りません。

市場価値が高い人は、「数多くの企業に必要とされる人材」でなくてはならないのです。

市場価値が高い人はスキルと経験がある人

市場価値が高い人になるには、世間(他社)からみた価値が高いことが条件で、「希少な人材」として転職で優位なポジションに立つことができます。

市場価値は業界や特定の分野によって変わり、また時代とともに変化していくものです。

転職で優位に立つには、まず希望する業界や企業が求めているスキル・経験を理解しておくことが重要です。

そしてスキルと経験を身につけ、ベストなタイミングで自分を高く買ってくれる企業を見つける必要があります。

コロナ渦で激変する市場価値

新型コロナウイルスの脅威は、今だにとどまる所を知りません。

とくに飲食業界やサービス業に大きな企業ダメージを与え、転職を余儀なくされた人も少なくないでしょう。

その一方で、巣ごもりや外出自粛によってゲーム機が爆発的に売れており、2021年3月期決算で任天堂が過去最高益を記録しました。

今後もどのような経済状況になっていくのか先が見えず、私たちは不安な状況にさらされ続けることになるでしょう。

どんなに経歴がある人でもキャリアを失う可能性がある

「大企業だから安心」「終身雇用だから安心」という時代は終わりました。

安定していると言われていた大企業も、ボーナスカットやリストラにあう可能性が高くなっています。

今のポジションや企業のブランド力に甘えたままでいると、ある日突然キャリアを失ってしまうかもしれません。

いつ、何が起こっても対処できるよう、私たちは常に市場価値を高めることを意識しながら転職力を磨いておく必要があります。

完全な成果型企業が増えている

コロナ禍に対応するため、多くの企業がテレワークを導入し在宅勤務を促進しています。

テレビやWeb会議ツールの活用に伴い、コロナが収束した後もテレワークという働き方は浸透し続けるでしょう。

テレワークは通勤における労力と時間がカットできた反面、新しい課題も生まれており、その1つが「人事評価」です。

まじめな勤務態度や仕事に取り組む姿勢が上司にアピールしづらいという側面があり、また上司は部下の仕事の質や達成度合いをチェックできない状況になっています。

そうなると結果がすべてになってしまうため、完全な成果主義の企業が増え続けることが予測されます。

今まで「頑張っている人」を評価していた企業も、新しい評価制度が導入されるようになるでしょう。

市場価値が高い人材になるために求められる4つのスキル

市場価値を高めるには、若いうちからスキルを磨き経験を積んでいくことが大切です。

ここでは、「時代を問わずどの業界でも求められる4つのスキル」について解説します。

  1. コミュニケーション能力
  2. 理解力
  3. 自発的な発信力
  4. プランニング力

コミュニケーション能力

まず始めに、ビジネスにおいて重要とされているのが「コミュニケーション能力」です。

コミュニケーション能力は「他者との意思疎通を上手に図るための手段」であり、良好な人間関係を築くために必要不可欠です。

あらゆるシーンで能力を発揮できる人は、仕事を円滑に進められるだけじゃなく、目標達成や生産性の向上などの場面でも高く評価されます。

また「伝える力」と「聞く力」のスキルが高ければ、同じ職場、取引先、お客さまなど関わるすべての人に対して高い信頼関係を築いていけるでしょう。

理解力

理解力は物事の仕組みや状況を正しく判断し、行動するための重要な能力です。

理解力が低い人と仕事をすると、伝えた通りに業務を進めていなかったり、説明するのに時間がかかったりしたことはありませんか?

一方で、1から10まで説明しなくても、話の筋をすぐに理解してくれる人もいるでしょう。

理解力を高めるには、最低限の知識が必要不可欠です。仕事に関して言えば、業界で使われる言葉や仕組みを理解していないと、上司や取引先が話している内容の意味が理解できません。

