不動産業界の転職に強いおすすめの転職サイト・エージェント22選｜選び方と転職成功のポイント

不動産業界の転職に特化したエージェントは数えきれないほど存在し、何を基準に選べばいいのか分からない方も多いでしょう。

転職を成功させるためには、ご自身の状況と目的に合わせたエージェント選びが大切です。

そこで今回は、「不動産業界の転職に強い」おすすめの転職エージェントを14社を紹介します。

エージェントの特徴やサービス内容を理解して活用することで、本来の転職目的を達成できるようになるでしょう。

記事の後半では、転職エージェントを最大限に活用するポイントや、エージェントをおすすめする理由についても解説していますので、転職を考えている方はぜひ読んでみてください。

【総合型】不動産業界への転職におすすめの転職サイト・エージェント12選

総合型の特徴は、「求人数が多い」ことと、「サポートが手厚い」ことの2点です。

そのため不動産業界の経験を活かして、他業種への転職を考えている方も利用しやすいでしょう。

また転職が初めての方、エージェントを利用したことがない方にもおすすめです。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは大手人材会社であるマイナビが運営しているエージェントサービスです。

様々な職種・業種の求人を抱えているのが特徴で、不動産業界の様々な職種を取り扱っているのが特徴です。

担当コンサルタントが常駐しており、転職に関する様々なサポートを受けられるのでミスマッチなどが起こるリスクも回避できます。

運営会社	株式会社マイナビ
対応エリア	全国
不動産業界の公開求人数（2023年3月時点）	-
利用料金	無料

マイナビエージェントの口コミ

\利用料は完全無料！/
マイナビエージェントに申し込む

ビズリーチ

ビズリーチはスカウト型の転職サイトで、登録された3,000人以上のヘッドハンターからスカウトが受けられるのが特徴です。

管理職や専門職、即戦力が活かせる求人が多いので、不動産業界での実績が豊富な方は登録をおすすめします。

「年収1,000万円以上の求人」が総求人の1/3を占めているのも魅力のひとつで、年収アップを目指したい方に最適です。

ただし他のエージェントと違い、一部のサービスが有料になっている点と、登録に審査がある点に注意してください。

運営会社	株式会社ビズリーチ
対応エリア	全国
不動産業界の公開求人数（2023年3月時点）	約2,000件
利用料金	一部有料

ビズリーチの口コミ

＼年収600万円以上の求人多数！／
ビズリーチに申込む

リクルートダイレクトスカウト

「リクルートダイレクトスカウト」は、リクルートが運営するハイクラス転職に特化した「ヘッドハンディング型」のエージェントです。

先ほど紹介したビズリーチと内容が似ていますが、リクルートダイレクトスカウトは利用料金が一切かからない点が異なります。

「高収入の案件を紹介してほしいけどお金はかけたくないな」という方は、リクルートダイレクトスカウトがおすすめです。

好条件の求人を受け身で待てるため、現職が忙しい方でも効率的に転職を進めることができるでしょう。

運営会社	株式会社リクルート
対応エリア	全国・海外
不動産業界の公開求人数（2023年3月時点）	約1,600件
利用料	無料

リクルートダイレクトスカウトの口コミ

＼年収800万円以上の求人多数！／
リクルートダイレクトスカウトに申込む

doda

人材サービス大手のdodaは、リクルートエージェントと並ぶ求人数が魅力の転職エージェントです。

ほかのエージェントと大きく異なる点が、「転職サイト」と「転職エージェント」の2つの機能を持っていることで、求職者の都合に合わせた使い方ができます。

自分で応募したい場合は転職サイトを、コンサルタントによるサポートを受けたいときはエージェントを利用しましょう。

dodaは不動産業界の求人を11,000件ほど取り扱っており、20代の若手層からミドル世代まで幅広い求職者に対応できるのが強みです。

運営会社	パーソナルキャリア株式会社
対応エリア	全国
不動産業界の公開求人数（2023年3月時点）	約40,000件
利用料	無料

dodaの口コミ

\掲載求人数10万件以上！/
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パソナキャリア

「パソナキャリア」は、人材派遣業で有名なパソナが運営する転職エージェントです。

豊富な求人数とコンサルタントによる熱心なサポートに定評があり、「担当者の当たり外れがない」「サポートが丁寧で提案力がある」など、利用者から高い評価を得ています。

オリコン顧客満足度調査でも「3年連続No. 1」に輝いており、転職初心者からハイクラス転職まで幅広い層に利用されているエージェントです。

不動産・建設業界の求人数は3,600件ほどで、特別多くはありません。しかし「女性の活躍推進」に力を入れている点や、「転職による年収アップ率67.1％」の実績から、幅広い方にメリットがあるでしょう。

