既卒浪人では就職できない?メリット・デメリットや就職留年との違いを比較して紹介!

既卒浪人では就職できない?メリット・デメリットや就職留年との違いを比較して紹介!

大学在学中に就職先が決まらず、「既卒浪人」になるべきか、「就職留年」するべきかで悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

ここでは双方のメリット・デメリットを紹介しながら、既卒浪人として就職を成功させる方法を詳しく解説しています。

この記事を読むことで、

  • 既卒浪人と就職留年のどちらが就職に有利なのか
  • 既卒浪人になったらどんな就活をしたらいいのか

この2点の問題が解決できます。

既卒浪人とは大学卒業後に就活をしている人のこと

既卒浪人は、別名「就活浪人」とも呼ばれ、大学を卒業したものの就職活動を続けている人を指します。

つまり既卒ということですが、学生でも社会人でもないため世間的には「フリーター」扱いされることが多いようです。

既卒と似ているポジションで、「第二新卒」という言葉を聞いたことがあると思います。

第二新卒は「新卒で入社して3年以内に離職した人」を指し、既卒との違いは「正社員としての経験の有無」です。

既卒浪人のメリット・デメリット

既卒浪人の意味が分かったところで、既卒浪人として就活をするメリットとデメリットをみていきたいと思います。

既卒浪人のメリット①:学費がかからない

就活がうまくいかずに留年すると、また1年間の学費がかかることになります。

10万、20万では済みませんから、家が裕福じゃないとできない選択です。

既卒浪人の場合は卒業しているので学費はかかりません。

実家暮らしであれば食費や生活費は親に頼っても、大きな出費にはならないでしょう。

既卒浪人のメリット②:就活に全ての時間を注げる

大学の最終学年では、取れていない単位の取得や卒業論文に追われ、就活に集中できない人も少なくありません。

しかし既卒浪人になれば、すべての時間を就活に注げます。

既卒浪人のデメリット①:新卒として就活できない

既卒浪人になるときの最大のデメリットは、「新卒カードが使えなくなること」です。

既卒になると応募できる企業が減り、書類選考の通過もむずかしくなります。

今は「既卒」や「第二新卒」を積極的に採用する企業も増えていますが、それは就活生に人気がない企業や業界に偏っています。

就活生に人気の金融業界や商社、メーカーなどは新卒で十分な人材を確保できるため、既卒浪人や第二新卒の採用には消極的といえるでしょう。

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既卒浪人のデメリット②:新卒で就活しなかったことを不信に思われる

