【大卒向け】既卒でも公務員ってなれる?おすすめ予備校・スクール3選

【大卒向け】既卒でも公務員ってなれる?おすすめ予備校・スクール3選
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「既卒で公務員になるのは厳しいって本当?現実的に不利なの?」

「既卒から公務員になるには、何から始めるべき?」

といった既卒から公務員を目指そうと考えているそこのあなた。

既卒だと公務員に関する情報も収集しづらく、よく分からなくて不安ですよね。

結論から言うと、既卒からでも公務員になれます。

厳しいや不利などと言われることもありますが、公務員になれる見込みは十分にありますよ。

この記事では、以下の内容について説明します。

  • 既卒から公務員にはなれるのか?
  • 公務員試験の種類
  • 公務員の職種
  • 既卒から公務員を目指すための手順
  • 公務員を目指す際の注意点

既卒から公務員を目指している方・検討している方は必見の内容です。

既卒から公務員は厳しい・不利って本当?

新卒より既卒の方が公務員になるのが難しいと言われがちですが、そんなことはありません。

既卒でも問題なく、公務員にはなれます。

しかし既卒は新卒に比べると、年齢の関係から多少は不利です。

採用試験において、全く評価点が同じ方が2名いたとします。

2名の内、1人が既卒でもう一人が新卒なら、新卒の採用を優先することはあるでしょう。

多少は既卒の方が不利ですが、大きな差はありません。

既卒でも選考において、高い評価点を得ていれば、公務員になれます。

既卒でも国家公務員・地方公務員になれる

既卒でも、国家公務員や地方公務員を目指すことは可能。

採用試験の受験資格を満たしていれば、既卒でも受験できます。

ただし浪人や留年を経験した既卒の方は、年齢制限に引っかかるリスクも。

今の自分が受験資格を満たしているのかを確認しましょう。

公務員試験は大きく分けると3種類ある

公務員試験の種類は3種類

公務員試験の種類は大きく分けると、以下の3種類です

  • 国家公務員試験(総合職)
  • 国家公務員試験(一般職)
  • 地方公務員試験

合格難易度もおおよそは、上記の順になります。

国家公務員試験(一般職)と地方公務員は、受ける自治体・機関によって難易度が前後するでしょう。

国家公務員試験(総合職)

総合職試験は、公務員における最難関の試験。

「官僚」といういわゆる高学歴層が多く受ける試験です。

倍率は12倍前後。

受験者の合格率は、8%前後の難関試験です。

院卒向け・大卒向けそれぞれの方向けに試験が分類されています。

国の中心機関で大規模な政策の企画立案をするのが仕事。

大きい仕事を任されるので、やりがいを実感しやすいでしょう。

国家公務員試験(一般職)

一般職は、総合職の企画立案業務を支え、実行するのが仕事。

一般職試験は総合職試験に比べると、難易度は低いです。

しかし国家公務員なので、難関なのには変わりありません。

倍率は5倍前後。

合格率は21%前後なので、受験者の5人に1人が合格します。

院卒者向けの試験はなく、高卒や大卒者向けの試験が用意されています。

地方公務員試験

地方公務員は、県庁や市役所、役場などで働く公務員のこと。

地方公務員試験は、以下の3種類に分類されています。

  • 地方公務員上級(大学卒業者向け)
  • 地方公務員中級(短大卒業者向け)
  • 地方公務員初級(高校卒業者向け)

大学卒業後、就業経験のない既卒の方は、地方公務員上級や市役所上級を受けるのが一般的。

市全体や県全体の生活全般の管理を行うのが仕事です。

市役所や役場に就職すれば、転勤する必要がないのがメリット。

公務員の職種

公務員の職種は多岐に渡ります。

おおよその分類は、以下の表をご覧ください。

公務員の種類 職種 職種概要
国家公務員 総合職 中央省庁の幹部候補として、政策立案・予算編成などに携わる
一般職 事務処理等の定型的な業務に従事する
地方公務員 行政職 地方自治体に所属し地域の生活や産業に密着した業務を行う
技術職 土木や建築、機械などの技術的な観点から行政の運営を支える
公安職 地域の治安維持(社会の安全と平和を守る)を行うための警備や消防などを行う