運営会社	株式会社パソナ
対応エリア	全国
不動産業界の公開求人数（2023年3月時点）	約3,800件
利用料	無料

パソナキャリアの口コミ

＼転職者の3人に1人が年収アップ！／
パソナキャリアに申込む

JACリクルートメント

JACリクルートメントはハイクラス・ミドルクラス転職に特化している転職エージェントです。

高年収の求人をメインに取り扱っているので、JACリクルートメント経由で転職をすれば年収アップにつながります。

基本情報を登録しておくことにより、企業側からのスカウトをもらえるのもJACリクルートメントの魅力です。

30代～40代向けの求人が得に多いので、ミドル層の方はぜひ利用してみてくださいね。

運営会社	株式会社ジェイエイシーリクルートメント
対応エリア	全国
不動産業界の公開求人数（2023年3月時点）	約1,300件
利用料金	無料

JACリクルートメントの口コミ

＼転職支援実績43万人！／
JACリクルートメントに申込む

リクルートエージェント

業界最大手の求人数を誇るリクルートエージェントは、転職の実績・知名度ともにNo. 1のエージェントです。

不動産業界専門ではないにも関わらず、「不動産・建設業界」の公開求人を約20,000件、非公開求人を15,000件以上も保有しています。

豊富な選択肢から転職先を選びたい方、大手企業に転職したい方など、こだわりの条件がある求職者に最適なエージェントといえるでしょう。

またリクルート系は営業力が強いことでも知られており、年収や待遇などの条件交渉がすごいと評判です。

運営会社	株式会社リクルート
対応エリア	全国
不動産業界の公開求人数（2023年3月時点）	約4,000件
利用料金	無料

リクルートエージェントの口コミ

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、リクルートエージェントなど、数多のサービスを展開している株式会社リクルートが運営を務めている転職支援サービスです。

当サイトは、自分ペースで転職活動を行いたい方向けの転職サイトで、求人情報の検索・閲覧・応募まで、すべて自分のタイミングで行えます。

取り扱っている求人情報件数もトップクラスで、2023年3月現在、不動産関連の公開求人情報件数は、約1.4万件となっています。

また他サイトのように、転職アドバイザーからのアドバイスや求人の紹介などのサポートが受けられません。

もし、1人での活動に不安があるという方は、同社が行っているリクルートエージェントを併用利用するのが得策です。

運営会社	株式会社リクルート
対応エリア	全国
不動産業界の公開求人数 （2023年3月時点）	約14,347件
利用料金	無料

リクナビNEXTの口コミ

エン転職

エン転職は、先のリクナビNEXTやマイナビ転職など、業界トップクラスの求人数を誇る転職支援サービスです。

総合転職サイトの特色が強いエン転職は、ほぼすべての業種・職種を網羅し、職種別で求人情報の検索・閲覧・応募ができます。

2023年3月現在、不動産関連の求人件数は約300件弱と、今まで紹介してきた転職サービスの中では少ない方です。

しかし、取り扱っている求人情報の多くが、若手向けのモノから他サイトにはない独占求人であり、相応のスキルや実績があれば会社側からオファーが来ることもあります。

自分ペースで転職活動を行って行きたい方に、エン転職はおすすめです。

運営会社	エン・ジャパン株式会社
対応エリア	全国
不動産業界の公開求人数 （2023年3月時点）	約307件
利用料金	無料

エン転職の口コミ

資格de就職

資格de就職は、サイト名の通り、取得した資格が活かせる求人情報の検索・応募に特化した転職支援サービスです。

他サイトのように、職種で求人情報の検索ができる同時に、求職者が持つ資格を軸に求人情報を検索することも可能です。

不動産・建築関連の資格では、以下の14種から仕事が探せます。

• 宅地建物取引士
• 一級建築士
• 二級建築士
• 管理業務主任者
• マンション管理士
• 賃貸不動産経営管理士
• インテリアコーディネーター
• インテリアデザイナー
• 建築施工管理技士
• 土木施工管理技士
• 建設機械施工技士
• 管工事施工管理技士
• 造園施工管理技士
• 防火管理者