面接では学校を卒業したあとの空白期間について、「どうして既卒になったのか?」「何をしていたのか?」を必ず聞かれます。

就活を真面目にしなかった人は言い訳をしても必ず見抜かれるので、自分の行動を反省していることを伝えましょう。

そして就活を成功させるためにどんな努力をしているのかをアピールして、ネガティブなイメージを払拭させることが肝心です。

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就職留年のメリット・デメリット

次に、学生を延長して就職留年した場合のメリットとデメリットを紹介します。

就職留年のメリット①:新卒として就活できる

就職留年のメリットは「新卒としてもう一度就活にチャレンジできる」、これに尽きます。

新卒のカードを2回使うことで、自分の希望する企業に入社できる確率がアップするのは間違いありません。

例えば銀行などは「未経験者は新卒しか採用しない」という点からも、新卒でいることの重要性が痛感できます。

また同期の友人から情報を得られるのもメリットのひとつ。

実際に働いている人の生の声を聞くことで、入社後のミスマッチが防げ、仕事選びの参考になります。

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就職留年のメリット②:大学生活を楽しめる

もう1年、学生として過ごせるのもメリットと言えます。

新しい友人ができたりコミュニティが広がったりするのも嬉しい一面です。

新しい友人から刺激を受けて、将来の目標が方向転換することもあるでしょう。

また時間も自由に使えますし、社会人として働くよりも楽しい時間が過ごせるのは間違いありません。

就職留年のデメリット①:社会人スタートが遅くなる

同期よりもスタートが1年遅いわけですから、仲間と集まっても話が合わなかったりして、置いてけぼりを食らった気持ちになるかもしれません。

また一度留年したことが癖になり、「あと1年、もう1年…」と、留年を繰り返す可能性も高くなります。

売り手市場の現代において就職留年しているということは、「何か問題があるのでは?」と思われ採用に至らないケースも多いようです。

就職留年のデメリット②:学費がかかる

やはり1番のデメリットはこれ、「学費がもう1年分かかること」です。

国立大なら50万、私立なら100万前後、私立の医学部や歯学部では300万以上かかることもあります。

家がものすごく裕福なら問題ありませんが、そうじゃない場合、親に頭をあげられませんよね。

また自分で学費を稼ぎながら生活するのも非常に厳しく、就活に集中できない可能性も出てきます。

既卒浪人の就活を成功させる4つの方法

最後に、既卒浪人になってしまった人が就活を成功させる方法を紹介します。

まずは学生時代の就活が上手くいかなかった理由を明確にし、反省することが大切です。

「在学中の就職活動の反省点」のランキングのトップ5をご覧ください。

  1. 自己分析が不十分だった … 45.8%
  2. 業界研究・企業研究が不十分だった …35.6%
  3. 面接対策が不十分だった … 34.7%
  4. 希望の職種や業界を絞り込みすぎた … 24.6%
  5. スタートが遅かった … 23.7%

これらの反省点に当てはまるところはありませんか?

失敗を克服すれば、既卒浪人でも内定を勝ち取ることは難しくありません!

就活の行動量を増やしたくさんの企業にエントリーする

ランキングの4位に「希望の職種や業界を絞り込みすぎた」とあるように、人気業界だけにアプローチしていた人も多いのではないでしょうか?

大手企業ばかりを受けていた人は、引き続き大手を狙いながらも3割は中小やベンチャー企業を受けてみるのもいいと思います。

業界を絞りすぎていた人は業界スライドや、同業界でも中堅どころに目を向けるといいでしょう。

「どうしても大手に入社したい!」という人は、倍率が低い業界を狙うと内定が出やすくなります。

とにかく活動量を減らさずに、選考をたくさん受けることが肝心です。

履歴書と面接対策を入念に行う

「面接対策が不十分だった」とあるように、面接官が納得する志望動機や入社への熱意が必要不可欠です。

また既卒になってしまった今、履歴書で足切りされないような工夫も重要になってきます。

面接では既卒になった理由を必ず聞かれるので、明確な理由や就職の目的を説明できるようにしておきましょう。

既卒の面接の流れと合格率があがる方法を紹介!万全の準備をして面接を突破しよう!

自己分析と企業研究は入念に

ランキングトップだったのが、「自己分析が不十分だった」の回答で45.8%でした。

自己分析を怠ってしまうと、自分の強みが活かせる仕事に気づかなかったり、向いていない仕事に入社してしまったりというミスマッチが起きてしまいます。

自分の得意分野や苦手分野を明確にすることで、聞き手を納得させる志望動機や自己アピールができるようになるのです。

自己分析を十分にしておけば、内定はもちろんのこと、入社したあと後悔してしまうリスクを抑えることができます。

「なぜ既卒浪人になったのか」理由を明確にしておく

今は売り手市場で既卒を採用する企業も多いですが、既卒浪人は採用選考に影響します。

内定をもらうには、「どうして既卒浪人になったのか」を面接官が納得できるよう説明しなくてはいけません。

また就活でどんな壁にぶつかったのか、既卒になった後は何を反省してどんな努力をしてきたのか、これらの要素を言語化して伝えられるようにしておきましょう。

就活エージェントを活用する

既卒浪人になった理由を言語化できない人や、既卒であることをフォローできるような応募書類が書けない人は、就活エージェントを活用してみるのがベストな方法です。

多くの求職者が転職サイトを活用していると思いますが、何千件もある求人を1件1件しっかりとチェックできているのでしょうか?

あなたが希望する仕事を見落としている可能性は否めません。

就活エージェントはあなたの要望を聞きながら、どんな仕事に向いているのかを判断して最適な企業を紹介してくれます。

企業情報に詳しいコンサルタントに出会えれば、ブラック企業を排除して「隠れホワイト企業」に入社することだって可能です。

既卒浪人の立ち位置を把握して就活を行おう!

既卒浪人でも就活の仕方が間違っていなければ、就活を成功させることができます。

「既卒だから」と諦めずに、視野を広げて行動量を増やしましょう。

今は既卒を積極的に採用する企業が増えていますから、選り好みをし過ぎなければ内定をもらうことは難しくありません。

どうしても入社したい企業からの内定がもらえない場合は、一旦別の企業へ入社して、経験を積んでから再チャレンジするのもいいでしょう。

まずは社会人としての経験を積むことが大切です。

1人での就活が不安な方は、就活エージェントを活用して、プロからのアドバイスを受けてみてください。

就活が上手くいかなかった本当の理由が見えてくるかもしれません。

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