各地方・自治体によって、募集している職種の定員や条件は違います。

既卒から公務員へのなり方・手順

既卒から公務員になるための手順は、以下の7つです。

  1. 志望する機関・役所を決める
  2. 志望する職種を決める
  3. 受験する採用試験を決める
  4. 採用試験の試験案内を確認する
  5. 試験内容を確認し対策すべき内容を確認する
  6. 筆記や面接・プレゼン・GD対策をする
  7. 申し込み期間内に応募して試験を受験する

手順①.志望する機関・役所を決める

初めに受ける機関や役所を決めましょう。

国家公務員を目指すのか、地方公務員を目指すのかを決めてください。

選考の日程が重複しなければ、各機関や自治体での併願受験もできます。

将来のキャリア・ライフプランも考えた上で決めましょう。

個人の事情で転勤できないのなら、転勤しなくてよい機関・役所を選ばなければなりません。

手順②.志望する職種を決める

働きたい職種を決めましょう。

公務員を目指す方でも、学んできた学問が違うはずです。

生かせる知識もあれば、学んだことのない分野の職種もあるでしょう。

理系なら技術職、文系なら行政職を受けるのが一般的ですよ。

手順③.受験する採用試験を決める

機関や自治体、職種を決めたら、採用試験をチェックしましょう。

受ける自治体によっては、あなたが志望している職種の採用試験を実施していない可能性もあります。

採用している人員で定員が満員の場合もあるのです。

年度や地方によっては、そもそも特定の職種の募集を行っていない可能性があります。

募集していない自治体のために、試験対策をしても無駄です。

手順④.採用試験の試験案内を確認する

「○○(機関・自治体名) ○○職 採用試験」とネットで検索してみましょう。

今年度の試験案内が公開されていない場合もあります。

公開されていない場合は、前年度の試験案内を参照しましょう。

自分が、受験資格があるのかをチェックしてください。

手順⑤.試験内容を確認し対策すべき内容を確認する

試験内容を確認し、対策すべき内容を確認しましょう。

  • 筆記試験
  • GD(グループディスカッション)
  • 小論文
  • 個人面接・集団面接

各機関・自治体によって違うので、採用試験案内で確認してください。

筆記試験で出題される科目・問題数も違います。

併願先も含めて、対策すべき範囲・注力すべき範囲を把握しておきましょう。

手順⑥.筆記や面接・プレゼン・GD対策をする

採用試験に向けての、対策をしましょう。

一次試験で筆記試験を行う自治体がほとんど。

二次試験では面接に加え、プレゼンやグループディスカッションを行う機関・自治体があります。

一次試験と二次試験の間は、1~2か月程度期間があることがほとんど。

二次試験対策は一次試験の受験後でもできます。

一次試験に突破することを優先に考えて、対策しましょう。

手順⑦.申し込み期間内に応募して試験を受験する

採用試験案内に記載されている受付期間に、受験申込をしましょう。

受験申込完了後、記載した住所に受験票が届きます。

受験票に記載されている持ち物を持参の上、一次試験に臨みましょう。

全ての選考を通過すると、見事内定となります。

既卒におすすめの公務員予備校・スクール3選

既卒におすすめの公務員予備校・スクールは、以下の3校です。

  • クレアール
  • 大栄
  • 資格の大原

クレアール

クレアール

クレアールは、資格指導歴53年のWeb通信専用スクール。

特徴は以下の通りです。

  • 1回1テーマを学ぶ「テーマ制講義」で効率的な学習が可能
  • 担任講師があなたの学習や進路に関する悩みをサポート
  • 問題集に収録された全問分の解説動画がある
  • インターネット配信の講義動画でいつでもどこでも学べる
  • 講義を音声ダウンロード可能なので、音声学習もできる
対応学歴 大卒程度、高卒程度、社会人経験者
対応職種 国家総合職、国家一般職、地方上級、地方初級、市役所、警察官、消防官、国立大学法人、保育士、栄養士など
オンライン受講 〇(WEB通信講座あり)