不動産業界の王道ともいえる資格「宅地建物取引士」を活かしたいと考えている方に資格de就職はおすすめです。

運営会社	株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ
対応エリア	全国
不動産業界の公開求人数（2023年3月時点）	約153件
利用料金	無料

資格de就職の口コミ

type転職エージェント

type転職エージェントは、株式会社キャリアデザインセンターが運営を務める転職支援サービスです。

リクルートエージェントやdoda、マイナビエージェントなど、数多の転職支援サービスに引けを取らない転職サポートを提供しています。

ただし開求人数が少なく、旧私欲者にとっては物足りないと感じるところがありますが、地域に特化した独占求人や手厚いサポートを提供しているほか、一般市場には出回っていない非公開求人の情報も有しています。

公開求人のみならず、レアな求人情報も見ながら転職活動を行いたい方におすすめです。

運営会社	株式会社キャリアデザインセンター
対応エリア	全国+海外
不動産業界の公開求人数 （2023年3月時点）	約281件
利用料金	無料

type転職エージェントの口コミ

就職Shop

就職Shopは、株式会社リクルート運営を務める若手・フリーター向けの対面型就職・転職支援サービスです。

対面型の転職支援を売りにしており、首都圏と関西県を中心に展開している店舗での面談を主としていますが、現在は感染防止策の一環で全店オンラインでの面談対応を取っています。

取り扱っている求人情報の多くは、書類選考なしで求人応募・面接に進めるので、すぐに就職したい方におすすめです。

また完全未経験者歓迎の求人情報が多いので、就職活動に自信が持てない方や未経験だけど、正社員として仕事がしたい方にもおすすめです。

運営会社	株式会社リクルート
対応エリア	関東圏・関西圏
不動産業界の公開求人数 （2023年3月時点）	非公開
利用料金	無料

就職Shopの口コミ

【不動産業界特化型】おすすめの転職サイト・転職エージェント10選

ここでは、不動産業界の転職に特化した7つの転職エージェントをご紹介します。

「特化型」はスキルや経験が活かせる求人が多いので、不動産業界経験者の方はぜひチェックしてください。

不動産キャリアエージェント

「不動産キャリアエージェント」は不動産業界を専門に扱っている転職エージェントです。

紹介できる職種が豊富で、賃貸管理から宅建事務、アセットマネージャーまで幅広くラインナップ。求人掲載数も多く、たくさんの選択肢から仕事を選びたい方におすすめです。

企業規模に関しては、従業員数が50〜300名の中小企業が52％を占め、300名以上の大企業が27％を占めます。

また年収600〜1000万円クラスの求人が半数もあるので、年収アップを希望する方は登録しておくべきエージェントといえるでしょう。

運営会社	スラッシュ株式会社
対応エリア	全国
公開求人数 （2023年3月時点）	26,400件以上
非公開求人数	非公開
利用料金	無料

不動産キャリアエージェントの口コミ

不動産career

不動産careerは全国各地の不動産求人を掲載している転職サイトで、未経験者を歓迎している求人も多く取り扱っています。

2022年8月時点で掲載している求人は32,000件以上！他の不動産転職サイトと比べても一線を画す求人数です。

様々な条件から求人検索ができるので、自分の探してる求人を見つけやすく使い勝手が良いのもポイント。

エージェントによる転職サポートも受けれられるので、初めて転職する人や仕事を続けながら転職している人にピッタリです。

運営会社	スラッシュ株式会社
対応エリア	全国
公開求人数 （2023年3月時点）	約32,000件
非公開求人数	非公開
利用料金	無料

不動産careerの口コミ

宅建jobエージェント

「宅建jobエージェント」は、不動産業界に精通したコンサルタントによる転職サポートが受けられる転職支援サービスです。

非公開求人を含む1,000件以上の求人の中から、あなたに最適な案件を洗い出し紹介してくれます。

宅建jobエージェントの特徴は、スマホでチャット風に転職相談ができる点です。通勤中や休み時間に気軽にやりとりができるため、現職を続けながらの転職もスムーズに進みます。