また頭でわかったことを完全に自分のものにするには、アウトプットする機会を増やすことも重要になってきます。

自発的な発信力

発信力とは、自分が持つ情報や意見を外部に向けて「発信」する力のことです。

これだけを聞くと、自分の考えを多くの人に広める力をイメージしがちですが、発信する上でもっとも大切なことは「周囲にわかりやすく伝えること」です。

それに加えて、周囲の意見を聞きながら自分の意見を伝え、相手に理解してもらえることまでが発信力に含まれます。

発信力は「チームで働く力」の重要な要素のひとつで、経済産業省によって「人生100年時代の社会人基礎力」のひとつに位置づけられています。

プランニング力

プランニング力とは、設定した目標を達成するために「全体の方針」を定める能力を指します。

プランニング力がないままに仕事を進めると、目の前にあるタスクをとりあえずこなしていくような、無計画な進め方になってしまうのです。

グロービス経営大学院経営研究科研究科長の田久保善彦氏によると、プランニング力は「目標を俯瞰し、物事を円滑に運ぶための『全体の地図』を作成できる能力」だそう。

計画を進める上では、当初の計画を変更せざるを得ない場面に出くわすこともありますが、全体の地図を常に手元に置いておけば目標を見失うことはありません。

多少面倒な作業でも、入念な計画を立てたり準備をしたりしながら、周囲と目標のすり合わせをすることが重要です。

市場価値に関して理解しておきたいこと

ご自身の市場価値を知る上で大切なのが以下の2点です。

  1. 市場価値は相対評価
  2. 時代背景によって市場価値は変化していく

どのような意味なのかを詳しく解説します。

市場価値は相対評価

市場価値を図るには、あなたの能力を社外の人たちと相対比較する必要があります。

相対評価においては、仮に自分の目標を達成できなかった場合でも、周りがあなた以上に未達であれば評価が上がります。

一方で、目標を達成できた場合でも、周囲が同じように達成できれば相対的に評価が下がってしまうのです。

頑張っても評価されなかったり、力を尽くさなくても評価されたりするので、モチベーションの維持が難しい点を理解しておかなくてはいけません。

時代背景によって市場価値は変化していく

市場価値を考える上で念頭に置くべきことは、「市場価値は変化する」ということです。

現時点で市場価値が高い人材で合っても、3年後5年後にはどうなっているか分かりません。

しかし時代の変化を読み解き、いち早くキャッチできる人であれば、自分が目指すべき方向を素早く判断し行動できます。

また常に自分の市場価値を意識している人なら、転職市場で需要が増えるであろうスキルを周りよりも早く習得できる可能性が高いです。

自分の市場価値を計れるおすすめの自己分析ツール

最後に、あなたの市場価値を診断してくれるおすすめの自己分析ツールをご紹介します。

いずれも無料で活用できるので、転職を考えている人や今の職場に不満がある方は、ぜひ試してみてください。

ミイダス

ミイダス 自己診断

「ミイダス」はパーソナルキャリアが運営する転職アプリの診断ツールで、面倒な会員登録が不要です。

簡単なプロフィールと経歴を入力するだけで、「あなたの経験を求めている企業数」と「類似ユーザーオファー年収実績」が表示され、転職市場での価値を図ることができます。

18個の質問に回答するだけなので、所要時間は5分ほど。あなたの市場価値が高ければ、書類選考なしの面接確約オファーが届くかもしれません。

pasona career

パソナキャリア 自己診断

「pasona career」の診断ツールは、自分の適正年収が知りたい方や転職で年収アップさせたい人におすすめです。

6つほどの質問に回答すると、自分のスキルに見合った年収が把握でき、「転職すべきか」「今の職場で働き続けるか」が判断できます。

さらに会員登録に進むと、パソナキャリアが保有している企業からスカウトが受けられるのも嬉しいポイントです。

パソナキャリアを利用した人の約67%が年収アップに成功しており、適正年収を支払ってくれる企業に出会っています。

自分の市場価値を理解して悔いのない転職を!

コロナ禍により、私たちの働き方は大きく変わりました。これは今後も続いていくと予想され、誰もが市場価値を意識して高めていく必要があります。

これまで市場価値について考えたことがなかった人は、一度立ち止まって市場価値を測ってみてください。

「どうやったら年収が上がるんだろう?」
「転職しても年収を下げたくない」

このように悩んでいる人は、これからどんなスキルや経験を積んでいくべきかを、一定のタイミングでアップデートしていきましょう。

市場価値の判断がむずかしい人は、転職エージェントに相談してみるのもいい方法です。

プロの視点でどのくらいの市場価値があるのか、客観的なアドバイスを受けてみてください。