大栄

大栄

大栄は、通学とオンラインの2通りの方法で学べる資格スクール。

特徴は以下の通りです。

  • 年間約1000人の公務員最終合格実績
  • 二次試験対策が充実しており、受講満足度97%
  • 全国に約90校&オンライン対応可能なので、誰でも受講しやすい
  • 論作文対策や面接対策、自己分析もばっちり対策できる
対応学歴 大卒程度、高卒程度
対応職種 国家一般職、地方上級、地方初級、市役所、警察官、消防官、国立大学法人など
オンライン受講 〇(オンライン学習可能)

資格の大原

資格の大原

資格の大原は、教室通学・映像通学・通信講座の3タイプの受講スタイルで学べるスクール。

特徴は、以下の通りです。

  • 映像通学という校舎内の視聴ブースで学べる学習スタイルがある
  • 1.5年コースや2年コース、1年コースから学習ペースを選べる
  • 総合職・一般職・地方上級のそれぞれの対策コースが充実している
  • 「数的処理」「経済系科目」などの特定の科目のみの対策もできる
  • 既卒向けの「公務員合格コース」がある
対応学歴  大卒程度、高卒程度、社会人経験者
対応職種 行政職、公安職、国家専門職、国家総合職など
オンライン受講

公務員を目指す際の3つの注意点

公務員を目指す際の3つの注意点

公務員を目指そうと考えている方々は、以下の注意点も把握しておきましょう。

  • 公務員になると民間企業への転職が難しくなる
  • 仕事を頑張っても報われにくい
  • 受験シーズンが遅いので民間企業も受験しておこう

注意点を把握して入庁することで、ミスマッチを防ぎやすくなります。

公務員になると民間企業への転職が難しくなる

公務員になると、民間企業への転職が難しくなると言われています。

難しくなる理由は、以下のことが要因。

  • 業務内容が民間企業と違うので、転職できるスキルが身につかない
  • ビジネス思考(利益や売り上げ追求)が薄い
  • 仕事への意識や取り組み姿勢が低い

これらは、すべての公務員に通じるわけではありません。

あくまで一例です。

勤めている職種や機関によっては、役に立つこともあります。

「とりあえず、公務員になろう」といった安易な考えではならないようにしましょう。

安易な考えで公務員を目指すことは、おすすめしません。

仕事を頑張っても報われにくい

公務員の仕組み上、仕事を頑張っても報われにくいです。

民間企業のように、急速な昇給や出世は期待できません。

公務員は、年功序列の風潮が未だあります。

あなたが他の職員の2倍活躍しても、給与や昇格面への反映は微々たるものです。

頑張っても反映されないので、働くモチベーションを維持するのが難しい人もいます。

受験シーズンが遅いので民間企業も受験しておこう

公務員試験の受験シーズンは遅い自治体だと、10月あたりの場合も。

10月頃には、新卒採用の求人を出している企業は少なくなっています。

万が一、志望する自治体に落ちた場合、もう一年就職活動をしなければならない場合も。

そうならないためにも、民間企業の就職活動も併行して行うのがおすすめです。

まずは希望職種や機関・自治体を決めよう

公務員になる際の注意点も把握したうえで、目指したい方はまず受験先を決めましょう。

国家公務員と地方公務員のどちらを受けるのか、どこの機関・自治体を受けるのかリストアップしてください。

日程が重複していなければ、試験を併願して受けられます。

第一志望だけでなく、第五志望まで決めて、公務員になれるように頑張りましょう。

既卒の方は情報収集や勉強面で不安を抱える方も多いでしょう。

公務員予備校への入塾も検討して、勉強や対策を徹底して行ってください。

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気になる記事があれば、ぜひご覧ください。

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