求人数は決して多くありませんが、知名度の高い上場企業や人気企業の転職実績があるので、どんな求人があるか確認する価値はありますよ。

また土日や祝日の相談も受け付けており、忙しい方や平日の活動が難しい方にもおすすめのエージェントです。

運営会社	株式会社ヘイフィールド
対応エリア	全国
公開求人数 （2023年3月時点）	1,000件以上
非公開求人数	非公開
利用料金	無料

宅建jobエージェントの口コミ

マイナビエージェント不動産

マイナビエージェントは20〜30代の若手をターゲットにした転職エージェントです。

中でも「マイナビエージェント不動産」では、不動産・建築業界に精通した専任のコンサルタントからサポートが受けられます。

マイナビエージェントは「コンサルタントが親身に相談に乗ってくれる」と評判なので、転職が初めての方にも向いているエージェントです。

マイナビだけに絞ると選択肢が少なくなってしまうので、本記事でおすすめしている他のエージェントと併用することをおすすめします。

運営会社	株式会社マイナビ
対応エリア	全国
利用料金	無料

マイナビエージェント不動産の口コミ

いえらぶ不動産転職

いえらぶ不動産転職はエントリー・選考・内定後まで不動産業界に特化しているキャリアアドバイザーから手厚いサポートを受けられる転職エージェントです。

利用者の適正や希望条件を考慮して最適な条件の求人を紹介してくれるので、自分から求人を探す手間を省けるのも魅力。

LINEでの連絡も可能なので、気軽に転職を進められるのもポイントです。

運営会社	株式会社いえらぶグループ
対応エリア	全国
公開求人数 （2023年3月時点）	4,041件
利用料金	無料
利用可能地域	全国

いえらぶ不動産転職の口コミ

不動産＆建設転職エージェント

「不動産＆建設転職エージェント」は、東証マザーズ上場企業であるリビン・テクノロジーズが運営する転職エージェントです。

同社は不動産・建築会社に特化したWebメディア「リビンマッチ」を運営しており、圧倒的な情報力で転職を有利に進めてくれます。

有資格者向けや業界未経験からチャレンジできる求人のほか、独占求人も取り扱っており、選考会数が少ない特別採用ルートに応募できるのがメリットです。

ただし求人数が少なめなので、求人数が豊富な「リクルートエージェント」や「doda」との併用をおすすめします。

運営会社	リビン・テクノロジーズ株式会社
対応エリア	全国
公開求人数 （2023年3月時点）	約750件
非公開求人数	非公開
利用料金	無料

不動産＆建設転職エージェントの口コミ

建設WALKER

「建設WALKER」は、不動産・建設業界を専門にした転職支援サービスです。

建築・管工事・土木などの建設求人に力を入れていて、「建設施工管理」や「設備施工管理」、「建設設計」の職種を多く取り扱っています。

建設WALKERの利用方法は2パターンで、エージェントを経由して応募するか、企業に直接応募するかが選べるのも特徴です。ご自身の実績や転職の経験回数などに合わせて、都合のいい方を選択しましょう。

運営会社は派遣事業も展開しており、派遣で探されている方も利用できます。

また新卒・既卒・第二新卒に向けた特集コーナーもあるので、20代の未経験者にもおすすめできるエージェントです。

運営会社	株式会社アクト・テクニカルサポート
対応エリア	全国、海外
公開求人数 （2023年3月時点）	約380件
非公開求人数	公開求人数に含む
利用料金	無料

不動産＆建設転職エージェントの口コミ

SFX Management

「SFX Management」は、不動産金融業界に特化した転職エージェントです。

不動産投資や不動産ファンド業界を中心に求人紹介を行っており、投資銀行、ファンド会社、REIT会社など、各企業とのコネクションによる非公開求人も抱えています。

大手の外資企業から、日本でビジネスをスタートさせた中小グローバル企業などの案件が多いので、語学力を活かして働きたい方にピッタリのエージェントです。

またご自身のレジュメを匿名で公開しておくと、興味を持った企業の採用担当者からオファーがもらえ、転職活動を効率的に進められます。

運営会社	SFX Management株式会社
対応エリア	全国、海外
公開求人数 （2023年3月時点）	非公開
非公開求人数 （2023年3月時点）	非公開
利用料金	無料

SFX Managementの口コミ

リアルエステートWORKS

リアルエステートWORKSは、株式会社BEYOND BORDERSが運営を務める不動産業界特化型の転職支援サービスです。

2023年3月現在、取り扱っている求人情報総件数は、4,500件を突破し、豊富な選択肢の中から自分の希望に適った求人情報を探せます。

また業界未経験者でも、不動産業界に転職ができるよう専任のキャリアアドバイザーが活動をサポートしてくれます。

運営会社	株式会社BEYOND BORDERS
対応エリア	全国
不動産業界の公開求人数 （2023年3月時点）	約4,549件
利用料金	無料

リアルエステートWORKSの口コミ

RSG Real-Estate Agent

RSG Real-Estate Agentは、株式会社RSGが運営を務める不動産業界特化型の転職支援サービスです。

会員登録の段階で実務経験や持ち前のスキル・資格を登録しておくと、求職者の実力に見合った求人情報を専任のコンサルタントから紹介してもらえる仲介サービスがあります。

実際にRSG Real-Estate Agentを利用して、年収アップに成功した実例があり、利用者満足とも90%以上と非常に高い評価を利用者から得ています。

不動産業界への転職に強いコンサルタントの力を借りながら、転職活動を行いたい方におすすめです。

運営会社	株式会社RSG
対応エリア	全国
不動産業界の公開求人数 （2023年3月時点）	約5,000件以上
利用料金	無料

RSG Real-Estate Agentの口コミ

不動産向け転職エージェントを選ぶ際にチェックすべきポイント

不動産業界に特化したエージェントや、幅広い業種を扱っている総合型エージェントをご紹介してきました。

あまりにも数が多くて、どのエージェントを選んだらいいのか悩んでいる方も少なくないでしょう。

この章では、あなたが何を基準に転職エージェントを選ぶべきかのポイントについて解説していきたいと思います。

• 掲載している求人数が多いか
• 不動産業界の中でどの業種に強いのか
• どの層の転職者をターゲットにしているか
• 担当コンサルタントの質が高いか

掲載している求人数が多いか

まずはどのくらいの求人数を確保しているかをチェックしましょう。選択肢は多ければ多いほど、理想の転職先を見つけられる確率が上がります。

しかし極秘プロジェクトや社内秘で進めている人事に関しては、非公開で募集しているケースが多く、各エージェントが保有している案件内容は登録してみないと分かりません。

おすすめは特化型エージェントを2社、総合型を1社、合計3つのエージェントに登録することです。

これ以上多くなると管理が大変ですが、2〜3社であれば問題ありません。

複数のエージェントを利用することで、たくさんの案件を比較・検討できるようになります。

不動産業界の中でどの業種に強いのか

不動産業界と一口にいっても、「開発」「流通」「管理」などさまざまな業種に分類されます。

また取り扱うものも、マンションや戸建て住宅から、商業施設、住宅設備と幅広く用意されており、仕事内容も大きく変わってきます。

やりたい仕事や業種が決まっているのであれば、どのエージェントがどの業種に強いのか知っておくと転職が有利です。

業種が絞られない方は、「自分が何を成し遂げたいか」について、複数のコンサルタントにアドバイスを受けてみるといいでしょう。

どの層の転職者をターゲットにしているか

転職エージェントによって、「中堅クラスに強い」「管理職やマネージャーポジションの案件が豊富」「未経験者歓迎の求人がメイン」など、ターゲット層が異なります。

スキルや実績がある人が「未経験者歓迎」の案件ばかりのエージェントに登録しても、希望に合う求人は見つかりにくいでしょう。

エージェントごとのターゲット層を理解して、登録する前にどんな求人があるか聞いてみるのもおすすめです。

不動産業界経験者で、同業界も含めたあらゆる業界で転職を検討している方は、特化型ではなく総合型エージェントに登録してください。

担当コンサルタントの質が高いか

各エージェントの公式サイトには、エージェント紹介のページが設けられていることが多いです。

どんなコンサルタントが担当してくれるのか、登録する前にチェックしておくことをおすすめします。

他業界を含めた転職を検討中の方なら、さまざまな業界の転職に携わってきたコンサルタントがいいでしょう。

また不動産業界一択であれば、不動産の知識に長けており、たくさんの転職を成功させてきたベテランのコンサルタントが最適です。

不動産への転職でエージェントを利用すべき3つの理由

転職活動は一人でもできますが、エージェントを利用した方が何かと便利で、メリットも豊富です。

ここでは、転職エージェントを利用すべき3つの理由を詳しく解説したいと思います。

• 独占求人を紹介してくれる
• 不動産業界を熟知しているコンサルタントからサポートが受けられる
• キャリアアップのチャンスがある

エージェントを活用したことがない方は、これらのメリットを理解することからはじめましょう。

独占求人を紹介してくれる

非公開求人とは、企業サイトや転職サイトなどで公開されていない求人情報のことです。

求人を非公開にする理由は医療機関や企業によってさまざまですが、以下のような要因がほとんどでしょう。

• 重要ポストの採用を社内秘で進めたいから
• 応募殺到による人事の業務効率の低下を避けるため
• 採用ルートを他者に知られたくないから

求人を非公開にしてエージェント経由で募集し、コンサルタントの目にかなった求職者だけを選考することで、採用担当者の手間を省くことができます。

また応募する側も、誰でもエントリーできる案件ではないので、必然的にライバルが少なく採用される確率がアップするというメリットがあります。

非公開求人を紹介してもらうことで、これまで出会えなかった求人が見つかる可能性も高くなるでしょう。

不動産業界を熟知しているコンサルタントからサポートが受けられる

転職エージェントは転職先を紹介するだけでなく、転職に関わるあらゆるサポートをしてくれます。

具体的には、「不動産営業としての経験はあるが開発の道に進みたい」「今の仕事は家庭との両立ができないので収入を落とさずに転職したい」などの悩みに対し、プロの視点から客観的なアドバイスがもらえます。

あなたが目指している道を通った先輩たちの事例をたくさん知っているので、転職先を決めるのに役立つはずです。

キャリアアップのチャンスがある

経営層や管理職などの重要なポジションは、一人で転職活動をしてもなかなか見つかりません。このようなハイクラス案件は水面下で人事が進むので、エージェント経由でないと応募できない案件が多いからです。

これまでのキャリアを活かして年収アップやキャリアアップを目指している方は、ハイクラス求人に特化したエージェントに登録してみましょう。

非公開求人の中には、これまで出会ったことのない「好条件」「高待遇」の企業がたくさん掲載されています。

不動産業界への転職を成功させるための秘訣

不動産業界への転職を成功させるには、3つの秘訣があります。

• なぜ不動産業界に転職するのかを明確にする
• 不動産業界の業務に活かせる資格を取得する
• 自分の適正に合った職種を理解する

では、それぞれの内容を詳しく解説していきます。

なぜ不動産業界に転職するのかを明確にする

未経験からの転職の場合は、「どうして不動産業界を選んだのか」について、面接で必ず質問されます。

その質問に対し明確に答えられるよう、自己分析してみましょう。

不動産業界の特徴は、他業種と比べて商品の単価が非常に高く、顧客への気配りやフォローがさりげなくできる高いコミュニケーション能力が求められます。

また商談成立までには長期間を要するので、忍耐力や持続力も必要です。

自分にはどのような強みがあり、どんな貢献ができるか、しっかりと考えてから転職に挑むようにしましょう。

不動産業界の業務に活かせる資格を取得する

不動産業界に活かせる資格は豊富にあり、中でも国家資格である「宅地建物取引士」がおすすめです。

宅建の資格があるとほどんどの企業で優遇されるので、転職前に資格を取得しておくといいでしょう。

そのほかにも、不動産業界に活かせる資格は以下のようにたくさんあります。

• 不動産コンサルティング技能士
• FP（ファイナンシャルプランナー）関連
• 司法書士
• 任意売却取扱主任者（任売マイスター）
• マンション管理士
• 建築士
• 不動産鑑定士
• 地質調査技士
• ビル経営管理士
• インテリアコーディネーター

やりたい職種が決まっていれば、転職に有利な資格を取得しておくことをおすすめします。

自分の適正に合った職種を理解する

不動産業界にはさまざまな職種があるので、ご自身の適正にあった職種を見抜き、その仕事に就くことが非常に大切です。

自分に合わない仕事に就いてしまうと、長続きせずに転職を繰り返してしまうので注意しましょう。

職種を選ぶポイントは、「将来どうなっていたいか」をしっかりと考えることです。さらにその職種に就くための努力を怠らないことも重要になってきます。

不動産業界に転職するメリット

不動産業界で働く場合、他の業界にはない様々なメリットがあります。

具体的なメリットについて紹介していきます。

• 若い年齢で裁量のある仕事を任される
• 仕事の成果が給与に反映される

若い年齢で裁量のある仕事を任される

不動産業界は仕事量が多いので、上司のサポートもそこそこに一通りの仕事を覚えたらどんどん責任のある仕事を任されます。

他の業界にはなく、不動産業界ならではの魅力であり、仕事のやりがいを感じやすいのが魅力です。

独り立ちして裁量を持って仕事をしたい！と考えている人にピッタリの業界と言えます。

仕事の成果が給与に反映される

不動産業界は仕事の成果を上げた分だけの報酬をもらえる歩合制の企業が多い傾向があります。

歩合制の場合は自分の仕事の成果が給与に反映されるので、頑張れば同年代・職場の先輩よりも高い年収を得られます。

自分の頑張りが給与として反映されれば、やりがいにもつながるので高いモチベーションで仕事をこなせます。

不動産業界に転職するデメリット

様々なメリットのある不動産業界ですが、仕事をする上でのデメリットがあるのも事実です。

あらかじめデメリットを理解しておかないと、働き始めてから「思ったのと違う...。」とミスマッチにつながることも。

そこでここから不動産業界で働くデメリットについて紹介していきます。

• 業務量が多くて忙しい
• 体育会系の雰囲気がある

業務量が多くて忙しい

不動産業界は時期に関わらず基本的に多忙です。

クライアントの都合に合わせたり、日夜問わずに働かなければならなかったりと、労働時間も長い傾向があります。

そのため、プライベートを重視できる仕事がしたいと考えている人にはあまり向いていません。

体育会系の雰囲気がある

不動産業界は他の業界と比べて、かなり体育会の雰囲気が強い業界の一つです。

ノルマ・社内競争がある企業も多く、精神的・身体的にタフな人でなければ務まらないことも十分に考えられます。

高い目標をもって仕事をしたい人には向いていますが、のんびりと責任を感じずに仕事をしたい人には不向きです。

不動産業界への転職でよくある質問

最後に不動産業界への転職について寄せられる、代表的な質問を紹介したいと思います。

業界未経験でも不動産業界へ転職できますか？

未経験からの転職は可能ですが、35歳からの転職は厳しくなります。また職種によっても受け入れ方が変わり、営業職の場合は35歳以上でもチャレンジしやすいでしょう。

一般的に未経験から異業種への転職は、29歳までが有利といわれています。不動産業界への転職を検討されている方は、できるだけ早い段階で活動をスタートさせましょう。

不動産業界に転職する際の志望動機を書く秘訣とは？

志望動機で大切なのは、以下の2点です。

• どうして不動産業界を志望するのか
• どうしてその企業を選んだのか

まずは不動産業界に関心を持った理由を深掘りして、エピソードを盛り込んだ志望動機を考えましょう。

さらに入念な企業研究をして、自分のこれまでの経験がどう企業に貢献できるかを深掘りしてみることが大切です。

不動産業界には何種類の職種がありますか？

不動産業界は大きく4つに分類されます。

• 売買
• 仲介
• 管理
• 賃貸

さらにその中で、営業や企画、仕入れ、事務などと分類されます。

同じ営業でも業種によって仕事内容は大きく変わり、数万〜数十万の物件を紹介する「賃貸仲介」、数百万〜数億の「居住用売買仲介」、ワンルームからビル一棟までを扱う「投資売買営業」などがあります。

不動産業界で使える資格は？

不動産業界に転職を考えているなら、以下の資格を取得するのがおすすめです。

• 宅地建物取引士
• 不動産コンサルティング技能士
• ファイナンシャルプランナー

中でも「宅地建物取引士」は、業界で仕事をしていく上では必須の資格です。

この資格を持っているか否かで、仕事のふり幅が大きく変わってくるで、不動産業界への転職を志望しているなら、取得に向け勉強しておきましょう。

不動産販売と不動産仲介の違いは？

不動産販売は、所有する不動産を顧客に販売している会社を指します。

一方、不動産仲介は、不動産の売買を行っている会社と購入を検討している顧客を結びつける会社を指します。

自分にあった転職エージェントを見つけて不動産への転職を成功させよう

不動産業界への転職におすすめの転職エージェントをご紹介しました。

キャリアアップを目指すのであれば、「高収入」や「管理職」の求人が多いエージェントを選ぶのがおすすめです。

また未経験からのチャレンジは、「未経験歓迎」の求人が多く、サポート力に優れたエージェントを選びましょう。

危険なのは「有名だから…」「友人が利用したから…」という曖昧な理由で選ぶことで、本来の目的を叶えられない可能性も高くなってしまいます。

自分に合ったエージェントを見つけて、コンサルタントに的確なアドバイスをもらいながら転職活動を進めていきましょう。